奥日光散策

天気が良いので、気になっていた湯ノ湖のシャクナゲを見てきました。
蕾も幾らか残っていて、もう少しで満開といった感じでしょうか。
充分楽しめました。

竜頭の滝と滝下駐車場の咲き始めクリンソウを見た後は、金谷ホテルボートハウスへ。
ミツバツツジとシロヤシオが美しく咲き誇っていました。


湯ノ湖にやってきた 山の雪もすっかりなくなったようだ


北側の周遊道路


今日の目当てはシャクナゲ




白い花も


背景はミツバツツジ



ブナも一枚


周遊道


ミツバツツジも


湖面とシャクナゲ



僅かに雪が残っていた



竜頭の滝にやってきた


ミツバツツジと滝


龍頭の滝下Pのクリンソウ 数は少ないが咲いていた


千手ヶ浜の今年のクリンソウが楽しみだ



金谷ホテルボートハウスへ


湖畔を歩くとミツバツツジとシロヤシオが美しく咲いていてびっくり


ホント、今年はツツジの当たり年だね









それでは帰りましょう

概略コースタイム

カシミール3Dデータ

沿面距離:xxKm
累積標高差:(±)x,xxxm (+)x,xxxm (-)x,xxxm
所要時間:0時間0分
※累積標高差は、『国土地理院基盤地図情報数値標高モデル5mメッシュデータ』よりカシミール3Dにて算出した値

撮影使用機材

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日金山


「川の駅 伊豆ゲートウェイ函南」の朝 富士山は霞んでいるが今日もおはよう!

遠征最終日。

昨晩は沼津市内の温泉で汗を流した後、「川の駅 伊豆ゲートウェイ函南」で車中泊をしました。
ここは「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」に併設された川の駅という特殊な設定の駐車スペースです。

道の駅本体のほうはセブンイレブンあり、タリーズコーヒーあり、寿司屋ありでプチモールの様相。
便利で良いのですが、人通りが多く、脇を走る道路の騒音も酷くて正直車中泊には適しません。
連絡通路で挟んだ道路向かいの川の駅側は、少し高い場所にあるので比較的静かなんです。
それでも、最近は超が付くほど静かな場所ばかりで車中泊をしてきたせいか、一晩中周囲の音に神経質になっていましたよ。
以前、ここに泊まった時は何と静かな良い場所なんだろうと感動したものですが、慣れは恐ろしいですね😅

今日は基本的に宇都宮に戻るだけです。
とは言っても、本当に戻るだけではもったいないので、熱海にある十国峠展望台(日金山)から最後に富士山を見納めてからと思いました。
もっとも、なんとか持ち続けていた天気も今日から徐々に下り坂。ガスで遠望が利かないので正直期待はできません。

朝早い時間だったので展望台の建物に入ることはできませんでしたが、
微かに頭を見せてくれた富士山や霞んだ伊豆半島の風景。鈍色に輝く海。
特に自分は西伊豆が好きで、もう何度も訪れています。
それでも、また季節を改めて行ってみたい箇所、眺めたい景色があります。

一度登った天城山も少し範囲を広げて歩いてみたいもの。
様々な風景に感動するたび、また新たな旅に思いを馳せる。そんな事がいつまで出来るかわかりません。
辛うじて健康寿命を維持している今のうちなら、もう少しやっていけそうなそんな気持ちです。


沼津アルプスも至近距離で見るといかにも里山の趣


伊豆の象徴のような狩野川と沼津アルプス


熱海まで走り、今日の寄り道


展望台から熱海港と沖に浮かぶ初島 伊豆大島は遠く彼方に霞んでいる


初島へと向かう高速ジェット船


「THE GLAMPING 箱根十国峠」脇を進み十国峠展望台へ
素泊まりだが、こんな所に一泊するのも良いね


富士山はうっすらと


でも、かすかに頭を出してくれた


真鶴方面


こちらは東伊豆の網代方面


真ん中には伊豆半島の屋台骨、天城山脈


そして沼津アルプスと奥に西伊豆


伊豆の国も何度も訪れているが、まだまだ見果てぬ場所も多い いつの日かまた来るよ

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/40046414
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8183041.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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愛鷹山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

富士見山行の三座目。
愛鷹山は、三年前に黒岳・越前岳・呼子岳を登りました

愛鷹山は栃木で例えると、高原山や那須岳同様、複数の山の総称を指します。
新幹線や東名高速で富士山の南側を通過する時、手前側に立ちふさがるような山塊、それが愛鷹山です。

ところが、「愛鷹山」という名前のピークもあるので紛らわしいですが、今回はその愛鷹山を目指します。

泊地の箱根ビジターセンターに別れを告げ、箱根峠から国道1号を南下。
眼下に三島から沼津の街並みが広がります。
低い標高ながらもアップダウンの続く沼津アルプスが見えてきました。
やはり三年前の秋にここを縦走しましたが、海岸沿いの稜線歩きという楽しさを知った山でもありました。

さて、今日も駐車場からしばしの林道歩きが始まります。
50分歩いてようやく登山口へ。下山時はこの林道を使わず尾根通しのルートになります。
可能な限り周回にこだわる自分としては、違った風景が見られる林道歩きもさほど苦になりません。

登り始めると木陰道はひんやりと気持ちよく、たまに通過する日差しの道はじりじりと暑く、それはそれでメリハリがあって楽しいもの。
初めの目標地点、一服峠はルート上の最高標高地点で、そこから愛鷹山まで高度を下げる感じ(途中アップダウンはありますが)となります。

