今年も羽黒山の蝋梅


神社下まで車で登ってお参り

 毎年、羽黒山の蝋梅が見頃になると家内と出かけている。

 今年も蝋梅の甘い香りを楽しみ、これもまた恒例になりつつある茶屋でのうどん。

 未だ寒い日々が続くが、蝋梅の黄色い花を見ると、春の訪れが近づいてきていることを感じる散策であった。


杉木立の階段を登り・・・


本殿へ


羽黒山といえば梵天



去年無かったような


山頂へ向かう


展望地まではたまに来ているが、山頂踏むのは久しぶりかな


展望地から定番の男体山ファミリー


女峰山はお隠れに 赤薙山は景色が良さそうだな


富士山がここまで奇麗に見えるのは冬場ならでは


さて、今年の蝋梅は如何に



青空と蝋梅


小春日和のもと、蝋梅を楽しむ人々





今年も羽黒山荘で食事



南側眺望を見ながら食事が出来る座敷


蝋梅のかぐわしさを楽しんだ後の柚子の香り 毎年いただくのは山菜うどん


家内はかき揚げうどんを頼んだ


帰路に寄り道して「宇都宮アルプスの森 京屋茶舗」さんへ



暖炉のある店内


アルコールランプの灯も暖かい


若い女性受けするお洒落な雰囲気 東京方面ナンバーの車も多い


味わい深いブレンドコーヒー、スコーンも美味しかった

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/37468547
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7741672.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
・AF-S DX NIKKOR 35mm 1:1.8 + FTZⅡ
・iPhone 13 Pro Max

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赤面山を越えて前岳まで


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

赤面山の過去の記事
    2015年02月21日  無風快晴、山頂までノートレース 会心の赤面山

 昨年、マウントジーンズ那須スキー場の営業終了に伴いゴンドラも廃止された。

 スキー客のみならず、登山者にもゴンドラを開放していたので、少しでも楽をして冬の三本槍に登りたい自分としては痛い出来事だ。雪の”中の大倉尾根”を三本槍に向かうと、パノラマビューから壮大な那須のピーク群を眺めながら登る事が出来る素晴らしいルートだ。ゴンドラ無き今、多少苦労してでもということになると北温泉から、あるいはバリエーションルートで自力で登っていくしかないが、標高差1000m超えというのは雪山となると雪面コンディションによってはなかなか大変な行程となる。

 北温泉からのルートは一旦置いておき、好天気予報の当日、同じ那須でも少し楽が出来る近場の赤面山を目指した。

 赤面山は2000年に廃業した白河高原スキー場のゲレンデ跡を登山ルートの一部としており、雪山初心者や自分のように体力に劣る者にもくみしやすい山だ。夏場は遮るものが少ない為、日差しで消耗するのは間違いなく、暑さに弱い自分としては冬限定の山でもある。
 10年前にやはり積雪期に一度登っている。その時はまだ現役だったので休日登山であったが、早発ちしてゲレンデ一番乗りだった。前日までのトレースも失われている最高のコンディションのなか、山頂までトップをキープしてトレースを付け続けることが出来た気持ちの良い山行だった。

 さて、今日のコンディションは如何に。駐車地から山を眺めてアイゼンは不要と判断した。チェーンスパイクを履き、スノーシューは背負ってスタートする。ここ数日目立った降雪もなかったようでトレースはふんだんに残っていた。新しいトレースを付ける喜びはなかったが、その分雪は締まっていてとても歩きやすい。

 本日の先行者は二名。真新しい足跡を追っていくと踏み抜きも皆無で快適そのもの。ここまで楽だと、無雪の登山道で段差の足運びで疲労するよりも遥かに楽なのではと思ってしまうほどだ。


 最近登山をする時に何か一つ忘れ物をすることがある。流石に致命傷になるような登山靴などは無いが、汗を拭く手ぬぐいや食後の楽しみであるコーヒーのドリップパックなど。一番痛かったのは昼食用の水(飲料水はあった)を忘れ、カップラーメンとコーヒーがお預けになった事だった。行動食で回避したが、その時の山行は一部が欠けたようなほろ苦い思い出である。

 今回も一つ忘れ物をした。

 山行前の晩に荷物は玄関に揃え、登山靴などは車に積んでおく。カメラはザックの脇と決まっているのだが、今回に限って少し離れたところに置いていたのが仇になったようだ。高速に乗った頃、はたと気づいたがすでに時遅しである。そんなわけで今日の写真はスマホでの撮影となった。


白河高原スキー場跡地よりスタート 赤面山は右手奥で、山頂はここから見えない


ゲレンデ跡を緩やかに登っていく 青空がまぶしい


高度を上げると背面にひときわ高く白い安達太良山

 リフト二本分を登るとすでに標高を400mほど稼いでいる。終点で休憩をしていると、まだワイヤーにぶら下がっているシートが今にも動きそうな佇まいだ。四半世紀の時が停まっているようにも見えた。
 ここに登山口の道標があり、どこか華やいだ雰囲気が残っていたスキー場の痕跡に別れを告げていよいよ登山道へ入っていく。


既に400m以上登り、標高1500mに登山口の道標あり ここでスキー場から離れる


トレースは豊富で締まった雪が歩きやすい ツボ足でもOKレベルだ


美しい笹のシルエット


男前の朝日岳

 夏道を歩いたことが無かったので、前回は山頂を目指して直線ルートをとった。山頂付近はスノーシューでも踏み抜き多発で大変だったが、今回のトレースは夏道に忠実。山頂の北側に回り込むルートで楽に山頂に到達した。


そして山頂到着


今日はこの先まで歩く といっても眼前に大きくたちはだかるスダレ山までは無理


旭岳(赤崩山)と大白森山と鎌房山


肉眼ではよく見えたがスマホではこれが限界か


今日のゴールは前岳 標高差60mを降りて60m登り返して前岳まで どんな景色が見えるのだろう

 前岳に向けて降下する。岩が所々露出している斜面はやがて深雪になっていった。この先、無雪期なら三本槍に至る縦走路となるが、途中のスダレ山に至る夏道は急斜面のトラバース区間が滑落や雪崩の可能性もあり危険ゾーンとなる。積雪期は眼前のスダレ山への直登も考えられるが、楽に登れるとは思えない。そんな理由で今の時期こちらに来る登山者は少ないようでトレースもほぼ無い。だが、前岳までは穏やかな斜面が続き、安全登山を目指す高齢者としては丁度良いゴールであろう。
 赤面山と前岳はほぼ同じ標高、そして直線距離にして730mしか離れていない。見える景色がさほど違うこともあるまいとは思うが、百聞は一見に如かずである。


鞍部まで降りた 古いトレース痕を雪が覆っておりたまに踏み抜き チェーンスパイクを脱いでスノーシューに履き替える


いい塩梅に盛られているね☺️


スダレ山に登り詰めるお隣の中の大倉尾根 壮大な眺望に囲まれて一歩一歩進んでいく


場所によっては沈むがご覧の通り締まっている区間がほとんど 奇麗な雪面を刻んでいく


前岳へのビクトリーロードはうさぎトレースがお出迎え


前岳山頂から見るスダレ山はなかなか迫力あり


三本槍は左奥に隠れてしまっている 右に目をやるとポツンと須立山


そして甲子旭岳の山体と白さが異彩を放つ


磐梯山と猪苗代湖も肉眼でははっきり見えたのだが、うーーん、つくづくカメラを忘れたのが残念😣

 北側の空は快晴。気温が高いせいか、残念ながら空気の澄み具合が今一つ。肉眼では案外よく見えたがこうして撮れた写真は今一つだ。かたや、南からはガスが去来し、先ほどまで居た赤面山でさえも覆われては現れてとせわしない。


