白根隠山 敗退


-『スーパー地形図』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

白根山の過去の記事
    2011年10月09日  金精峠から白根山周回
関連山行
    2018年06月03日  再訪!白根隠山
    2016年05月29日  いやはや、実に遠かった錫ヶ岳


 まだまだ今年の梅雨はやってこない。だが暑い。
 暑熱順応の苦手な自分だが、2000mを超えた山域ならさぞ涼しかろう。ということで梅雨入り前の最後の山として白根山に登ることにした。

 本当は白錫尾根の途中にある白根隠山がゴールであった。だが、白根山を登りそして下ると思いのほかの疲れた。無理すれば白根隠山まで歩く事は可能だったが、復路の金精山からの激しい下りに備えて充分に体力を残したかった。白錫尾根を目前にしてスルーするのも残念だったため、すぐ先にある地震観測所跡地でゴールとした。

 白錫尾根を遥か錫ヶ岳まで歩く事はもうこの歳ではないだろうと思うが、次なる機会には白根隠山あるいはその先の白桧山あたりまでは再訪し、静かなる尾根を感じたいと思うのだ。


金精峠駐車場 朝五時半でほぼ満車 白線あり残り三台にありつく
準備をしているうちに満車


まずはあそこ(金精山)の尖がりを越えていきましょう


以前、恐る恐る通過していた崩落個所は橋がかけられていた これなら安心安全??


「うん またくるよ必ず」 コメントに思わずほっこり??


男体山ファミリーは眠りから覚めつつある


ふぅ~ まずは一息入れましょ


くねくね 道路はドライブ快走路


金精山を一旦下り、国境平から登りへ転じる
 写真を撮っていたら、後続の方を立ち止まらせてしまったので先行していただく


我が後続は登山道を行くシカ一頭 どちらまで行かれるんですか?