途中からミツバツツジがどんどん奇麗になり、そして珍しいアシタカツツジも。
このルートも期せずしてツツジが楽しませてくれます。

涼やかな風が吹き抜ける一服峠からは、位牌岳や以前登った越前岳などが良く見えました。
このあとは快適な稜線歩きとなります。
稜線上は、とにかくミツバツツジが凄くて足が先に進みません。

やがて相模湾を見渡せる場所に。
富士山もそうですが、やはり山から海を見ると一気にテンションアップする自分😆
良い景色。大満足です。

そして、ようやく愛鷹山の山頂へ到着。
朝から天気は良かったので期待していましたが、富士山が奇麗に見えるかどうかは時の運。
でも、待っていてくれましたよ🗻✨

独り占めの山頂でゆっくりとご飯食べながら堪能させてもらいました。
そういえば、今日は朝から誰にも会っていないあなぁ。人気の山なんだけどねぇ。

下山を始めるとようやく休憩中の登山者に遭遇。
「5時間ぶりに人に会いました」と思わず声を掛けちゃいました。
その後更に一名交差しただけなので、昨日の金時山に比べれば随分静かな山だなと感じました。

下山ルートはすぐに針葉樹林帯になってしまい、往路のメリハリのある登山道、ツツジ飾る稜線と比べるとかなり地味です。
このルートのピストンだけだと、愛鷹山登山の魅力の半分も無いんじゃないかなというくらいの印象を受けました。

登山日程は三日間でしたが、五泊六日の車中泊遠征。
今晩は沼津市街地まで降りて、もう一晩の車中泊です。
明日の予報は既に期待できませんが、宇都宮に戻る前にもう一ケ所だけ寄り道をしようと思います。


二日間お世話になった箱根ビジターセンターの静かな朝 ここも車中泊の穴場


移動途中で今日の富士山確保 見えた時に撮っておくのがセオリー
もっと手前で芦ノ湖雲海と富士山絶景があったが車が停められなかったのが残念


こちらは昨日歩いた箱根外輪稜線の丸岳 養生シートを被った電波塔だから解りやすい


箱根峠より南下を始めると沼津市街地の向こうに居並ぶ沼津アルプス
あそこを通しで歩いたのが懐かしい その奥は海を隔てて西伊豆だ


登山口の水神社駐車場 先行者の車一台
帰りはいなくなっていた代わりに三台新たに止まっていた


こちらが登山口というか、登山口に至る林道


位牌岳方面は通れないようだが今日は別なルートで登るので問題なし


ひたすら砂利林道を進むが雰囲気は良い


柱状節理かな?かつて火山の影響を受けた証なのだろうか


超のっぽのマムシグサがニョキ 1m以上はあったよ😱


どんどん行きます


広場があって何か見えてきたが・・・


位牌岳のつるべ落としの滝ルート登山口
通行禁止なのだからここにも表示すべきとは思うが?
しかし、位牌とかつるべ落としとか名前が凄いね


さらに林道を進み、ようやく登山口へ


反対側は下山時に通るルートなのでここを起点とした周回になる


まずは一服峠へ 先程の階段を登り登山道へ


今日は気温が高くて汗ばむくらいだが、木陰は涼しくて動きやすい


新緑が優しく陽を遮る登山道


開けた場所を通過 日差しが暑いぞ!


何故かこの辺だけ赤土が露出している 不思議なエリアだ


新緑と青空 今回遠征で最高の天気だね


暑くなってきても、また木陰になって一息つけるのがこのルートのありがたさだ


萌える新緑


段々とミツバツツジが目立ち始める


良き!


ん?色合いの違うツツジが・・・


ミツバツツジともヤマツツジとも違う?希少種のアシタカツツジのようだ


葉は五枚なのでミツバツツジでないのは確か


少し露出オーバーで撮影したが綺麗な梅色 背後はミツバツツジ


サルの腰掛三連荘
超巨大でボスザルクラスの巨躯でもOKそうだが形が座りにくそうだな🤣


進むほどに鮮やかなミツバツツジが次から次へと登場 なかなか先に進めない😝


本日ルートの最高標高地点の一服峠に到着
道標は半分欠けちゃってるけど、遠目に見ると逆に味が出ているように感じる


向かい側のひときわ大きな山は三年前に登った越前岳
左下に尖がっているのが呼子岳でそこから右側に続くギザギザは鋸岳で当時通行禁止だった


こちらは位牌岳 今回はパスしたが次回は必ず!


どこまでも続くミツバツツジロード



もー、勘弁して 先に進めないよ😓




袴腰岳は眺望も無い通過ピーク
50m先に展望地があるというので行ってみたが、木が伸びてしまって眺望は無かった


先に進むと駿河湾の眺望が開けた 正面右寄りの突き出した箇所は美保の松原
あそこでも車で一晩過ごしたのが懐かしい


こういうツツジ見るとまた足が停まっちゃうよね


馬場平は文字通り、広場で雰囲気が良い
この手前でルートを少し外してしまいログ汚しをしてしまった😟


今日のルートでこの表面が滑らかな木をあちこちで見かけたが何の木?
(知っている方教えてください)