直線で730mしかないのに遠く感じる赤面山


コルから赤面山へ登り返す 山頂がガスに見え隠れ


岩にもエビの尻尾


カップラーメンの後、コーヒーを飲んでいたら濃いガスに包まれた


ガスはかかったり晴れたりで目まぐるし


山頂に別れを告げて下山


林を抜け


美しいシルエットを愉しみながら


徐々に下界が近づいてくる


相変わらず去来する雲もまた美しい色彩を見せてくれる


ヒップそりを持ってくればよかったなぁ🎿


熊棚マンション 間違えて他人(熊)の保管品を失敬したりしないのかなぁ🤣
・・・ と、思いきや、これはヤドリギであるというご指摘をいただきました。誤認情報、お詫びいたします。


廃屋レストハウスまでくれば下山もおしまい


スキー場の看板が寂しいね


日当たりの良い周辺の積雪状況はこんな感じ
先に進んで栃木県境付近の日陰はガッツリ圧雪だが、その先はよく除雪されていた

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/37399711
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撮影使用機材
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赤薙山から八平ヶ原


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
-当ルートには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合はご注意ください。-

赤薙山の過去の記事
    2024年02月13日  リベンジ山行
    2024年02月08日  赤薙山 ちょっと残念
    2017年03月05日  残雪の霧降高原を行く
    2012年02月19日  赤薙山
    2010年08月29日  女峰山を目指して
    2009年05月09日  快晴の赤薙山と丸山
    2008年09月13日  久々の山行にグロッキー
関連山行
    2015年02月28日  丸山から八平ヶ原へ

 赤薙山。

 麓から見える男体山と女峰山からなる日光ファミリーの片隅に控えめに鎮座するその山は、中高年ハイカーにとって無理なく楽しめる山である。
 積雪期に女峰山まで歩くというのはロマンあるも、やはりリスキーな山行となってしまう。雪を愉しむ赤薙山ハイクが丁度良い案配なのだ。

 以前から赤薙山スノーハイクはたびたび行ってきたが、最近のデフォルトルートは霧降高原から赤薙山をピストンした後に焼石金剛から登山道を外す。ノートレースのバージンスノーを楽しんだ後は夏道に合流して丸山へ登頂。下山は冬場は通る者の少ない北側の八平ヶ原へ降下する。この山域はこれ以外のバリエーションは組みようがない為、自分の中では定型化しつつある。

 霧降高原にある天空回廊のコアともいえる1445段の階段は、本来ニッコウキスゲを鑑賞するための天空回廊へアクセスするためのものとして作られた。最近は階段の頂部から日の出の写真を撮影しSNSにアップするのが若者の間で流行っているらしく、早朝はこの地に似つかわしくない若者達で賑わっているのだ。

 若者たちに注目されるのは地元が活性化されて良いのだが、片やタバコやゴミのポイ捨てが増えているようで問題になっている。ただ、いくら階段があるとはいえそれなりの標高にあるため自然環境は厳しい。冬場は凍結した雪もあるためダイレクトに危険も伴う。そもそもやってくる車のタイヤがノーマルであったり、街中で履いている靴のまま、秋口の肌寒い時期なども肌を露出しているような格好でやって来るのだから、登山者目線では危なかっしくてしょうがない。決して年寄りの愚痴ではないと思うのだが。今回も階段を尻もちで滑り落ちてくる若者に出会った。場合によっては笑いごとで済まされない怪我に繋がらないかと見ていてハラハラさせられた。


レストハウス前から1445段の階段スタート


天気よいね!


以前はよくゲレンデを登ったけど最近は体力不足でパス
高齢者は隙あらば楽をするものなのだ😁


いつも撮るこの構図


思わず手を合わせる日本一の山 また春になったらデカいの見に行くよ

 階段を登り終えて少し先に進むと小丸山の山頂となる。足跡を見ると若者たちもここまでは来ている感じがするが、こことて立派な登山ルートだ。しかし、階段や道路などのインフラが整備されるとかくも自然が身近になり、半面予期せぬ自然破壊に繋がり得ることを示唆しているように思える。幸いにして小丸山にはまだその兆候は無いが、階段途中のポイ捨てに危機感を感じるのだ。
 幸いにして、1445段の階段を登るという行為は我々登山者であれば造作もないことだが、一般的な人たちならば足腰の丈夫な人や元気の良い若者に限られるというのが救いかもしれない。

 この先はようやく登山者の領域となる。雪面の状態は至って良好。直近の登山者トレースは新雪に覆われている。良い雰囲気の中、本日の一番トレースを刻んだ。


階段を登り切った小丸山にて第一部終了 ここからが登山となる


丸山 後で行くからね😊


夏道上に付いたトレースも新雪が覆う


北の方角は雪雲に覆われていて寒々しい


弓の手痩せ尾根が近づいてきた
こちらは日陰だが奥社跡と2209mPは神々しく日差しを受けていた

 焼石金剛近くまでくると気温も一段と下がりパウダースノーとまではいかないが、かなり上質だ。スノーシューに最適な10cm程度の沈み込み。たまに深く潜り込んで足を取られるのも楽しさのうちだ。これ以上の深さで登りだと一気に苦痛になるので自分が歩ける雪山のレンジは案外狭いのだろう。


もう完全にノートレース スノーシューが良い仕事をしてくれる


弓の手尾根 左に落ちると助からない 右は落ちても樹林で停まるからギリギリを行こう


こんな感じで歩いた(下山時に交差二名、帰りは踏み跡が大きくなっていて安心)


ラストパートの黒木の森は夏道を追わず稜線沿いを追うも結構な深雪
斜度もあるのでたまらずスノーシューのヒールリフターを出した


そして山頂到着!小丸山で広がっていた青空は、流れてきた雪雲で覆われつつある



男体山と黒岩方面もすっかり雪雲に覆われている


それでも、いつ見ても迫力あるよね


シーズン通して絶対立ち入れない領域


でも、あちらの尾根は途中までなら登ってみたいといつも思うのだ


山頂から西の肩まで進み奥社跡にご挨拶
いやいや積雪期はとうてい行ける気がしないね💦


視線を東に振ると・・・


山深き連なり 奥が県境あたりかな


樹林の向こうの高原山と下界、下山途中のこの構図もいつも撮ってしまう


いつものように焼石金剛から登山道を外れて丸山へ向かう
BCのシュプールも無いので本当のノートレースだ

 丸山へのストレートルートはいつも快適。時によってはバックカントリースキーヤーのシュプールが残っていることがあるが、今回は完全なノートレース。どこを歩いても自分の足跡だけが残る。適度に沈む柔らかな雪。スノーシューの醍醐味だ。赤薙山直下で交差した後続女性もこのルートで丸山を目指すと言っていたが、彼女もまた愉しんで降りていったに違いない。


雪質最高!


