毎年、見ごたえのあるアカヤシオはミツモチ山の大丸でと決めていたが、今年は古賀志山で想定外の素晴らしいアカヤシオに出会ってしまった為、その後のアカヤシオに対する期待感が一気に下がってしまった。しかし、大丸のアカヤシオはやはり押さえておきたいところ。昨年はアカヤシオも超自粛モードの裏年だっただけに、正直今年の咲きっぷりが気になっていたのだ。
平日とは言えGWから完全に抜けきっていない。混雑するだろうと考え、気合を入れて早朝に自宅を出発した。7時前に大間々Pに着くと未だ車は4台だけだ。ちょっと意表を突かれた感もあるが、とりあえず車を置いてしまえばあとは慌てることも無い。お湯を沸かしてカフェオレとコンビニサンドイッチ。少し冷たい風に吹かれながら塩那の稜線を眺めて贅沢な朝食を楽しむ。
出発する時に寒くて着込んだフリースだが、ヤシオコースが下りから登りに転じるようになると軽く汗ばむようになり、再びザックの中へ仕舞いながら一休み。今日はまだ先行者も後続者も見ないので登山道は静寂そのもの。春の陽気に誘われた鳥たちのさえずりが楽し気に歌っているようだ。
遠目からも赤いものが山肌を染めているのが見えた。期待が高まる中、大丸へと辿り着く。
うーん。去年の悲惨な雰囲気とは比べようも無く素晴らしい。しかし、アップだと痛んだ花が目立つ。引きで見ると結構華やかなのだが。少しタイミングが遅かったかなという感じ。それでもこれだけ見られれば大丸の平均点以上かな、なんて勝手に採点しちゃった。自然の営みだからなかなかベストを捉えるのは難しいネ。
大間々駐車場に9時半前に戻ると満車まであと2台となっていた。青空コースでミツモチ山を目指す人たちに何組も出会っているので、やはりこの時期は釈迦ヶ岳と併せて人気エリアとなっているのだ。
さて、時間も早いので予定していた次のポイントへ移動すべく、県民の森方面からミツモチ山第一展望台まで車で上がる。本当は県民の森から歩けば良いのだが、お目当ては第二展望台との間にあるシロヤシオ密集地だ。
駐車スペースに先着車は無く自分が一番乗りのようである。展望台に横づけして、南側の眺望と家から持ってきた饅頭でコーヒータイムと洒落こむ。これまた贅沢なひと時。
登り始めは山桜の散った花びらが道を埋めていたが、やがて上の方に白いものが見えてきた。どうやら今年も綺麗に咲いて待ってくれていたようだ。
大丸のアカヤシオにどうにか間に合った様ですね。
って、言うか今年は開花期間が長いように感じられます。
GW中、気温の低い日が続いたからでしょうか?
次はシロヤシオ、高原山通いが暫く続きそうです。
“自然”は適期の見極めが実に難しいです。
その一瞬を捉えるのであれば、ドラえもんの『どこでもドア』で日参するのが一番なんでしょうが(笑)
大入道のシロヤシオ。楽しみですね。
こんばんは。今日6日に歩かれたのですか?
実は3日に県民の森の育樹祭跡地から南の尾根を登ってミツモチへさらに大丸、帰りは第2展望台、第1展望台と経由して戻りました。大丸のアカヤシオは自分にとっては大満足でした。
大丸には8時過ぎに到着し、30分以上ウロチョロしてましたが、その時間には人はまばらでした。
第1展望台と第2展望台の間がシロヤシオの宝庫?だとは知らずに歩いたのですが、こちらも堪能しました。
4日には守子登山口から釈迦ヶ岳に行ったのですが、守子神社のかなり手前の黒沢側でシロヤシオが結構咲いてました。この時期に行ったのは多分初めてで新たな発見をして一人ほくそえんでました。ちなみに釈迦ヶ岳の山頂は密でした。
7日は天気予報が芳しく無かったので6日に歩きました。
ちなみに今回はちょっと時間が早すぎて、ヤシオコース→大丸→ミツモチ山の間は人には合いませんでしたが、青空コースでミツモチ山に向かってくる人は多数でした。
守子神社のかなり手前の黒沢側ですか。なかなか渋い所。
通常、人が入らない所でそういったものを見つけると嬉しいですよね。
最近自分はそういう歩きが出来ていないので、静寂の世界をまた味わいたいものです。
それにしても野球親爺さんは相変わらずの健脚ですね。
守子登山口から釈迦ヶ岳は、三日のミツモチ山にに次ぐ連登なので自分ならかなりキツイのではと思います。
ちょっと鍛え直さなきゃなと思いつつ、最近は観光登山に終始しちゃってます。