馬酔木も延々と登山道脇にあったので開花すると馬酔木ロードになるだろう


場所によってはこんな感じで群生


正面が目指す愛鷹山だな 右手に見えるのは西伊豆海岸だろう


最後は一旦コルまで下り、標高差90mの登り返し💦


急登で滑りやすいからお助けロープはありがたい💦


そしてようやく山頂 富士山よバッチリじゃないか、ありがとう


静岡側からしか見えない宝永火口もくっきり


少しアングルを変えて


ツツジも入れて


一等三角点の大きな標柱とザックも入れて


画面右側の平坦地が馬場平 降りてきたルートが見える


箱根方面とムラサキヤシオ さぁ下山だ


下山のルートは一転して涸れ沢や針葉樹帯になる 往路のような華やかさは皆無だ


時折ルート不明になるがピンテを忠実に追っていく


鷹が旧字なのだろうか でも、良い雰囲気


正面左の伐採地は朝登った尾根だ


周回起点からは往路の林道を使わず尾根通しを行く
この石祠から地形図通りの急降下開始😱


ロープに大いに助けられる
木の階段が延々と続くから、水神社からの登山道はこちらが公式なのかもしれない


降り切ったところ 案内はこれだけなので登りの場合は見落としがち


神社を見るのもよいだろうが、無信教の自分はあまり興味なし
ということで本日の登山終了

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/40038722
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8170745.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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芦ノ湖畔から金時山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

富士山眺望の山で、やはり歩き残しの金時山
山頂に沢山の登山者が鈴なりといった印象が強く、長らく選外でした。

南側の仙石からのルートが最短でよく登られているようですが、それだと少しもったいないような気がします。
地図を眺め、芦ノ湖北端にある湖尻水門から箱根外輪山に取り付き、金時山を目指す事にしました。

前夜の泊地は「箱根ビジターセンター」。
キャンピングカーの老夫婦、軽ワンボックス夫婦と自分だけの静かな夜。
ここも、もう何度となく利用しています。

翌朝、霧が立ち込めるなか、ビジターセンターから目と鼻の先の桃源台バス停前無料駐車場に車を置いて出発です。
下山後は箱根登山鉄道のバス利用でここまで戻ってきます。
箱根はバスが充実しているので便利。
他にもいろいろな周回ルートが考えられますよ。

朝早いキャンプ場脇の道を進みます。
犬の散歩中の地元の人達と行きかい、やがて沼尻水門を左に見るとゴルフ場の正門脇に登山口。
いざ、登山開始です。

笹薮を切り開いたような登山道をひたすら登り、ようやく稜線に登り上げるもそこは箱根スカイラインの脇。
しばらくは登山道と車道が並走する感じです。

稜線上は大した起伏もありませんが、距離が結構長く感じました。
行程の大部分である乙女峠までに逢った人は三人だけ。
富士山ビューポイントは数か所あったものの、全体的に地味な感じです。
自分のように地図的興味心で歩く人か、本格的に外輪山踏破(35kmくらい)みたいな感じの人しか歩かないようです。
でも、この区間。
鳥のさえずりが沢山聞こえて、まだ上手に鳴けないウグイスにエールを送ったり、
そんな楽しさもある静かな歩きを楽しむことが出来ました。

乙女峠から先は沢山の登山者に遭うようになりました。
こちら側は金時山登山の通常ルートですね。

乙女峠手前からミツバツツジが出始めて良い感じでしたが、乙女峠から先はなんとシロヤシオが😀
期待していなかっただけにこれはちょっと嬉しい!

金時山の山頂は予想通り沢山の人達で溢れかえっていました。
写真を撮るのも一苦労。
なんとか写り込まないタイミングでパシャリ。
肝心の富士山は・・・
お隠れでしたね😓

岩に腰かけ、食事をとりながらしばらく粘りましたが、微かに姿を現わすばかり。
今回は縁が無かったということで諦めましょう。

それにしても、人が多いというよりも外人の多い山頂。
周りから聞こえてくる声のほとんどが日本語以外というのも珍しいよね。
特に多かったのはタイとかベトナムかそちら系の言葉でした。

下山を始めると、交差で登って来る人の8割以上は外人さん。
会話で判別出来て割と多かったのがフランス人、次に英語圏、そしてたまにドイツ人。いやはや国際色豊かな登山道でしたよ。
外人さん的にこれだけは覚えたい日本語、「コニチハ」を沢山聴きながらの下山も一興ですね😄
皆さん服装は日本人に比べれば超ラフですが、足元はローカットのシューズやランニングシューズなどで一応登山は意識しているようでした。

登りにかけた時間から考えるとあっという間の下山でした。

さて、バス停はどこかしらと探すとなんとなく予定した所と違っているじゃないですか。
時刻表を見ても全然違う?
違う系統のバス停があるというのはよくある話で、少し先に行った場所で目論見のバス停に無事到着することができました。
日頃から車生活なので、公共交通機関って緊張しちゃいます。

ほぼ定刻通りにやってきたバスに乗ると、車内の外人さん達の視線が痛いほど。
「ニホンジン、ノッテキタヨ」的な。
日本人は運転手さんと自分だけだったかもね💦😅



昨日は三ツ峠山下山後に、御殿場市内で温泉と食料調達をしました。
今晩もビジターセンターに連泊ですが、近辺だとスーパーが無いため食料調達の為には御殿場まで山を降りなくてはなりません。
箱根周辺は流石に本場だけあって、日帰り温泉は軒並み観光客狙いの二千円クラスの場所ばかり。
コンビニは数軒あるので食料は間に合わせるとして、温泉は折衷で少し御殿場側まで走った場所にある、「富士八景の湯」へ。
料金千円で、貧乏車中泊者にはちょっとお高め。でも内容は結構良くてお勧めです。
風呂から上がって休憩室で横になっている時にWebサイトを見ていたら、クーポンを提示すると200円引きになるって?
千円→800円だからこれは大きい!
行かれる方は是非クーポンの提示をお忘れなく。