所々に小さな丸いものが写っているがこれは降っている雪


ここを左に折れて夏道に向けて降下する


こちらか見ると実に”丸”山


夏道の登りにひと汗かいて丸山へ到着! ベンチが乾いていたのでそこで食事休憩をした


これもいつも撮る構図💦 赤薙山と奥社跡と2209mP いつ見てもカッコイイなぁ


ゴジラの背中、古賀志山 右手に目を移せば鶏鳴山や奥に鹿沼の山が続く


左から塩谷の石尊山塊、真ん中は羽黒山
その右手に宇都宮アルプス(篠井富家連峰)が続く


さて、八平ヶ原の下降開始 夏道は危険なので尾根キープで行く


深雪に足を取られながらもあと半分くらいかな

 八平ヶ原への降下は尾根芯さえ外さなければ比較的安全だが、ここを使うハイカーが少ないのでとにかく雪は深く柔らかい。下山だから、滑らないようにセーブして時折木に掴まりながら行けばよい。だが、ここを登りに使うとすれば深雪に足を取られて数人でラッセルしなければ到底登れるものでは無いだろう。


いやはや、この区間はいつも大変だけど、今年も無事降りることが出来た


一旦外したスノーシューも最終盤でまた踏み抜くようになったので再装着


ゴール!歩いたピークが見えていて達成感あるね 今日も良き日であった

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/37250411
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7703463.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
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今年の桝形山散策


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-当ルートには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合はご注意ください。-

桝形山の過去の記事
    2024年02月17日  桝形山、雪少なし
    2021年01月13日  桝形山2021
    2017年01月28日  八方ヶ原散策
    2016年02月07日  桝形山周辺散策
    2013年02月17日  今年の桝形山
    2012年03月03日  再訪、雪の枡形山
    2011年05月04日  八方ヶ原のアカヤシオ
    2011年02月13日  リベンジ、桝形山
関連山行
    2011年01月30日  八方ヶ原雪原散策

 積雪期になると思い出す桝形山。今年は如何に。

 県道56号線が山間部にさしかかるあたりからの道路状況で、八方ヶ原の積雪のおおよそが推し量れる。しかし、車を進めてみても道路わきに僅かに残る雪を見るのみ。

 山の駅たかはらの駐車場から先、八方湖方面へ伸びる林道にさしかかるとようやく圧雪状態となった。しかし、雪道走破能力の極めて低い我がシャトルでもなんとか走行出来るようなコンディションで、結局昨年と同じ場所まで車を進めることが出来た。

 いざ、車から降りてみるとガリガリにクラスタした雪面。最後に降雪があってから気温上昇もしくは軽く降雨があったようだ。簡単に沈まないので歩きやすいのだが、スノーフィールドを歩く楽しさには少しほど遠い感触だ。

 今日は諦めてこのまま帰ってしまうかなと、ひと時迷う。だが何事も一期一会。雪が殆ど無かった去年に比べればまだまだましな感じもする。まぁとにかく歩いてみようか。もし興が乗らなければ早々に戻ればよいだろう。

 林道の上は真新しいタイヤ跡もありツボ足でもまったく問題なさそう。チェーンスパイクを履けば林道を外して山内に入ってもほとんど問題の無いレベルだが、あいにく今日はスノーシューしか持ってこなかった。背負うのも重いのでスタートから履いた。


去年と同じ所まで車で入って出発 真新しいタイヤ跡あるも雪道が非力な自分の車はこの先はよしておこう


天気晴朗!


展望台から牧場方面 雪が少ない😣去年よりはましかな


歩いているところを見てみたいね😀

 電波中継塔脇からいつも通りに林道から外れて山内へと入る。桝形山へのルートは概ね西側の桜沢に面した崖沿いを北に進めば良い。序盤はうるさいほど赤ペンキで丸印がかかれているが、ルート終盤になるとそれもまばらになる。無雪期の踏み跡は流石に雪が少ないとは言え覆い隠されているから、ある程度のルートファイディングは必要であろう。

 林内に入っても雪面の硬さは変わらず。ふかふかの場所も幾らかはあったが、未だスノーシューを楽しめるほどのものでは無かった。だが、いつも感じる桝形山の静寂感は健在。やはり何度来ても良い山だ。


車道を外れて崖沿いに進むと、いつもの日留賀岳絶景ポイント


去年比だがまぁまぁかな、でもちょっと雪少な目でクラストしてるので歩き心地も今一つ


目玉親爺にご挨拶!


いつも通り静かな桝形山の山頂



三角点が見えてるんだから雪が少ない証拠だよね


山頂から唯一の眺望は樹間の前黒山

 地味な山頂を踏んだ後はいつも通りの北方面と歩を進める。この先、山頂台地の北端から東側が一帯が自分が一番好きな場所だ。登山者の足跡はまず見られない。あるのは動物たちの足跡だけ。どこまでも続くかのように錯覚してしまう明るい疎林を歩むひと時はまさに夢心地と言ってよいだろう。


いつものように北へと進む


キラキラを撮るのは難しいな


静寂の森を進む


枝越しの日留賀岳、鹿又岳方面には雪雲が掛かりつつある


那須の茶臼岳は真っ白に冠雪


まずまずの雪遊びに心も弾む


樹の間をすり抜けながら・・・


一旦林道へ降りるとそこそこの雪量で良い感じだ

 しばし林道を進み、谷へ降りて向かい側へと取り付く。

 以前もほぼ同じルートを歩いたが、その時より少し降下開始地点が手前だった。雪付が少ない小尾根に難渋し、小回りの利かないスノーシューを外そうと思ったが、なんとか沢に着地出来た。


林道から離脱、沢へ降りて向かいの斜面に取り付く


1042mPへ向けた緩斜面の登りが心地よい


1042mPへ到着(左側の撤退アイコンは2017年に歩いた時に撤退した地点)


GPS上ではここが1042mP


人間のトレースか?でもこんなに一直線で歩くのも不自然だし、大きさから想像するに熊の足跡だと思うのだが??


眼前のピークを越えた先に八方湖がある


この辺は雪質が極めて良し


ランドマークの鳥居


北関東興発株式会社奉納とある 学校平周辺の開発を行った時のものだろうか


八方湖は凍結していて寒々しかった


牧場へ入った 少し雲が多くなってきたがあそこの木の下で昼飯にしよう

 雪が多い年は草も覆いつくされて白銀の世界が展開されている。天気の良い日、青空の元、目印のようなまばらの木の元で食べる昼食が八方ヶ原散策の醍醐味なのだ。だが、草がぼさぼさと見える今年はご愛敬だね。


雪量が多ければ一面の銀世界なのにちょっと残念! 黒雲が掛かってはまた去る


シート(何故かプーさん😆)を持ってきたが木の根元はほぼ雪が無い


塩那山塊、正面が黒滝山 右手の鴫内山方面は案外雪が多そうに見える


前黒山(見えているピークは山頂の東南東にある1700mPで実は山頂が見えていない)


奥に釈迦ヶ岳がひときわ高く頭を覗かせていた


さぁ、一旦沢に降りて向かい側に登るよ


スノーモービルの滑走痕が残っていたストーンサークル手前の平坦地は開放的で気持ち良い


車のもとへ到着!スタート時は期待していなかったが案外楽しめた一日だった

 スタート時は取りやめも考えた今年の桝形山と八方ヶ原散策。歩いてみればやはり良い雰囲気を楽しむことが出来た。今シーズン、もう少し良いコンディションの時にもう一度歩いてみたいとは思うのだが、雪が多い=車が心配、というジレンマに苛まれるのである。冬の間だけは車高が高い四輪駆動車が欲しいと切に思うのだが、主たる収入が年金頼りの身には遠いお話である。

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/37094876
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カテゴリー: 塩谷の山 | 2件のコメント

多気山で初詣

 登り初め。というか、初詣のついでに、正月でなまった体を少し動かそうと思い、多気山を歩いてきた。

 本堂に登る石段ですでにゼイゼイしている家内に「山頂はすぐそこ」と言って山頂を目指す。
 とみに体力が落ちているようで、何度も立ち止まる。行く先々病気になって老々介護になると大変だから運動をして欲しいのだが・・・

