久々に里山徘徊


-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
※当コースは全て一般登山道ではありません。参考にされる場合は自己責任でお願いします。


 昨年末からの『腰』の不調も大分癒えてきた。
 まだ完璧とはいえないが、そろそろ長い距離を歩いて様子を見ても良いのではないかと思い久々の里山徘徊。

 駐車地は2年前に羽賀場山への縦走を企てた時にも利用した板荷にあるせせらぎ公園駐車場である。
 せせらぎ公園は昨年の台風で黒川が氾濫して、流されてきた倒木だらけで見る影も無しといった荒れ放題。
 心の痛む有様である。

 その時は手前の尾根に強引に取り付いたが、今回は地形図の林道頼りに入っていくと思いのほか大規模に伐採が展開されていて、楽々と目的の稜線に到達することが出来た。

 久々に歩く静かな里山の稜線。小ピークからの尾根の乗り換えも、地図を出してGPSを見て慎重に。やはり楽しいものだ。
 残置ロープがあまりにも頼りなく、でもそこを通過しなければ先に進めない箇所が今日の終着点。
 当初計画のかまど倉から川化山周回とはいかなかったが、満足のいく10km越の歩きとなった。

 エスケープルートで車道に降り立ち、東側に趣たっぷりに横たわる紫雲山(次石山山塊)を眺めているとかつてあそこを歩いた記憶が蘇ってくる。

 今年は遠くの名山にもようやく登れる一年になる筈だが、やはり地元のこんな山も良いなぁとしみじみ思った一日であった。


まずは重機道を使って目的の尾根へ向かう


良く手入れされた植林地を失礼して登っていく


落ち葉の自然林はやはり気持ち良い


落とし物あり


425.7m三等三角点 点名 丸部 マルボ山と呼ばれているらしい


三角点手前と少し先にも石祠あり


かつてはワンカップが主流だったが林業関係者にも健康志向


眺望なきピークを登っては下りの繰り返し


久々の植林地歩きに疲れてきた頃  おお! 開けた


伐採地 ここを下ってまたピークを越えていく


本日随一の眺望なり


かまど倉直前の残置ロープの頼りなさよ 今日はここまで


腰もまずまず、脚はちょっと疲れたかな ではランチといたしましょう


下山途中の急な尾根を回避して一旦谷側へ


後は淡々と尾根下り


車道へ接合 

概略コースタイム

駐車地発(07:51)-取り付き林道入り(08:11)-425.7三角点(08:48)-伐採地(10:31)-かまど倉直前(11:52)-
昼食休憩-行動再開(12:30)-重機道接合(13:12)-車道接合(13:22)-駐車地着(14:33)

カシミール3Dデータ

沿面距離:13.7Km
所要時間:6時間42分

カテゴリー: 鹿沼・粟野の山 パーマリンク

久々に里山徘徊 への2件のフィードバック

  1. 野球親爺 のコメント:

    腰もまずまずとのことで良かったです。
    425.7三角点の青い板は7年前には黒いマジックかなんかでマルボ山と書かれていたのを自分の撮った写真で確認いたしました。青い板はカワスミさんのものかと思われますが、一般的には白いペンキで書かれていますので、古くなって消えてしまったのを他の人がなぞったのかもしれません。

    これからがまっちゃんさんの季節ですね。残雪の山も行けそうですね。

    • まっちゃん のコメント:

      野球親爺さん、こんばんは。いつもありがとうございます。

      なるほど、やはりマルボ山なのですね。
      カワスミさんの板も最近随所で消えかかっているの見ますが、時が過ぎゆくのを
      受け入れているようで、それはそれで味があるように思います。

      今回、かまど倉まであと少し(見えていた)での撤退となりましたが、
      不思議と悔しさはありませんでした。安全第一で細く長く山歩きを楽しみたい
      と思いました。

      残雪の山。
      取り敢えず、おさらいの三本槍。
      そしてなんと言ってもアイ駒。行けたらいいなぁ。

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