後でよくよく地図を見直したら、富士八景の湯まで走ったら御殿場のマックスバリュまでもう少しだったかなと💦
お陰で、箱根のコンビニでいろいろ買いすぎの、食べすぎな夜でした。


桃源台の無料駐車場に車を置きしばし車道歩き 大きな建物が見えてきたが・・・


ゴルフ場のクラブハウスだった その脇にある登山口は以前偵察済み


ここよりハイキングコース 箱根外輪山北西部歩きが始まる


ルートは笹藪を切り開い感じの箇所が多かった


纏(まとい)リスよ、神奈川県にも採用されていたか


今日は気温が高いので汗が半端ない 夏場が苦手な自分はギリギリかも


展望台へ寄り道 車でここまで来れることは知っていたが、いざ車道を見るとちょっと悔しい


展望台からはこのように芦ノ湖側が見え、反対側は富士山


芦ノ湖側、いわゆる箱根の主峰


こちらは愛鷹山と左半分の富士山


笹道は続くよどこまでも


途中にある富士見ヶ丘公園は名に恥じぬ場所だった


再び、愛鷹山と富士山


静かな新緑の道をコツコツと進む


三等三角点、点名:落合


広大なゴルフ場 お金持ちの方が東京からサッとやってきてプレイ後に汗を流してサッと帰るのかな 運転手付きの車で😁


立派な櫓の富士見台に登ってみたが・・・


手前は砂利林道なので車はそうはいって来ないだろうが、木が邪魔で超残念


仙石原のススキ野原は青々としていた 秋には黄金色に美しく輝く


歩いてきた尾根筋


丸岳はこの青い養生シートがかかった姿が遠くからも目立つ 山頂眺望は箱根主峰方面のみ 行程も半分以上は過ぎているので一旦行動食の大休止とした


色の無い尾根歩きだと思っていたので途中からミツバツツジが出てきて嬉しい



こうやって登山道脇に咲いているとホント癒される


色良き咲きたて


乙女峠に到着 数人の元乙女(言い方😅)達が休憩中だったので先行してスタート ここから金時山までは登り区間となる


乙女峠からの富士山 だいぶ雲が多くなってきた 金時山に着くまでもって欲しいが💦


通過地点の長尾山にはこの山名表示以外に見るべきものは無かった


ミツバツツジ良いねと思って歩いていると・・・


なんと!シロヤシオが咲いているじゃないですか


まさか見るとは思っていなかったのでこちらも嬉しい


金時山への最後の登り もうひと頑張りだ


途中もシロヤシオが励ましてくれるので足取りも軽い


忘れちゃいないよ、ミツバツツジもね


モリモリと花付きが良い



登山者沢山の山頂到着 ハイ!富士山雲の中


こちら側は眺望良し 改めて歩いてきた稜線 結構遠かった


山頂下の岩に皆さんへばりついて食事をしながら富士山のお出ましを待つ


山頂にもテーブルとイスはあるがそれは茶屋の座席のようだ


ちなみにこんな感じ しめじ汁は名物らしい 五百円なら食べても良かったかな


出待ち富士山Maxでこれ、諦めて下山開始だ


食事した岩から一枚撮って、では降りましょう 皆さんが通常登りで使う最短ルートで


東に続く笹の稜線が良い感じ
次回は金時山からリベンジで富士山を見た後にこちらも歩いてみたいところだ


どんどん降りていくと途中から植林帯になった


立派な階段を降りると登山口へ到着
あとは車道歩きと結構難しかったバス乗車で本日の山行終了

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/40013827
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8166622.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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三ッ峠山(開運山)


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

遠征三日目。
今日登るのは三ツ峠山です。

富士五湖周辺の山はここ数年であらかた登っていますが、少し距離が離れた三ツ峠山は未踏でした。
山頂近辺にアンテナ施設が沢山ある点や、山頂小屋周辺で沢山の人が写り込んでいる写真を見るに、優先順位を下げてきました。
でも、登ってみなけりゃ山は解らない。

駐車場から山頂までのピストンとすれば短時間で登れる山ですが、あえて時計回りの大回りで歩いてきました。
これが正解。
なぜならば、駐車場から木無山経由のルートは荷揚げ用のジープ道でもあるため、ちょっと登山道の趣から外れます。
もっとも、自分がジープを運転してこの道を走ったとしても、途中でリタイヤ確実な難路ですけどね。
だって、歩いていても結構大変な箇所あったから😱

今回歩いたルートの前半も林道歩きでしたが、一旦登山道に入ればよく整備された気持ちの良い道が続きます。
途中で一ケ所だけ、ふいに富士山ドーンが見えた時の感動、三ツ峠山までは数人と交差するのみの静かな時間でした。

なお、途中にある御巣鷹山は、1985年8月12日に発生した日本航空123便墜落のあの山ではありません。
事故があったのは先頃の遠征で訪れた西上州の上野村のほうです。

三ッ峠山頂は流石に賑やかでした。何人もの登山者が上がってきますよ。
予報ではもう少し好天の筈でした。ガスが去ってはやってくる空模様。すっきりした眺望が得にくかったですが、粘っていると徐々に富士山の姿がクリアになってきました。でもそれもつかの間。そう簡単に見せてくれないのも魅力の一つかもしれませんね。