 下山後は大谷街道沿いの漁美寿司さんでお寿司をいただく。

 気さくな感じの年配のご夫婦が営まれるお店。自分のような素人にも丁寧な仕事が解るような美味しいい寿司をいただくことが出来た。


真言宗のお寺なのだが神仏習合の赤い鳥居 いつもは閑散としているが、お正月の賑わい


山門をくぐり・・・


本堂には沢山の参拝者 線香の煙がもうもうとたなびく


お参りを済ませ裏手から山頂を目指す


いつもながら思う地味な山頂


一方、御殿平からは胸のすく眺望 中心が宇都宮市中心地


漁美寿司さんで昼食 多気山に登ってきたのに鞍掛山を頼んだ


100円(最近はもうちょっとするね)寿司ばかりの舌にちょっぴり年始の贅沢

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山ラー納め


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城山の過去の記事
    2020年02月24日  これぞ里山
    2009年04月19日  今期薮の歩き納め、城山周回
    2007年02月11日  まだまだ続く里山巡り

 今年最後の山登りは今市にある城山に登った。

 直前二回の山行が藪山だっただけに、最後は穏やかに眺望を楽しみながら、美味しい(カップ)ラーメンとコーヒーでゆっくり過ごすのが目的。

 僅かな時間で登れる山だが眺望が良いのは織り込み済。冬型の気圧配置が一時的に崩れた為、男体山ファミリーや高原山にかかっていた雪雲も一休み。行くならばまさに今日!というタイミングであった。


上板橋集落センター駐車場 平日のこの山にして満車💦
丁度一台出ていった車と入れ替え 既に日光ファミリーが見える😃


登山開始


鉄塔巡視路をあっという間に登りきるとすでに高原山の好眺望


根が張り出すうねうねを登っていく


心温まる事業

 2020年に登った時も序盤の鉄塔周辺は伐採されていたが、今年は山頂北側の上部にかけて伐採されたようで、登り半ばですでに眺望が拡がる。「城山・ふるさとの森」事業で幼木が植えられていたが、それらが大きくなる頃には途中からの眺望は無くなる。今のうち限定だ。しかし、山頂からは依然として好眺望だから、この山はもっと人気が出ても良いと思うのだ。


お、鳥居!


お地蔵様にご挨拶


上部、伐採道が横切っている この伐採作業道を進んでも山頂に行けるようだが左の登山道へ進む


田植えの頃に登るときっと奇麗だろう

 駐車場にあれだけ車があったのに山頂には二名の方のみ。すぐお二人とも下山されて独り占めの贅沢な山頂を楽しませていただいた。


ほどなく山頂到着 本日のメインイベント セブンの回し者ではないが、いつもより奮発したラーメンをいただく


ラーメンが出来るまでの間、風景を楽しむ まずは西側の鶏鳴山


正面ドーンは男体山ファミリー


お隣右手は栗山の月山かな


そして高原山


アップで鶏鳴山 山頂付近の樹がスケスケになっている所が遠くから見た時の目印
右(北側)のバリルート急斜面に喘いだのが懐かしい


栃木の雄峰、男体山


大真名子と小真名子


威風堂々の女峰山 赤薙山もそろそろ登り頃かな 弓の手痩せ尾根の雪付きも良さそうな感じ


鶏頂山、西平岳、中岳、釈迦ヶ岳と順序よい 守子神社から釈迦ヶ岳への稜線が良く見渡せる


ちょっと遠めに茶臼岳、左奥の裏那須が神々しく冠雪


ラーメン出来たかな


お次はコーヒーでまったり


さて、下山しましょうかね


南へ稜線を辿る


集落と男体山ファミリー


落ち葉の道を下って


僅かな登り返し


畳石を通過し・・・


お次は天狗岩


薄暗い登山道に差し込む光が暖かい

 359m地点まで上がってきている伐採重機道と登山道の交差箇所でピンクテープを沢山見る。この先に進めば2009年に歩いたルートとなるが、今日はここまで。


ピンテの花咲く場所で右に折れると・・・


あとは伐採重機道を行けば楽々トラバース


山頂北側が伐採対象地


真上が山頂かな 豊かな森に戻るのは何十年後なのだろうか

 2024年の山歩きはこれにて終了。さてさて来年はどんな歩きが待っているのだろうか。何はともあれ元気で歩けることが一番。つつがなく暮らしたいものだ。

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/36753856
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7623382.html

撮影使用機材
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篠井富屋連峰プラスツー


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-※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

関連山行
    2024年03月02日  篠井本山北尾根
    2020年01月25日  腰ならし
    2018年12月24日  手近な山だけど結構濃かったヨ
    2010年12月19日  篠井富屋連峰縦走
    2007年11月23日  男山直登!篠井連山とおまけ付き
    2007年09月02日  良く歩かれた山の歩かれていない道
    2007年03月04日  篠井富屋連峰縦走

 篠井富屋連峰を納得のいくようにスッキリ歩きたい。登山道から少し離れた矢倉山と妙見山も含めて一度に。

 そんなことを随分と前から考えていた。こういったアイデアは他にも幾つかあってネタ帳に温存している。

 通常の登山道で無い場合は、事前の偵察調査やルート考察も必要だ。地形図を見ただけで、即出発出来るほど自分にはスキルが無い。従ってこの計画も途切れ途切れに思い出しては準備すること数年。もうそろそろ潮時だと思い実行に移したのだ。

 一般的な篠井富屋連峰縦走は、こどもの森公園側から榛名山・男山・本山・高館山・黒戸山・兜山・鬼山と巡り林道を下って田川沿いを戻る、あるいはその逆コースとなる。

 今回の自分の計画は、鬼山(国土地理院地形図では鬼山を兜山と誤記している)の南東にある雷電山、更に南端にある多藤神社から見たままの富屋連峰稜線を繋ぐ。また稜線から離れた矢倉山と妙見山も踏むというのである。なお、矢倉山は高館山からのピストンで六年前に訪れているが、その時に妙見山は調査不足で見送っていた。

 こどもの森駐車場に車を置き、一番近い「篠井学道バス停」に向かった。バス待つの乗客は自分一人。しかもザックを担いでいる。目の前を通り過ぎる通勤ドライバーの好奇の目が痛い。
 今は寒々しくモノトーンの田の向こうに見える日光連山の頂に徐々に赤みが差し込む頃、予定していたバスが到着した。船生からやって来るこのバス、乗車して見ると案外乗客数が多くて驚いた。途中のバス停でも乗降がそれなりにあり、地域交通としての使命を担っているのが見られた。

 「中徳次郎バス停」で降車して国道293号を東へと進む。交差点渋滞のドライバーからも好奇な目が注がれた。たまたま交差した自転車の中学生からは困った表情で挨拶をされた。さもありなん。平日のこんな時間にザックを背負ってこんな所を歩いている奴は今の時世、不審者と間違われても仕方がないかもしれない世知辛い世の中なのだ。


冒険の森Pへ車を置き徒歩8分、7:16のバス待ち 3分遅れ😊でやってきた


目覚めの日光連山


中徳次郎バス停よりR293沿いを歩く道すがら、左奥が兜山、右が鬼山(地理院地図が兜山と誤記)、その右が雷電山

 多藤神社では夏に上横倉の獅子舞が奉納されるということ。詳しくは宇都宮市の公式をご覧いただきたい。

 また多藤神社について詳しいサイトがあったのでそちらも案内しておく。
 このサイトの多藤神社の下に雷電神社の記述があるが、現在この石祠は参道の入口に移築されている。また文中に雷電山を兜山と誤記していることは付け加えておきたい。


本日の取り付き地は多藤神社だ 境内で獅子舞が奉納されるらしい


しずしずと階段を上がると静謐な社あり


左手奥を登っていく


社の裏手ピークに石祠あり


一旦下るが、直進するとペットショップの飼育場に接近(偵察済み)して犬に騒がれる恐れがあるので若干右に振って降りた

 多藤神社の裏山ピークから下り、一旦車道に接する。雷電神社の里宮が移築されており、ここをスタート地点としてもよかったが、”こだわり”で末端から歩かせていただいた次第だ。

