天気が良い。こんな日は山歩き・・・
と思っても、行きたい方面は雪や強風で厳しそう。へなちょこ中高年が出る幕はなさそうだ。
家でゴロゴロしていても体に良いことは無い。
ならば、久々に人もあまり居ないであろう男抱山でのんびりと昼飯でも食べてくるかぁ。
墓地の駐車地に着いたら、あらまぁびっくり。こんな小さな山なのに沢山車が停まっているじゃないの。
いつから男抱山はこんなに人気の山になっちゃったの。
あの狭い山頂で密を気にしながら食事するのもなんだかなぁと一瞬ためらったが、ままよ。山頂じゃなくても適当に食べる事が出来りゃいいか、と思い直して出発。
男抱山の過去の記事
2016年10月30日 久しぶりの山遊び
2011年01月03日 ホームフィールドへご挨拶
2010年01月23日 半蔵山北側を歩く
2008年06月01日 梅雨入り直前の晴れ間
2008年01月01日 新春、御来光 男抱山
2007年07月01日 フィットネスin男抱山
2007年05月20日 駐車場で断念!剣ヶ峰 結局男抱山(^^;
2007年05月12日 男抱山とPROTREK
2007年04月21日 男抱山北側稜線探索
2007年01月20日 今日の運動は男抱山
今日は半時計廻り周回で登っていく。いつも感じるのは里山ならではの急登。時計回りは楽なんだけどね。それでもあっけなく山頂到着だ。14年前に初めてこの山に登った時は息も切れ切れにそれなりに大変だった記憶が懐かしい。
当時は登る人が少なかったが今は駐車地の車の数が物語るように沢山の人が訪れる山になったのは良い事だと思う。その反面「秘密基地」を知られてしまった子供のような残念さもほろりと感じる。
あっというまに山頂へ到着 西の双耳峰、男抱富士山 奥にシゲト山の鋭鋒 右手は半蔵山南方の羽黒山
東側の眼下に拡がる大規模ソーラー発電が目を引く。おそらく292mPの南東側斜面であろう。
あそこの稜線は男抱山に初登した3ヶ月後、ルートファインディングも初々しい頃に歩いた場所だけに思い入れが深い。
地主さんの意向なのだからまったくもってしょうがないことだが、ちょっと残念ではあった。
男抱山からコルへ一旦下げる。先行していた人も向こう(富士山)からやってくる人も皆半蔵山方面へ歩を進めていく模様。
なるほど、あれだけ車があっても案外山中で人に遭わないのはこのせいなのかと納得。
14年前はコルから北に降りるのは、林道に拾われてR293へ降りるルートの為だけにあったのだが、翌2008年頃より付近の整備が急速に行われた感があり、半蔵山への道標が設置された。当時は曖昧だったルートも今はきっと立派な登山道になっているに違いない。
かつて半蔵山から南下してこちらへ下ってきたことがあるが、もうその時には歩きやすい道が出来ていた記憶がある。だが、途中に眺望があるわけでもないし、半蔵山自体も木に覆われていてまったく景色が見えなかったと思う。
男抱山からだと、北に一度50m程下げ、そこから200m登る半蔵山は自分のようなもの好きが歩くならいざ知れず、一般の人達になぜそんなに人気があるのか正直解らない気もするのだ。
男抱富士に登ると3組の先行者が休憩中。丁度出発する人がいて場所を確保出来たので昼飯の支度にとりかかる。
時計廻りで登ってきた小さな子供を二人連れたグループが賑やかに通過し、気が付くと一人だけの山頂になっていた。
駐車地ではどうなることやらと思ったが、今日も静かな昼食の時間を得ることが出来た。