序盤は清八林道をひたすら進む 一般車は入れない


蜘蛛の巣の朝


針葉樹との混合林に散らばる新緑が清々しい


約一時間歩いた林道終点からいよいよ登山道


僅かの階段を登ると・・・


そこが峠 清八山経由で本社ヶ丸までピストンしようと思ったが、明日以降に向けて体力セーブの為割愛


周辺のミツバツツジはまだ蕾だった


マウンテンバイクなら登っていけそうな広々とした登山道 よく整備されている


途中で本日の富士山一号Get 雲が多い日は見えた時点で確保が富士見山行のポイントだ 「頭を雲の上に出~し」だね


こちらは都留市街地方面


通過点の大幡山 ミツバツツジが少々


でっかいサルの腰掛があった 普通のサイズのサルなら充分腰かけられるかも🐒


谷間の新緑が光り輝く


地味な茶臼山通過


朝霧をまとったミツバツツジが奇麗


軽くロープ場もあるが使わなくても問題なし


えっちらおっちら登って御巣鷹山へあと少し


巨大アンテナ施設にかけられた山名板 ちょっと寂しいね


見上げるとドーンとアンテナ


周辺はミネザクラ(合ってますかね?)が綺麗に咲いていた


美しい!



おやおや、向かい側の三ツ峠山にガスが😟


振り返って御巣鷹山のアンテナ群


三ツ峠山頂到着 大丈夫、ガスはすぐ抜けました でも富士山はちょっと残念かな


しばらく待っていたらお姿を現してくれました ありがたや🙇‍♂️


もう見飽きたと思いますが、一応アップで💦


富士山から右に目をやるとこちらも眺望が良い 左端が十二ヶ岳で右端が黒岳
ここ二年間で大部分を歩いた山域


左奥のピラミダルな鋭鋒は釈迦ヶ岳 昨春遠征の一発目に登った懐かしい山


黒岳の上に浮かぶ白い頂は南アルプスのどこか


釈迦ヶ岳の右上にもカッコいい山が見えているね


こちらは甲斐駒ヶ岳 遠目にも威風堂々の素晴らしさ


遠く中央アルプスも微かに確認できた


こちらは眼下の富士急ハイランド 絶叫マシン


山頂直下に大きな反射板あり


下山途中に本日のラスト富士山かな


山頂から少し降りたところに山小屋があるが・・・


なんとジープでここまで上がってこれる 後輪にチェーンを巻いてタイヤも泥まみれ ハードな行程が容易に想像出来る


山頂にいよいよ別れを告げ下山開始


屏風岩が凄い迫力


なるほどね、こうやってジープで上がってくるんだね


ここを登る時は運転席から空しか見えてないんじゃないかな
車幅ぎりぎりのこの左カーブ、かなりテクニックというか場数踏んでないと通過出来ないと思うよ


登山口のトイレまで戻ってきた


山荘所有の逞しき車が停まっていた
右側は雪上車みたいなやつ ほかにも小型のユンボなどもあった


町営駐車場到着 皆さんまだ山中の模様

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/39996649
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8162246.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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北口本宮冨士浅間神社と三湖台


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

春の遠征三回目。
今回は一回目遠征で未消化だった富士見山行です。

11日(日)
数日前から天気予報とにらめっこの結果、この日出発としました。
春の変わりやすい天気故、好天が期待できるのは1~2日がやっと。
それでも、後ろ向きの気持ちではどんどん時間が過ぎていくだけ。
雨ザーザー予報なら外しますが、なんとかなりそうな感じなので出発です。

相模原ICまで高速を使い、そこからは快走路の山間部を縫う国道413号(通称道志みち)を進みます。
道志みちはバイクツーリングの人気コース。今日も沢山のバイクが走っていました。
自分も一度は走ってみたいもの。東京圏の人は気軽に行けるけど、栃木からだと結構遠いね。

12日(月)
いつもの「道の駅 かつやま」の静かな夜があけました。
日曜日の夜だと車は数台もあれば多い方ですが、朝起きてみると10台近くの車中泊の車が見られました。
昨夜半から降り出した雨は明け方に予報通り雨が止みましたが、なんだか風が強いじゃないですか。
予報でもここまでの風は出ていなかった😣
改めて予報関係を精査した結果、本日の山行は中止としました。
無理して悪条件の時に行っても楽しくないものね。

諦めてしまえばあとは早い。
さっそく近くのマックにWifi狙いで籠りましたよ。
朝マックの安いセットで二時間も粘れるのは助かるよね。

その後は観光で北口本宮冨士浅間神社、そして前回に引き続き吉田うどん。
そして午後は、曇りがちな空のもと昨年の春にも歩いた三湖台散策へ。

三湖台は紅葉台まで車で上がると徒歩15分で到着しちゃう。
景色はとても素晴らしくタイパの良いポイントです。

中学校の登山でしょうか。西湖方面に下山していきました。
徐々に姿は見えなくなっても、いつまでも元気な声が聞こえていました。

さぁ、明日の天気はどうだろう。
予報はバッチリなだけに期待がもてます。
夕方の気温も昨日より低いので今夜は睡眠もバッチリとれそうです。


初日、移動途中の山中湖の富士山ビュースポットから
ここを通ると必ず撮っちゃうね😁


あんなところで足を滑らしたらどこまでも落ちていきそう😱


毎度毎度のお世話になりますマックスバリュ


駐車場からの富士山


翌日は天候不良で観光に変更
北口本宮冨士浅間神社を参拝(無信者なので拝まなかったけど)


清々しい参道だね


ようこそ!


参拝者のほとんどはインバウンドの模様 髭面の外人男性が外人女性をガイドしていた


由緒ある大杉の周りもインバウンドが囲む


周囲は巨木だらけで流石は神域だ


七色なのか?