 里宮から雷電山までは奇麗に参道として整備されており、地元の人の信仰の篤さが伝わってくる。一般的な登山道や鉄塔巡視路など比較にならないほど気持ちの良い道。これを登っていった先に岩が出てくると、やがて雷電山の山頂である。


尾根末端にある鳥居と石祠 GoogleMapに記載は無いが、これから登る雷電山の里宮であろう


驚くほど奇麗な道が伸びる 雷電山への参道として地元の人たちによって整備されているようだ


山頂手前で柱が折れた鳥居が放置されていた


山頂付近は岩が目立つようになる


SHCカワスミさんの板 かなり老朽化している

 道が良かったのは山頂まで。地形図にはこの先も北側に破線道が若干描かれているが、すでに藪が支配し始めていて道の痕跡も感じられなかった。


北に向かう破線道は今は形も無し まだまだこの辺りは藪もソフト

 鞍部まで降りて登り返しの頃になると本格的な藪となる。鬼山南東の比較的等高線が緩い所を選んだ筈だったが、意外に斜度がきつくて手こずるも、藪がまださほどではなかったのには助けられた。


鬼山へ向けて直登 藪も段々深くなるのでカメラはザックにしまった


ひと汗しぼられて鬼山(地理院地図の兜山)へ到着 相変わらず眺望は何も無し


家に帰ってから知ったのだが、最近は皆さん山頂の南西尾根を降りて林道に到達しているようだ
事前調べの無い自分は以前同様山頂から北西に直滑降 藪もこんな時はブレーキになって良い
暫くは登山道なのでここでカメラを取り出した


今日はPH(ピークハント)なので兜山にも寄る


山頂先の岩からは・・・


以前は半蔵山がよく見えたのだが樹が伸びて今はご覧の通り


登山道の途中、通過点の黒戸山 これで山頂なんて那須の白笹山みたいだね😁

 予定では高館山の頂上から南東へ下って林道に到達する。だが、周囲の状況を見るに、下降の想定ルートも激藪は必至。ならば山頂手前からトラバース気味に最短コースでショートカット出来ないものか。地図と現状を照らし合わせながら降下点を探った。


高館山の山頂から妙見山に向かう予定であったが、どこを通っても激藪必至なのでショートカット
ここで登山道離脱だ カメラは再びザックへ


はいはい、行きますよ 方角だけは外さないからね😆


廃作業道が向かう方向に一致すれば利用するが・・・


気が付くと進路ロスト こんな所で修正しなければならない


廃作業道を乗り換えながら進む


しばし藪の無い林道歩きで楽が出来た
左奥が妙見山方面で手薄な箇所あり もう少し先から直登する予定を変更してここから稜線に乗る


藪の薄さを期待するも、残念ながら途中はやはり激藪 山頂直下でピンテを見るが北の林道に向かっているようだ


ピンテに惑わされて一旦北西に降りてしまった 藪が深くリカバリに手こずりながら先ほどの林道にに無事復帰 途中から再び林道を離脱して北に向かうと忽然と石祠あり 今やお参りする人も居ないだろう


地形図には実線で書かれている林道も藪と倒木でもはや道とは言えない状況
それでも二本繋いで最後は矢倉山へ直登する 終盤は藪が消えたが傾斜がきつくてなかなか厳しい


そして六年ぶりの山頂


その時は、ここで風を避けて昼飯を食べた

 高館山へのルートは以前に比べて藪が濃くなっておりかなり手強かった。見通しが良くないので時折ロストしそうになり煩雑に地図を出して確認する。押し戻され、また引っ張られる藪漕ぎと急登がかなり効いてきて疲労感がつのってきた。早く山頂を踏んで楽になりたかったが今しばらくの辛抱だ。


高館山へのルートは以前に比べて藪が濃く手強い


やったー、着いたよ!ザックを放り投げてしばし休憩 パンを一つ齧ってビタミンゼリーで補給した
予定より体力消耗、時間も押してきているが次の急登が終わった飯盛山まで食事休憩を我慢しよう


矢倉山から登ってきた方面


登山道は何も考えないで足だけ出していれば良いので天国だ でもこのあと飯盛山の急登に搾り取られるのだが💦


先ほど登った矢倉山が見えた なかなか美しい形をしている 右側の鉄塔基部を通過してきた


やれやれ、結構ヤラレましたよ😓無事飯盛山到着 13時過ぎになってしまったけど先も見えたのでようやく昼飯休憩
時間が押しているので食事だけ、コーヒー無しで出発

 下山もまた厳しい飯盛山。転倒に注意しながら鞍部まで降りると、辺りは広域伐採で荒涼たる姿となっていてかつての面影は無くなっていた。道標が残っていたが、指し示す先は重機が作ったジグザグな道でかき消されている。

 眼前のピークに本山からくる登山道の末端があるのは間違いないのでそこを目指す。遮るものも無い裸地なので登るのに苦労しなかった。上に行くと千々に乱れた踏み跡も収束してやがて登山道へと繋がっていった。


飯盛山と本山の間の鞍部から上部一帯が伐採されていて道が無くなっていた


道標が一つ残っていたが道は無残にも消失
下山する場合は伐採地頂部からこの道標を目指して降りれば飯盛山への登山道に繋がる


振り返って飯盛山 まんまだね😆


上が丸見えなので適当に登っていく 下に見えているのは下篠井方面


本山手前の岩稜 終盤の足腰でこれを見ると流石に戦意喪失💦


そして本山 疲れて撮影意欲も無し もはや証拠写真でしかない🥹


次!男山 本山から鞍部へ、そして登り返しなんてあったのか😰 足が攣りかけたがストレッチでいなす


男山から見る女峰山は雪雲の中


榛名山への直前「いゃどうも!これで最後ですよね 登りは😭」


着きました ゼーハー😣


吊り橋方面へと下山 見晴らし台は老朽化で使用禁止になっていたがそんなに需要もなさそう


吊り橋までくれば下山もほぼおしまい 


冒険のわりには立派で頑丈な吊り橋 安心安全だね😁


順番が逆になってしまったネ 爺の今日の冒険は終わりです

 最後はこどもの森に響き渡る子供たちの声を聴きながらの下山であった。こんな寒い時期なのに郊外学習が実施されている様子。子供たちも引率の先生たちも大変だ。

 やれやれ、今日はたっぷりとしぼり取られた一日だった。楽勝と踏んでいた後半の登山道も思いのほか疲労で辛かったが、下山してしまえば、また次の山のことを考えてしまう好山病。藪は・・・流石に食傷気味かな😁ちょっとだけお休みして、次はどんな山に登ろう。

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/36658703
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7607533.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
・iPhone 13 Pro Max

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鞍掛山から盗人岩


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
-※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。-

関連山行
    2024年03月07日  栗谷沢ダムから半蔵山 鞍掛山不発
    2021年02月10日  鞍掛山へトレーニング
    2020年03月01日  古賀志山考
    2019年12月18日  久々の10km山行
    2017年01月01日  歩き初め
    2015年11月28日  想い出の鞍掛山から信仰の山羽黒山へ
    2015年09月06日  リハビリ山行は回顧の山行へ
    2012年07月20日  リハビリ山行
    2011年01月03日  ホームフィールドへご挨拶
    2009年03月15日  鞍掛山から盗人岩

 鞍掛山の北東稜線付近が伐採され、周囲の状況があらわになって数年が経つ。
 オフロードバイクで鞍掛峠のある古い車道を通るたび、あそこを歩きたいという衝動に駆られていた。

 今年の三月に試みるも、偵察不足、ルートに対する詰めが若干甘くて敗退。リベンジが今回の山行となる。

 栗谷沢ダムから序盤は三月とほぼ同じルートを辿る筈だったが、12月では残り藪の勢いも未だ衰えず。微妙な修正を加えつつも先に進む。だが、苦労して乗り上げた尾根もまた藪深し。久しぶりに苦戦を強いられた歩きとなった。


