中倉山と沢入山


-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

関連山行
    2020年10月28日  9年ぶりの中禅寺湖南稜
    2011年09月16日  中禅寺湖南陵を歩く

 次なる車中泊を狙うもいささか天候がよろしくない。こういう時はネタ帳である。

 足尾の中倉山が丁度良いじゃないか。
 行こう行こうと思っていたが、暑い時期にはちょっと敬遠したい山。
 午前中だけ青空が望めそうな天気予報に肩を押された感じで車を走らせた。


林道入口 立入禁止となっているが登山者は公認(帰りに撮影 雲が優勢になっているが朝は結構良い天気)

 昨晩、大気が入れ替わったようで、車の温度計も足尾に近づくにつれ10度を切るようになる。
 寒い冬の入り口のような雰囲気だが、暑さ嫌いの自分としては最も歩きやすい時期の到来。喜ばしいことである。


阿世潟峠方面はガスに覆われている 果たして今日の天気は如何に


水たまりの端のほうを歩いていたら おぉ!熊の足跡が 思わず熊鈴装着


約50分の長い長い林道歩きの末ようやく登山口へ


白骨オブジェがお出迎え


沢入山が見えるがまだまだ遠い

 序盤は急登。後半のジグザグを登り詰めると今度は尾根をぐんぐんと登ってゆくなかなかハードなコースだ。
 途中沢入山がちらっと見えたがまだまだ先は長い。とにかくコツコツと登るべし。


1499.6m三等三角点:点名 上向

 うっかりしていると見落としてしまいそうな1499.6m三角点をチェック。ここまで来て見落としちゃ勿体ないよね。


そして中倉山へ 中禅寺湖南稜はガスに覆われている


孤高のブナ(奥が中倉山 西側から振り返って)


周囲からひときわ目立つ波平ピークがなかなか勇壮でピラミダル


おぉ、これが波平さんの髪の毛か

 波平ピークに至る登路はさぞかしナイフリッジ的かと思いきや、多少の岩場はあるが慎重に行動すれば全く問題無し。岩場は中倉山~1539mp間にもあったがそちらも同様。


沢入山へ最後の登り


三角点ピークではないが何故か標石あり 石を読んで来れば良かったと後悔


少し先の展望地から 左、1821.8mp 右、皇海山

 1821.8mpを超えた少し先に庚申山がある。体力があれば周回して銀山平経由で戻るというルートもあり得るが、帰りの車道歩きが長すぎて流石にこれは無理だ。せめて銀山平に車をデポして2台体制ならなんとかなりそうなのだが。


冠雪しているのはたぶん谷川岳方面 昨晩の寒気で初雪か


さぁ、眺望を楽しみながら下山しよう 正面は白根山


こちらは武尊山かも 武尊山も課題だなぁ


再び社山方面へカメラを向ける


霜柱がザクザク 寒い筈だ


奥ののっぺりしたのは横根山


再び波平ピークへ


そして中倉山へと爽快天空稜線歩きは続く


男体山がちょこっと顔を見せて社山と揃い踏み


往路と光線の当たり具合がちょっと違う波平ピークを振り返る


再び孤高のブナへ 右の道を下る予定だが名残惜しいのでもう一度中倉山へ登ろう


遠くの雲が無けりゃ最高なんだけど文句は言えないね


中倉山から波平ピーク


大平山 社山から繋いで歩いたのが懐かしい


社山と半月山


中倉山の東肩


再び孤高のブナまで戻る さぁ下山だ


さらば 天空稜線

概略コースタイム

銅親水公園駐車場発(06:57)-登山口(07:46)-尾根末端(08:37)-中倉山巻道分岐(展望岩)(08:58)-
中倉山(09:16)-孤高のブナ(09:23)-波平ピーク(09:50)-沢入山(10:06)-展望地(10:09)-
波平ピーク(10:32)-中倉山(11:09)-孤高のブナ(11:18)-中倉山巻道の展望岩(11:25)-尾根末端(11:46)-
登山口(12:22)-銅親水公園駐車場着(13:19)

カシミール3Dデータ

沿面距離:15.4Km
所要時間:6時間22分

カテゴリー: 前日光・足尾の山 パーマリンク

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