萌黄色だけど、綺麗は綺麗


古来の富士講登山はここが出発点だ


まぁ、富士山自体が登る予定ないけど、ここから登るのは確かにロマンチック


吉田うどんで小腹を満たしたあとは三湖台へ足を延ばす
九割がた車で上がって残りの登山道も車道並みに立派だ


到着


昨秋歩いた王岳から鬼ヶ岳


こちらは鬼ヶ岳から十二ヶ岳、十二ヶ岳は一年前の春に歩いた


遠足登山?の中学生が集合!の号令 これから下山のようだ


お、あれは三ツ峠山だな
今日登る筈だったけどこの天気じゃ明日に延期して正解だったね


青木ヶ原樹海がどこまでも続く
こんな所にドロップされたらマジGPS無いと脱出不可だね😅


中学生がわいわいガヤガヤ楽しそうに西湖方面へ下山
慌てるな~転ぶぞ、と声出しの先生も大変だ


ガスが抜けるのをしばらく待ったがこれがベストかな


通りがかりのスロバキア人青年としばし会話
日本語上手ですねと言ったら「努力あるのみです」と返された😆


車に戻って、紅葉台からも一枚パシャリ


泊地の道の駅かつやまの夕暮れ 明日の天気に期待したい!


二日間お世話になった道の駅かつやま ここは静かでホントお勧めです

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/39975615
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8173806.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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旧塩原御料林


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
-当ルートには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合はご注意ください。-

野球親爺さんが、シロヤシオ咲く前山(塩原)の日記をアップされました。

今年は県民の森事務所前の植栽のシロヤシオを見ただけなので、自分も今シーズンの”はつもの”拝見といきましょうか。
さっそく歩いてきました。

旧塩原御料林内に延びる尾根は穏やかにして清らか。
そんな尾根筋に、人知れず咲く清楚なシロヤシオ。
時折ヤマツツジが紅をさし、見上げれば、まぶしさが溢れんばかりの新緑。
滅多に人が訪れないであろう静かなエリアは”最上級”を冠しても良いと思えるほどの素晴らしい場所でした。

積雪期、この尾根を経由して桝形山へと登る構想がネタ帳にしまわれています。
今回はその時の為の偵察も兼ねています。

下山後はシロヤシオ偵察で別な場所へ移動しました。


塩原ビジターセンター駐車場より出発 今日のルートは旧御科林内を歩く


地形図には三角点手前までしか破線道が書かれていないが、この地図では更に北に延びているところが興味深い


序盤は「前山八方ヶ原線」という遊歩道を行く
鹿又川沿いを進み学校平まで繋がっているらしい


遊歩道が西に折れる地点で離脱し、正面の尾根に取り付いた


道形こそ無いが、踏み跡は微かに残りわずかに歩かれている様子が窺えた 奇麗な尾根だ


ヤマツツジが光を受け、木立のあいまで輝く


直登区間も新緑に向かっていくと心が弾む


そして、シロヤシオ登場!


花付きもヨシ


新緑のトンネルを先へと進む


お、あの標柱は


御科局三角點だ


少し先に進むと国土地理院三角点 三等三角点、点名:塩ノ湯
YAMAPにはグレーピークとしても登録無し 山レコはここを前山としているも山名板は無かった


鮮やかなヤマツツジに目を奪われる愉しき尾根筋


シロヤシオは崖地を好む




今年はアカも良いけどシロも素晴らしいね


木漏れ日届く尾根道は、シロヤシオのシャワーが降り注ぐかのように美しい








過去に歩いた上質尾根の中でも屈指と言ってよいかも



南の790mピークへ向かうと岩が出て、しばし急登となる


登り上げると再びシロヤシオ


このピークから少し東に降りたあたりで偵察終了 今年の冬が楽しみだ


さて、戻ろう



清々しき新緑


ヤマツツジも色濃く鮮やか

旧塩原御料林を楽しんだ後は二か所のシロヤシオ偵察を行いました。

一ケ所目はスッカン沢右岸尾根(大入道北尾根)。
取り付き箇所から初めの谷を突き上げたあたり、まずミツバツツジに目を奪われます。
少し先に行くと標高1050m地点で咲き始めのシロヤシオ。
未だ蕾も多く、この先の群生地はまだのようです。

二ヶ所目はミツモチ山第一展望台と第二展望台の中間地点。
以前、ここでモリモリ花付きのシロヤシオトンネルを経験しています。
自分的に、ここは定点観察地点です。

結果的には咲いていました(標高920m)が、いまひとつ勢いが不足しているような感じにも見受けられました。
でも、ヤマツツジとのコラボがとても奇麗でした。

さらにもう一ケ所、権現沢左岸尾根も気になるところですが、もう少し時間を置いてから行こうと思っています。


偵察地一ケ所目 尾根に取り付いてはみたがまだ何も無い


ほどなく、まとまって咲いているミツバツツジ、期待が高まる


少し先には咲き始めのシロヤシオ(標高1050m)


蕾が多いがミツバツツジとのコラボが良い感じ 満開が待ち遠しい


更に奥、スッカン沢右岸尾根にはシロヤシオの群落地がある
そこが本命なのだが今日はここまで


色よきミツバツツジを眺めて戻ろう



スッカン沢右岸尾根の大入道直下ではもっと奇麗なツツジと前黒山を見ることが出来るが、枝が邪魔してイマイチかな


日留賀岳から大佐飛山方面


帰りはダイレクトに谷を降りよう


シロヤシオのピークに合わせたいが、諸般の事情と天気の兼ね合いで間に合うだろうか


駐車地へ戻って来た


寄り道二か所目 ミツモチ山第一展望台まで車で上がった
食事の後は第二展望台までの散策スタート


今日も男体山は顔を見せてくれない


予想通り、シロヤシオとヤマツツジのコラボ(標高940m)


良いね!