駐車場真向かいのここが地図上のベスト取り付き地だが、藪が濃くて無理なので少し先へ進む


あのピークをとりあえず狙いたいのだがなかなか藪が手ごわい


トゲトゲには充分注意😱


距離は無いが修行のような直登


時折こんな感じだが、歩きやすそうな”目”を探しながら進む


伐採時の重機道跡が出てきて、たまらずここれを追う


予定では左上の稜線だが重機道でしばらく楽をする


重機道が下っていってしまったので直登急登で稜線に登り上げた 稜線上は極楽✨

 未だ勢いの衰えない藪に手こずりながらも一旦車道まで降り立ち、まずは序盤をクリア。想定以上の苦戦に若干メンタルが低下するも、本番はこの先にある。気合を入れ直し先へと進んだ。


旧車道に一旦降りる


車道から見る尾根、これが宿題だった 近年伐採されて見通しが良くなりいつかは・・・と思っていたのだ


左手に伸びる廃林道へ進み尾根東端方面へ回り込む

 廃林道は時折倒木が塞ぐなど、荒廃が進んでいた。林道脇から尾根に取り付くポイントを探しながら進むが、どこも近寄りがたい藪がガードしている。最悪、地図に書かれている林道末端あたりから取り付ける尾根側から登ることも考えられたが、あの奇麗な北東尾根に乗るためにはあまり先に進むわけにもいかない。


途中の藪は濃く、取り付きがたいが手薄な箇所から尾根を目指す ピンクリボンは山仕事の人のもののようだ


尾根に乗ってもこんな感じでなかなか楽にならない

 藪の手薄なところからようやく尾根に乗ってはみたものの、下から見る美しさとは裏腹にここもまた藪。これはまったくの想定外。だが上を見ると徐々に薄くなっていそうな感じで希望が持てる。


ようやく歩きやすくなるも、時折濃くなる藪で気が抜けない


振り向くと池ノ鳥屋から土平山と羽黒山

 高度が上がってくると背後に池ノ鳥屋方面、西は男体山ファミリーがよく見えた。藪山を歩いていてこういう景色が見られると本当に嬉しいものなのだ。


日光方面がよく見えた


山頂直下はかなりの急登になるが藪が薄い分かなり楽

 急登区間をやり過ごすと上の方に正規登山道にある大岩が見えた。あともう少し、といったところで再び藪に翻弄されるも、なんとか第一核心部を通過することが出来た。


鞍掛山の大岩に到着!古賀志山がよく見える まずは第一核心部終了だ

 大岩からの眺望はいつも素晴らしい。だが、今日はここでのんびりしていられない。水を一口含んで直ちに出発した。


鞍掛山通過

 初めて鞍掛山からシゲト山に向かった時、道標も無くシゲト山という山名も知られていなかった頃、踏み出すルートにドキドキしながら歩いたのを昨日のように思い出しながら進む。体力の無かった自分はシゲト山への登りが辛くて何度か立ち止まったのも懐かしい。


お次のピークはシゲト山 今は立派な山名板がかかっている

 シゲト山を西に降りた地点で登山道から離脱する。2009年に同じルートを通過しているが、当時と違って藪化が激しく、簡単に下らせてくれない。どうにか盗人岩の予定取り付き点に着地出来たが、この区間は想定外の核心部となった。


写真はいきなり飛んで盗人岩取り付き地点の石碑
ここまで下るのに結構大変な藪で途中の写真も撮るどころではなかった

 盗人岩への予定ルートも序盤は難なく進めるも、徐々に藪が激しくなる。途中で予想外に鉄塔保守用の砂利林道に出くわした。地図にも記載が無かったのでどこに向かうか不明だが、あまりにも藪がひどいのでしばし林道を歩いて様子を窺う。方角的には盗人岩直下の紅白鉄塔に向かっているような雰囲気だ。予定は盗人岩の山頂稜線の東側からのアプローチなのでこのまま行くと逸脱していまう。途中でピンクリボンを確認。北に向かう広尾根を登れば盗人岩の山頂稜線に間違いなく突き当たる筈。これを追うことにした。


盗人岩までのルートも藪が濃かったが途中でぽん!と地図に無い林道に出た 鉄塔管理道で車が上がれるような感じだ


林道のままだとルートを大きく逸脱する可能性があったが渡りに舟のようなピンクテープあり 上を見ると盗人岩の稜線に向かっている模様 地形図で確認して間違いなさそうなのでこれを追う


急登だがこの程度の藪では極楽極楽


盗人岩の岩稜までもう少し

 岩稜まで乗り上げれば、人の手が入っていない岩を超えたり巻いたりしながら進むのは2009年の頃と何も変わっていなかった。


巻いたり超えたりしながら主稜線を行く


山頂手前で眺望が拡がる


14年ぶりの山頂


紅(近くで見るとオレンジ)白鉄塔の方角へ降りていくと巡視道が出てくるので下部の舗装林道へと降りる

 山頂からは南の林道へと降下する。鉄塔裏まで奇麗な巡視道が伸びていて所々プラ階段もある。あっという間に林道まで降りることが出来た。

 2009年はこの林道に降りて直ちに北側の斜面に取り付くことが出来た。当時は樹もまばらで藪もなく格好の取り付きであったが、今回は侵入を阻むような状況になっていた。林道を少し西に進み、廃作業道の箇所を進んでみる。


林道接合後ただちに向かいの斜面に取り付く予定だったが、樹が育つのに伴い藪もひどく近づけなかった
少し場所をずらしてここからアプローチ

 歩いているのは目論見の尾根の西側谷沿いに位置し、古い林業作業道のように感じられた。頃合いを見て尾根に乗り上げるつもりであったが、なかなかチャンスを得られずに谷の最深部が近づく。仕方がなく、厳しいのを覚悟で藪を直登した。


谷詰めの激藪直登の末稜線に登り上げれば、シゲト山と鞍掛山の好眺望を得る

 苦労して稜線に乗った。予定していた取り付き点から登ってくる踏み跡が見えて2009年に歩いた場所と一致している。取り付き位置をもう少し東側に振ればうまく登れたのもしれない。ここはもう一度歩いて検証したいところだ。

 このあとは比較的穏やか。途中で一ケ所南へ進路を変更するポイントがあり、そこに道標があった。ここを間違わなければおおむね難しい所のないルートといえようが、やはり全般的には不慣れな人はやめておいたほうがよさそうな雰囲気はある。もっとも、迷ったとしても北側に進めば必ず林道に回収されるので安心と言えば安心だが😁


494mP手前はこんな穏やかな道


ルート上唯一の道標


古賀志山~鞍掛山の稜線に到達
途中別ルート歩いてしまったので不明だが、林道着地点までは結構難しいかもしれない😓

 登山道に入るとウィークデーハイカー数名と交差。いつもの鞍掛尾根に一安心する。藪が無いルート歩きは快適そのものだ。

 ここまで想定以上に時間がかかり、いささか腹が減ってきたのでで立ち止まってパンを一口齧った。シャリバテというのを明確な症状として経験したことは無いが、やはり何か口にすると元気が回復するような気がする。


鞍掛尾根から定番のビューポイント


途中の伐採地から紅白鉄塔の後ろに盗人岩


本日二度目のシゲト山で昼食休憩、今日もチリトマトヌードルだ😆


シゲト山から今市方面の山 すべて歩いているだけに感慨深いものあり


左が寅巳山、右が雷電山 こちらも両山を繋いで歩いたが途中は結構藪が深かった


半蔵山と奥に本山方面


茶臼山と毘沙門山の反射板(スマホカメラのデジタルズームはやはり画質が厳しい)


