バイクについて

2013年6月15日投稿

左からSUZUKI GSX1400K5、SUZUKI ジェベル200、Sym Jet125、そして周回山歩きの時は最強の相棒になる折りたたみ自転車のワインレッド号。
バイクに乗らない方にはこの3台の違いが解らないかもしれないので簡単に解説しますと、一番左の1400ccのバイクは舗装道路を長距離走る為に適したツーリング専用車と考えて頂ければよいと思います。大型で重量も重く取り回しは大変ですが、いざ走りだすと強大なエンジンパワーと思ったより軽快なハンドリングが楽しい乗り味です。
左から二台目は200ccのオフロード車です。オフロードとは不整地の事を差し、砂利道や緩やかな登山道位なら難なく走行可能です。アスファルト道を走るのも良いですが、やはり一番楽しいのは山の中です。登山口の偵察として主に乗っていますが、林道をふんだんに取り入れたコースのツーリングもたまに楽しんでいます。
そして三台目の黄色いバイクは125ccのスクーターです。symという台湾メーカーが中国で製造したという結構キワモノな一台ですが、価格の割には高性能、でも細かい所は驚くほどいい加減というシロモノです。通勤などに楽しく使っています。ちなみに、このバイクに合わせて黄色のグラフィックのヘルメットも購入しましたが、派手さ全開。地味なオヤジの錯乱か?と思われそう(笑)

 

バイク歴は高校二年の時に原付免許を取って、大学一年で自動二輪中型免許を習得。大学ニ年の夏に約1ヶ月をかけて本州の沿岸部をぐるりと一周しました。走った日数の三分の一くらいは雨が降っていましたが、様々な風景、いろいろな人との出会い。楽しい事も辛いことも沢山あった青春の楽しい想い出となっています。

宇都宮から沿岸部をひた走り、北は下北半島の大間崎、当時青函トンネルが工事中だった津軽半島の龍飛崎、日本海を見ながら南下して下関まで。岡山で帰省中の友人宅にお世話になって骨休み。入り組んだ瀬戸内海沿いを走り、淡路島に道草して海水浴したのも想い出です。丁度盆踊りをやっていて、今までの人生で見てきたものとはかなり趣の違う風土色溢れる盆踊りが新鮮でした。
紀伊半島をぐるりと回ってあとは遠州灘。いやはや若さの勢いとはいえ大変疲れたものでした。大学に入ってバイトで貯めた金はバイク免許取得とバイク購入、そしてこの本州一周ツーリングの為に全て投入。それ以外のいわゆる” 遊び”とは縁遠い生活で、学校に行く以外はほぼ休みなく1年半以上バイトのみの生活でしたから、この企画の為に若い頃の貴重な一時期の全てを費やしたと言っても過言ではないでしょう。50歳を過ぎた今でも心の中に当時の想いは熱く残っており、サラリーマン人生から開放されたらもう一度あの軌跡を辿ってみたいという思いを禁じえません。

就職、結婚、子供が出来て何かとせわしかった頃はすっかりバイクからも遠ざかり、庭で朽ちていった本州一周の想い出のバイクもとうとう業者に回収してもらうことになりました。荷台に乗せられ去っていく姿を見た時、あぁこれでもうバイクに乗ることは無いんだなと感傷的になったものです。

40歳も半ば頃、突然”バイクに乗りたい!”という思いに取り憑かれてしまいました。何がきっかけだったかよく覚えていないのですが、思い立つと居てもたってもいられない性分。とりあえず下駄代わりの乗り物程度と考えて、100ccのバイクを購入しました。20年近くブランクがあるのでクラッチ操作がちゃんと出来るかなど、ドキドキしながら納車日を迎えたものです。
初めのうちは久々にバイクに乗る感覚が楽しかったのですが、少し長距離を走ると流石にパワー不足でどうにもならない。中型免許で乗る事が出来る最大排気量の400ccに乗り換えました。

ツーリンググループに参加するようになったのはこの頃ですが、折からの中高年バイクブームで、参加してみれば自分など若輩者の部類。それでもオヤジ達は大型バイクを軽々と操っているではないですか。一念発起しました。大型バイク免許取ろう!って。

直前に400ccのバイクに乗っていただけに教習所の講習は特に苦労しませんでしたが、それでもやはり初めて跨る大型車(教習所車は750cc)は重い。馬力はあるし、大型二輪の教習って結構繊細な運転技術が要求されるものだなと思いました。
実は、一番大変だったのが卒検のコースを覚えることでした。寝る前などにぶつぶつ言いながらコース図を眺めて記憶に励む。微妙に違う二つのコースを覚えるのが固くなりかけた頭には拷問のようで大変でした。実際、検定の時に一箇所間違えて曲がりそうになってリカバリした交差点があって、検定官が「あそこ間違えそうになりましたけどよく踏ん張りましたね」と。
後ろから見ていたら、ウィンカーも出さずにいきなり左折?バイクが左へ倒れかけた瞬間に体制を元に戻して・・・といった感じだったらしいです。自分もこの瞬間は覚えていて、よく転倒しなかったなと思いました。
もう一つはスラローム。ご存知無い方に説明すると、等間隔に置かれたパイロンの間を縫うように進み指定時間内に通過しなければならない。これは通常二速で進入してアクセルコントロールと素早い体重移動で行うものなのですが、練習の時は一度も問題が無かったのに本番に限って何故か三速で突入してしまった。二速よりもコントロールが難しくなるので非常に不利な状況だったのですが、これも何とかクリア。そして、意外にも苦手な一本橋走行が全く危なげ無しでOK。本番って判らんものです。
結局乗越しも無く検定は一発で合格し、晴れて大型二輪免許を手にする事ができました。

これから先、3台のバイクを手に入れていった経緯を書き出すと更に長くなりますので、一旦このへんで終了します。

バイクに乗り出した事と、もう一つ加えておきたいのが山歩きをこの一年後あたりから始めたこと。人生はなかなか変化があって面白いものです。もっとも、自分の場合は正確には子供の頃から中断していた山歩きを再開したというほうが正確かもしれません。そのあたりのいきさつは「山歩きについて」をご覧ください。