青空とシロヤシオ


第二展望台へ到着


ツツジ園地はもうひと頑張りといったところか


辛うじて三色揃っていた


田水張る遠景


ツツジ園地で戻る



ミツバツツジはそろそろ終了のようだ


以前から気になっていた三角点探し 大体この辺りなのだが・・・


三等三角点、点名:灰焼場(凄い名前だな) 見つけた!
静かに佇むこの三角点を訪れる人はそう多くないだろう


最後に落合橋パーキングに寄り道
コロナ禍で移動自粛の時に、よくここでコーヒー飲んで本を読んだものだ


ここから見る高原山が画になって素敵だと自分は思う



釈迦ヶ岳もすっかり雪が無くなったね

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/39866117
       https://yamap.com/activities/39870699
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8140718.html
       https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8142728.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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日瓢鉱山側から横根山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

横根山の過去の記事
    2023年05月18日  井戸湿原のツツジ
    2020年05月24日  井戸湿原のツツジ達
    2018年02月12日  横根山不発 怪我の功名、勝雲山周回でスノーフィールド徘徊
    2016年02月11日  方塞山から横根山散策
    2007年08月19日  久々の家族山行

横根山と象の鼻は、前日光ハイランドロッジを起点として何度も訪れていますが、今回は日瓢鉱山側から歩くことにしました。

象の鼻は好眺望の展望地です。とりわけ、積雪期に歩いた時は大感動しました。

無雪期は、前日光ハイランドロッジから牧場管理道を歩けば簡単に到達することが出来ます。
一方、積雪期は県道58号より前日光牧場への進入を雪の壁が阻みます。県道から前日光ハイランドロッジ、そして象の鼻までは歩く人も稀(というか殆どいない)である為、広大なエリアのスノーフィールドをどこまでもノートレースで進めるという贅沢さ。そして多少の起伏はあるものの、体力をさほど要しないのも高得点。

ところが、近年、県道58号は積雪期に閉鎖されるようになってしまいました。
除雪の予算が付かないんでしょうね。
こうなると一挙に遠い場所になってしまいます。

雪のある象の鼻に行く選択肢は、
1.古峰神社から三枚石、方塞山経由で行く
2.粕尾峠から車道を延々と歩く
3.日瓢鉱山方面からアプローチする
の三択です。

1と2は距離も長く所要時間も必要です。
まったく無理ではないですが、雪のある時期に殆ど入山者の居ないこのエリアの状況を考慮すると、自分の体力的にはちょっと厳しいかもしれません。3はアプローチ距離が短く、一番現実的です。
しかしながら、雪がある時に駐車地まで車が入れるかどうか、そして、登山口から井戸湿原までのルートの雰囲気が解らないと積雪期に突っ込んでいけない。

ということで、今回は来シーズンに向けての偵察としました。
結果的に不安要素は幾つかあるも、ルートは比較的明瞭であり所要時間も短く済みそうなので”行ける”という感触を得ました。

今日の予報は快晴の筈でしたが、曇り基調で時折太陽が顔を出す程度。
象の鼻からの遠景は今一つでしたが、井戸湿原のアカヤシオは遠目にも花付きが良く奇麗でした。
ツツジの当たり年らしく、ヤマツツジの花芽も沢山。
もう少しすると此処も華やかな場所に変わっていくのでしょうね。

前日光ハイランドロッジ方面から歩いてくる人は沢山いました。
特に五段の滝にはバズーカ砲レンズを下げたカメラマンがコマドリを狙って並んでいました。
他にもハイキング中の人を沢山見かけましたが、日瓢鉱山側ルートは自分以外は誰も居らず静かな山歩きを堪能することが出来ました。


アンテナ基地脇の空き地からスタート


道路を戻るとすぐ登山口


大きな岩が重積するルート


ルートは、時に不鮮明になるが序盤は基本的に谷詰めで行く
滑りやすいので足の置き場に神経を使う


ミツバツツジが谷に色合いを添える


古い木橋も苔で滑るので要注意


巨石の脇を抜けていく


ようやく岩ゾーンが終わるとジグザグに登る快適な登山道となった




更に高度を上げると笹の道へ


バイケイソウ群落はこのへんだけ


五段の滝までくればもう少し


井戸湿原の中に咲くアカヤシオ 近づけないが遠目にも奇麗だ



ガスが去来


眺望は何もないけど一応ピークへ


牧場管理道を進む


象の鼻が今日の目的地


展望台


白根山はまだがっつり冬山だね


皇海山は山頂左側が雲に隠れていて残念 中倉山の右奥に中禅寺湖南陵が続く


方塞山の電波塔と背後の半月山


新緑に輝く山並み


ヤマザクラかな




ちょっと早いけど昼飯 相変わらずのセブンプレミアム😅
パンの消費期限が写っちゃったね


最近赤城山をスッキリ見ることが出来ないのが残念


ここから2016年2月11日撮影画像








県道から前日光ハイランドロッジ、そして象の鼻まですべてノートレースの壮快山行だった


写真戻って、帰りの井戸湿原


太陽の光がもうちょっと欲しかったね




アカヤシオをバックにミツバツツジ


名前が解らないけど、気になったので撮影


五段の滝から下山ルートへ(途中でルートミスあり)


バイケイソウゾーン通過


サクサク下っていく


鹿沼方面かな?