ようやく稜線に出た 吹き抜ける風が爽やかだ


男体山ファミリー勢ぞろい おはよう


やはり白根山ってカッコいいいね


嬉しい咲き残りのミネザクラ


ここまで行き交う登山者は僅かだったが、
弥陀ヶ池まで降りて来ると菅沼からの登山者が一気に増える
さぁ白根山へのラストスパート


急登でみるみる高度が上がる 正面の燧ケ岳が形の良い姿 
手前の四郎岳と燕巣山 ダブルヘッダで登った時はあの登り返しがきつかった💦


山頂まであと少しだが、振り返ってシャッターを切って一休み 遠く武尊山


到着! 狭い山頂は長居出来ない


沢山の登山者が憩う


遥かなる錫ヶ岳 かつて、気合だけで歩いた山 もう今の体力では無理かも


エメラルドブルーの五色沼が輝く バスクリン・・・ではない😅


山頂に別れを告げ避難小屋へ向けて下山


今日はあちら(白根隠山)が本命なのだが・・・


・・・結局気力切れ😅
時間と体力はまだ残ってはいたが、金精山の峻険な下山リスクを考えてここまで
観測所跡地は以前残っていた建物が綺麗に撤去されていた


白錫尾根をちょっぴり歩けただけだが満足しよう
次回は錫ヶ岳とはいわず、白桧岳あたりまで歩きたいところ


白根隠山からだと遮るもののない白根山ドーンだけど今日はこれがベスト
でも見られて良かった


前白根山まで、そして五色山、金精山にも登り返さないといけないので体力温存


本日のゴール、地震観測所跡でゆっくり昼食 この景色、なかなか良き哉


登り返して前白根山 左奥に白根隠山


アップで 正面真ん中あたりが避難小屋への降下地点で白錫尾根入口 
こうして見るとデカイ白根山を乗り越して再び外輪山に登り返しているのだから疲れるよね😓


正面真ん中の平坦地が観測所跡地 先ほどあそこで昼飯を食べた


白根隠山アップ ラスト、たった50mの標高差なのだが今日はパス 無理は禁物


男体山ファミリーもスッキリ 否、お母さんだけ機嫌悪そう 何があった💥




遠いぞ!五色山


本来はあそこ(湯元)から登るのが由緒正しいのだが 今回は楽をさせて貰った


定番の白根山と五色沼構図


金精山の登り返し、そして厳しい下りも終わり無事金精峠へ 
金精神社の日陰に腰掛けしばし休憩 朝とはうって変わって青空が美しい


さようなら、トンガリ金精山

概略コースタイム

金精平駐車場発(05:32)-金精峠(06:02)-金精山(06:41)-国境平(07:04)-五色山(07:34)-
弥陀ヶ池(08:19)-白根山(09:25)-避難小屋(10:20)-白錫尾根入口(10:39)-観測小屋跡地(10:49)-
昼食休憩-行動再開(11:01)-前白根山(11:24)-五色山(11:59)-国境平(12:23)-
金精山(12:45)-金精峠(13:21)-金精平駐車場着(13:49)

カシミール3Dデータ

沿面距離:13Km
所要時間:8時間17分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

カテゴリー: 日光の山 | コメントする

散策ついでに佐貫観音

 今年は梅雨の入りが異常に遅い。そして既に真夏のような天気で夏が苦手な自分にとっては辛い日々が早くも訪れた感がある。救いはまだ湿気がそれほど高くないので風に吹かれれば涼しいということかな。

 5月になってバイクのバッテリーを二台更新したっきりで走っていなかったうちの一台。スクーターに乗って散歩に出かけてきた。


稲が青々と育つ風景っていいね


今日はスクーター(125cc)で出動


あちこちぐるぐる走り回った末、佐貫観音の先にある鬼怒川に面したベンチで昼ごはんを食べることにした。


川の流れる音が心地よい


このバイク買って13年経つが、袋かけフックを初めて使ったよ😁


近くのFMで買ったひやしたぬきうどんをいただく


正面に高へら山のぽっちりした山容、左に目を移せば半蔵山


夜とかライトで照らしたら怖そう😱


さて、ついでだからあの後ろに行ってみますか


明瞭な踏み跡を追うも・・・


途中から不明となり適当に登る


唯一の眺望 樹の間から鬼怒川が見えた


SHCカワスミさんの山名板が半分に割れていた。
以前来た時は割れる前だったが、ブログ記事にしなかったので日時不詳で写真が見つからず。


この岩を登ればトップだが、スニーカーの中で足が泳いでいるのでグリップが期待出来ない。無理はすまい。
40年前、20代の頃はまだ山登りをしなかったが、何かのきっかけで一度この上の岩に立ったことがあった。
怖いもの知らずとはこのことだ。


山頂から東へ穏やかな道が続く。こちらが参道だろう。


下っていくと琴平神社。ここから鬼怒川や日光方面が一望できる。












かつてはここの先に橋が架かっていた。古い面影をこうして残すのって良いと思う。


遠く雷鳴が聞こえてきた。観音岩にご挨拶して帰りましょう。


日光街道を走ってもつまらないので林道牛沢天王寺線へ。半蔵山直下を経て新里へと抜ける林道だ。


半蔵山登山口。山頂まで10分だが、今日はやめておこう。

撮影使用機材
・iPhone 13 Pro Max

カテゴリー: 日記 | コメントする

裁ち蕎麦を求めて南会津へ


 梅雨入り前のツーリング。この時期大抵北茨城方面へ走り、魚を食べて来るのが恒例。だが今回は南会津へとバイクを走らせた。

 天気予報に反して北に向かうほど雲が優勢の空となる。夏用のメッシュジャケットではいささか体が冷えるので中にウィンドブレーカーを着こんで凌ぐ。グローブもメッシュだからいささか手が冷たい。

 目的地のお店で裁ち蕎麦と季節の山菜ミニ天丼、デザートにはっとうまで付けて大満足な昼食をいただいたあとは、初めてのミニ尾瀬公園散策。ヒメサユリが綺麗に咲いていて嬉しい。