鶏岳


鞍掛山と右奥に加波山と筑波山

 眺望の無い鞍掛山の山頂を通過し、YAMAPや山レコで歩かれている北斜面下降路の入口を探す。特に目印があるわけでもなかったが、注意して見ると微かな踏み跡を見出してこれを追ってみる。落ち葉の堆積する北の斜面に注意しながらトラバース気味に降りていくと、やがて鞍掛峠の道祖神から南に延びる境界尾根に突き当たった。


鞍掛山の山頂から微かな踏み跡を追う 北側へトラバース気味に急下降


鞍掛峠の道祖神まで方角的に一直線のはず

 以前、偵察で鞍掛峠の道祖神から鞍掛山に向けて少しだけ登ったことがあった。西へ伸びるルートだっただけに山頂に至るかどうかは懐疑的であった。今回の下山は確かに境界尾根を直進することは出来ず、西側に回り込むような感じではあったが、道祖神へ到達してようやく繋がった。最後の宿題にようやく答えが出せた達成感が心地よかった。


途中、直進はかなわなかったがピンクテープを追い無事峠へ到着
正面の階段でフィニッシュ!最後の宿題を無事クリア出来た

 朝一で登った藪に下りでもう一度チャレンジすることも考えた。でも、流石に今日はもうお腹いっぱい😌おとなしく旧車道を歩いて駐車場へと戻ることにした。

 今日の山行は予定ルートに固執しない(結果的に出来なかった)かわりに調整を繰り返す歩きになったが、秋の遅かった今初冬の、未だ勢いが衰えていなかった藪に想像以上に手こずった一日であった。


このへんから取り付くのも良かったかなぁとは思うが、案外藪が濃さそう 次回の新たな宿題にとっておこう


無事栗谷沢ダム駐車場へ到着!お疲れ山でした

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/36534216
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7585789.html

撮影使用機材
・iPhone 13 Pro Max

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奥久慈の紅葉を歩く


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

月居山の過去の記事
    2021年01月06日  列車でGo!
    2020年11月15日  外れちゃったかな
    2017年11月25日  お見事!奥久慈の紅葉

 10月から続いた二か月の車中泊県外遠征の間も、刻々と移り変わる栃木周辺の山の紅葉情報。山SNSでフォローしている皆さんの記事を見ながら常に気に留めていた。

 遠征の山行はすべからく紅葉適期を外したものだったが、天候と全体的な予定がなかなか噛み合わずやむを得なかった。せめて遠征後に、どこか一ケ所だけでも旬な紅葉を・・・という思いは捨てきれなかったのだ。

 栃木周辺の紅葉は那須岳に始まり、奥日光から徐々に標高を下げ、最終的には市街地に広がる。また、茨城県の八溝山地や奥久慈も比較的遅い時期に見頃になる。特に今年は10日程度遅れているということで注視していた。

 奥久慈の紅葉と言えばやはり生瀬富士と、併せて登ることの出来る月居山が代表格だ。生瀬富士は途中に痩せた岩稜がある。「茨城のジャンダルム」と称され、人気急上昇中。登山者が急増している。
 自分が訪れた2017年の秋時点ではまだその呼称は無かったような気がするが、やはり訪問者が増えてくると何らかの名前が付くものだ。

 〇〇アルプスなどが顕著だろう。かつて、歩く人もまばらで地図片手に進んだ稜線も、今やアルプスに格上げされている。SNSの影響力はこんなところでも絶大であることを思い知るのだ。かくいう自分も沼津アルプスなど歩いて悦に入っているから人のことを言えたものではないが😅

 月居山の紅葉は素晴らしく、二匹目のドジョウ狙いで2020年にもほぼ同じルートで再訪している。だがこの時は早すぎで外れ。ストライクゾーンが狭い花に比べ、期間が長い紅葉でも自分はこのありさまだ。ドストライクで旬の景色を楽しんでいる方々は”自然への相場観”と自分のスケジュール調整力にに長けているのではといつも思うのだ。幸いにして時間が自由になった今、スケジュール調整力”だけ”は大幅にアップしたといえるかもしれない(笑)

 さて、今回は月居山の紅葉一択である。生瀬富士や周辺の他の山は一切考慮せず、紅葉を眺めてカップラーメンを食べてコーヒーを味わう。それだけの山行と割り切った。

 結果的に・・・

 月居山の紅葉はやはり裏切らなかった。

 以前に比べて僅かに葉数が少ないと感じたのは、すでに落葉が始まっているせいか、あるいは我が心眼が曇っているせいか。
 いずれにせよ、なんとか滑り込みセーフでようやく今年の紅葉と決別する気持ちになれたのであった。


茶屋脇から登山道へ


やさしい色あい


ひと登りで観音堂へ、そこだけが燃えている


美しい!


 


観音堂前から最後の僅かな登りにかかる 空を仰げば・・・


山頂でまずは腹ごしらえ 赤で統一😝


以前はもう少し密だったような気もするがそれでもやはり月居山の紅葉は素晴らしい


 


 


 


 


 


 


 


下山途中にて


 


 


 


 


 


もうひとつの紅色


生瀬富士、今日は眺めるだけだったね

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/36379574
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7560932.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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王岳から鬼ヶ岳へ


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

関連山行
    2024年04月10日  御坂山塊 釈迦ヶ岳と黒岳
    2023年11月08日  山梨より富士見2023 毛無山、十二ヶ岳

 富士見山行遠征最終日は、西湖北岸に伸びる御坂山地にある王岳と鬼ヶ岳に登る。この山域は昨年の秋に稜線続きの十二ヶ岳に登った。また、今春は山地の東端に近い黒岳も踏んでいる。
 御坂山地は富士山展望台としての景色が秀逸。また登山道も変化があってなかなか楽しめる。自分は決してピークハンターではないが、まだ部分的にしか歩いていないこの稜線のすべてを繋いでみたいと密かに思っているのだ。

 昨晩も「道の駅 かつやま」で車中泊をした。河口湖周辺では、夜間の静かさを考えるとここ以外の車中泊は考えられない。ただ、標高も高い(830m)ので当然晩秋はそれなりに冷え込む。夏場はこの程度の標高では逆に気温が高すぎて車中泊は厳しいが、初秋は快適に睡眠を貪ることが出来るだろう。だが、11月末になるとなかなか朝の冷え込みが厳しいのだ。
 目覚めると、室内の温度計は零度近くまで下がっている。体が冷えないように急いで着替えをする。お湯を沸かして暖かいものを体に流し込むとようやく人心地がつくが、出発前にフロントガラス内側の結露を拭き取ろうとすると凍結していて流石に凹む。まぁ、これも車中泊不自由の一興ということだろう😆

 昨日の竜ヶ岳に続いて西湖の北岸道路を車で進む。今日は早朝の富士山のご機嫌も良さそう。それに、稜線に登り上げるまで少し時間がかかるから、富士山にそそぐ日差しが徐々に変化して鬼ヶ岳に着く頃には完璧な光線状態が期待出来るだろうと踏んだ。結果的には、鬼ヶ岳での富士山は若干逆光気味であった。肉眼ではなかなかな迫力で満足できたが、写真が逆光で厳しかった。難しいものだ。

 西湖駐車場に車を停め、序盤は車道歩き、そして林道へ。西入川沿いに進む林道は幾つかの砂防堤を巻くようにして上へ上へと伸びていく。簡易舗装と非舗装が入り交じる。傾斜も緩いが、まずは慌てずゆっくっりと進んでいく。


電線が邪魔だが今日歩く稜線 正面ののっぺりした所が一つ目のピークである王岳だ


根場集落より西入川沿いのルートへと進む


しばらくは簡易舗装林道歩きだ


途中堰堤をいくつも廻りこみながらも林道は延々と続く


珍しいドラム缶檻 小さな動物しかかからないように思えるが何を捕らえるのだろうか


 


ところどころ土砂崩れあり

 50分の林道歩きの後、最上部堰堤で林道は途切れる。ここが登山口となるが、すでに標高差を230mほど稼いでいる。王岳まで残すこと500m弱だからもうひと頑張り(ふた頑張りくらいかな😅)で稜線に到達出来ると思うと楽に感じる。

 だが、この500mの登りも結構急登続きで楽には登らせて貰えなかった。ただ、登山道は悪い所はなく、余計な手が入っていない”奇麗な”道なので登っていて楽しい。標高が上がると植生が変わり、丈の短い笹が出てくるも刈払いがしっかりしていて大変歩きやすかった。


50分ほどかけてようやく林道終点の登山口に到達


前半は急登が続くが比較的登りやすい 流石に三日目になると足も上がりづらくなってきたが地道に登るべし


終盤、植生が変わって丈の低い笹が出てくる


そして山頂はお約束の富士山ドーン!