下山も癒しのミツバツツジ




再び岩ゾーンへ 足の置き場に気を付けながら


巨石がゴロゴロ


ただいま準備中のヤマツツジ


終盤の沢水で顔を洗えばもう少しだ


車道が見え・・・


下山終了

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/39852766
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8138394.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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笠松山と間検土山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
-当ルートには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合はご注意ください。-

今冬シーズン(もう春ですが)のやり残し。
結果的にシーズンの藪納めにもなりました。

笠松山はもう10年以上越しかな。間検土山は最近知りました。
この二つの山を登る場合、最大の問題点は駐車地なんですが、
オフロードバイクで行っちゃえば楽じゃん、ということで二号機始動!
早速敢行してきました。

どちらの山も藪なんてそんな無いだろうと思ったら大間違いでした。
正確には、笠松山は往路のピストンだけなら確かに殆ど藪無し。でも、下山時に欲を出したら結局藪に掴まりました。
行かれる方は自分の往路ピストンが平和です。

一方の間検土山は「立伏グリーンタウン第4公園」脇から取り付く事例が多く、ここからなら藪区間は殆どありません。
自分は少し離れた「御霊神社」から地形図の破線道を追うも、途中から道形消失。藪漕ぎとなりました。


ここにバイクを停めて画面奥の尾根に取り付いた 林道は少し先まで進めるが行き止まり


木挽き道の痕跡があり、これを追う


大きな樹が並ぶ箇所があった


ほぼ電車道のようなルートを登り、労せずして山頂へ到達 二等三角点 点名:横倉


奥に進むと地形図に描かれている構築物があった 下のゴルフ場の貯水施設のようだ


山頂から南西に少し降りるとサンヒルズカントリークラブのコース 向こう側は多気山 多気山からも笠松山はよく見えた


下山はピストンをせず道形らしきものを追ってみる


うーーむ💦


バイクを置いた場所から離れつつあるので方角修正
今日は藪の予定は無かったんだけどなぁ😅


徘徊した結果こんなものを発見! 「羽黒村有林」と書いてある


少し先に行くと完全倒壊石祠

笠松山を下山しバイクで移動します。

横山町の「御霊神社」は以前から偵察で何度か訪れていました。
階段を登ると神社裏からの畑。開放的で気持ちの良い場所です。
間検土山は「立伏グリーンタウン第4公園」脇から登っている事例が多いですが、もろに住宅地の真ん前。
入山するのにちょっと気が引けたので、御霊神社からの破線道を期待しました。

途中まではしっかりとした道がありましたが、あっけなくも消失して藪に覆われました。
前方視界が悪く、地図とコンパスで進路維持に努めながら藪と格闘することしばし。
ようやく立伏グリーンタウン第4公園脇あたりで藪が切れて道形が戻ってきました😃
ラストの山頂直下も、ちょい藪だったのは僅かな区間。


バイクで移動 横山町の御霊神社前に駐車 階段を登りまずは神社へ




神社裏から畑を挟んだ真向いから入山する ここまでは偵察済み


うほほぃな長閑道だね


地形図に破線道が描かれているのでもしやと思ったがビンゴだな


束の間の幸せも長くは続かなかった しばし格闘
この手の竹藪はさほど辛くないけど蜘蛛の巣攻撃が😣


立伏グリーンタウンに近くなると罠アラートが延々と続く 幸いにしてこの辺から藪は切れたので歩くのは楽になった


山頂周辺は作業道なども無く軽く藪漕ぎで到達


三等三角点 点名:横山


帰りの藪修行も先が見えてようやく解放された


黄色い花!ガサガサした所を歩いてきただけに余計癒されるねぇ☺️


右奥の森が御霊神社


おしまいに可憐な山ツツジを見て今季の藪は終了!

帰りも途中で藪漕ぎを楽しみ???ながら無事下山終了。
今季の藪遊びは閉幕です。

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/39609943
       https://yamap.com/activities/39613190
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8095829.html
       https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8096328.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
・iPhone 13 Pro Max

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北茨城ツーリング

久々にバイクツーリング。
北茨城方面へ、クネクネした道を走って約300kmのロングツーリング。
肩や腰がちょっと凝りました。
最短で走ればもっと短いけど、走るのが目的だからいろいろあちこち回り道をするのです。

山あいの冷たい風を全身で感じ、
新緑の鮮やかさ、春風の匂いに満たされた道路の先に、海を見た時の感動。
毎年春はこのルートで走りますが、何度走っても良いなぁとしみじみ思います。

昼食は定番の「浜庄」さんの予定でしたが、やはりGWのせいか沢山のバイクや車が停まっていてとても入れそうになく、今回は断念しました。

近くの平潟港に「モリモア」というお店があったので、新規開拓精神で入ってみました。
昭和歌謡が流れる店内、漁港を見渡せる店内。とても落ち着く雰囲気。
基本的に喫茶店なんですが、刺身定食や魚フライ定食もやっていて、口コミ評価も結構高く寄せられています。

刺身定食を頼みました。
ヒラメの刺身が新鮮。肉厚で量も多くて大満足です。
刺身定食と言えば、冷凍のマグロやサーモンなども入れて総花的にする場合が多いですが、あえて地場物のヒラメにこだわったのがとても良かった。

北茨城ツーリングでは、もう何回も浜庄さんで食べてきましたが、今後はモリモアさんも有力候補だね。

食後は浜庄さんの前にある砂浜で缶コタイム。
ここの砂浜もお気に入りで毎回訪れます。
砂浜の向こうにあるのは五浦の岡倉天心美術館のある岬です。










撮影使用機材
・iPhone 13 Pro Max

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