 


山頂から少し進んだ所で南アルプス眺望地点あり


 


 


甲府市の南側、中央市あたりか


今日の目的地、鬼ヶ岳が見えてきた


左右の角のように見える右側ピークが鬼ヶ岳山頂、その右の少し下がった所が雪頭ヶ岳


稜線上は西湖と富士山のビューポイントがいくつもあり足がなかなか先に進まない


雪煙が舞っているようだ


振り向くと、左下が昨日登った竜ヶ岳、右上に雨ヶ岳、そして最高峰は二日前の毛無山


稜線上は至って穏やか


鍵掛という変わった名前のピーク この小さな山名板を見落とすと気付かず通過するだろう


ついついシャッターを押してしまう😉

 鬼ヶ岳が近づいてくると岩場が何か所か出てくる。古賀志山周辺の岩場通過と比較すると特に厳しくは感じなかった。岩に細かい粒子があってホールドも豊富、指先がよく掛かるので登りはロープに頼らなくとも問題ないが、逆に下りは滑りやすいので慎重に行くべし。


鬼ヶ岳が近づいてきた頃、登山道には数か所のロープ場があった 慎重に行けばホールドも多く通過に困難は無い


む、左下の大岩は?大丈夫、下を巻くだけだ

 楽々快適稜線も、鬼ヶ岳への最後の登りは終盤の足にいささか堪えるが、辛抱で山頂に到着。途中、逆周回の登山者数組と交差したが、山頂は独り占めだ。豪快な富士山と拡がる南アルプス展望が迎えてくれた。北側に目を向けると金峰山をはじめとして秩父山地が横たわり、北東には未踏の御坂山地の山々。なかなか贅沢な眺望である。


鬼ヶ岳山頂には鬼の首のような大きな丸岩が鎮座していた


こちらは角かな❓


富士山ドーンは当然ながら・・・


南アルプスもずらりと勢ぞろい


 


 


奥に秩父山地が拡がる


左は今春登った黒岳、右奥は未踏の三ツ峠山


甲府ビル街の向こうに八ヶ岳、上部を雲に覆われていていまひとつ


下山通過の雪頭ヶ岳、少し手前からも南アルプス大展望があった


一年前に登った十二ヶ岳は岩の鎧を纏い存在感たっぷりだ


正面の園地に今回三泊した道の駅かつやまがある 静かでよい所だ


少し逆光気味で発色が悪いが、自分的には今日一番の富士山であった
西湖の南側に紅葉台から足和田山への稜線 こちらも昨年歩いているので感慨深いものがある

 下山路は中盤以降植林帯が長く続く。よく枝打ちされた明るい松林を過ぎると、あとは鬱蒼とした檜林となる。

 山頂を目指すにしては遅い時間なのに若者三名(女性二名)が大きな声で談笑しながら登ってきた。大声を出しながらもあれだけのペースで登れるのだから大したものだ。男子一名がパワフル女子の話題に相槌を打つのに苦労しているのが見ていて可笑しかった。

 更に降りることしばし、先ほどの若者のお友達なのだろうか。女子二人が軽装でゆっくり登ってきた。こちらは一名がかなり疲れているように見受けられた。この時間、あのペースでは雪頭ヶ岳の展望地を往復して下山する頃には日没は必至。ただでさえ北斜面なので暗くなるのはもっと早いはずだ。
 「これからどこまで行くのですか?そのペースでは安全に下山できませんよ」と声をかけようかとも思ったが、若い娘さんに話しかけるのは還暦親爺には憚れるもの。同じような状況は過去に何度も経験しているが、次回こそためらわずに声をかけようと思っている。


奇麗に枝打ちされた松林 すっと伸びた姿が美しいね


下山口間際にあった最新の砂防ダム 遠めになにやらお洒落なオブジェと思いきや・・・


進入禁止、というか殺意を感じるよ😱


年季の入った道標は良いね


最後は砂防ダム管理動なのでコンクリ階段が設置されていた
クマ注意看板をこの辺の山域で見たのはこれ一枚かな でもクマ鈴を付けている人はいなかった


丸の数が多くて顔には見えない😁


ダム前の広場は保守車両の駐車場なのだろう


こちらも簡易舗装道路をしばらく歩き・・・


里へ戻ってきた


さりげなく富士山


今秋の富士山行が終わった

 下山後は、三日間お世話になった公衆浴場で汗を流す。

 「富楽時ふらっと」は富士吉田市社会福祉協議会が運営する健康増進の為の施設であり、入浴施設も併設している。
 富士吉田市民でなくとも利用出来るが、市外者でも60歳以上は¥300というリーズナブルさは特筆もの。あまたの観光客の需要がある為、富士山周辺は強気な価格設定の日帰り温泉も散見される。中には二千円なんてところもあるくらいだ。

 富楽時ふらっとの風呂は温泉でなく沸かし湯だが、施設は奇麗だし登山の汗を流すなら十分な内容だ。あえて難を上げるとすれば、二つある浴槽の高温のほうでも40度程度で熱い湯が好みの方は不満かもしれない。自分はぬる湯好きなので丁度よかった。また、浴室から出ればその時点で再入浴が出来ないシステムなので、一旦休憩室で休んでから入りなおすことは出来ない。

 朝入場して、入浴と昼寝を繰り返して食事もといったふうに、長時間居座るというのは自分もあながち嫌いではない。でも、車中泊の場合は食料調達や移動などで忙しいから一発入浴でも十分だ。


三日間通った銭湯 市外者でも60歳以上はシニア料金\300が嬉しい
浴室から当然のように見える富士山は休憩室からも遺憾なくその姿を拝むことが出来る


いろいろ書いてあるけど、登山後に汗を流すのには十分の良い施設だった
Wifiも使えるし地元の人ばかりなので自分的には超穴場だ

12/1(日)

 まだまだ好天は続きそうだが、流石に朝方の寒さが堪える。もう潮時だろう。

 帰路は下道オンリーではなく、高尾山ICから圏央道に入り五霞ICまで高速利用。そこからは渋滞知らずのハイスピード国道、4号バイパスを使うと思いのほか早い4時間40分で自宅到着。高速料金も¥2,540とリーズナブル。このくらいのタイパ、コスパなら足繫く通うのも悪くないかな😁

 四泊五日の今年の最後の遠征も無事終わった。いつまでこんなことを続けていけるかは不明だが、旅に出れば出るほど行きたい場所は増えるばかり。来年の春が待ち遠しいものだ。

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/36278176
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7542842.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
・iPhone 13 Pro Max

カテゴリー: 車中泊の旅, 山梨県の山 | コメントする