 下郷町を経て那須経由で帰れば300km超の下道ツーリング。心地よい疲れが残る一日であった。


思ったより雲が多くて寒い


いつもカメラを出す、いつもの橋からいつもの風景 見えているのは大杉岳だと思う


今日の目的地


裁ち蕎麦とミニ山菜天丼


はっとうも付けた


ミニ尾瀬公園へ寄り道 檜枝岐川の橋を渡る


鮮やかなピンクのヒメサユリ


ヒメサユリと大杉岳


水が綺麗な園内、レンゲツツジは終盤だ


ニッコウキスゲも


とにかく水が澄んでいて綺麗


道の駅しもごう ブルーベリーアイスでクールダウン


那須、八幡崎

撮影使用機材
・iPhone 13 Pro Max

カテゴリー: 昼飯, バイクとツーリング | コメントする

疲労困憊の黒檜岳


-『スーパー地形図』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
-※当コースには一般登山道でない箇所が含まれています。参考にされる場合は自己責任でお願いします。

黒檜岳の過去の記事
    2020年10月28日  9年ぶりの中禅寺湖南稜
    2011年09月16日  中禅寺湖南陵を歩く
関連山行
    2023年11月01日  社山周回
    2013年11月23日  中禅寺湖、大日尾根 上野島ルートで社山


 6月から基本的に山から遠ざかる生活を始めるつもりだ。特に差し迫った理由がある訳でもないのだが、まず暑いなかの行動が耐え難いのが一番だ。

 天気予報を見ると、台風一号がやってくる直前の晴れ間。5月の締めに歩いてこようと思い、春季は初めての中禅寺湖南稜を伝い黒檜岳を登ってきた。

 中禅寺湖南稜へのアプローチは社山経由ではなく、阿世潟北方にある尾根(巷ではショートカットルートと呼ばれている)から取り付く。

 社山北側の尾根に乗るには五つのルートがある。松ヶ崎から、大日崎から、上野島側岬から、そして比較的よく歩かれている今回の阿世潟北端から取り付くショートカット尾根、最後は社山を越える登山道だ。11年前は上野島側岬から登り、昨年はショートカット尾根を登っている。この取り付き尾根は大変な急登なのだが、二度目にも関わらずどうも学習していなかったようだ。

 ショートカット尾根は藪もなくすっきりとした気持ちの良い尾根だ。だが、とんでもなく急登でもある。この取り付き尾根を登りきり、黒檜岳へ走る稜線に乗り換えると、しばらくは緩やかな区間が訪れる。だが、二度目の急登で再び体力をそぎ落とされる。踏み跡も少なくグリップに力を使い、前傾で登り続けるので結構な体力消費となるのだ。

 社山を越えていくより楽かなと単純に考えてこのルートを選択したが、結果的には急登区間にアキレス腱が伸び切り、いつにもない疲労感を感じる歩きになった。


早朝の華厳の滝脇市営駐車場 帰りはここまでバスで戻る
停まっていた車数台は県外ナンバー 山か釣りか


社山、中央ピークと社山右手の小高いピークが今日の序盤ルート 社山は登らない


阿世潟手前地点から いつもの逆さ男体山 逆光で滲む光線 釣り人は阿世潟あたりまでも沢山いた


中禅寺湖の水も大分回復してきた様子 上野島の途中も水没復帰したようだ


尾根取り付き末端 さぁ、行きましょう

 先ほども掻いたが、この尾根は昨秋は紅葉の中登った。その時は周回して社山から下山するだけだったので、ゆっくり登ったからなのか、やはり急登はきついと記録していたが今回はやけに辛い。噴き出す汗、伸び切るアキレス腱。今日のこのあとの長丁場に耐えられるだろうか。


踏み跡無き急登急登!アキレス腱が伸び切った💦


ご褒美の緩やかな尾根に癒される


社山の山頂が左手に小高い

 今年はもう白ヤシオは諦めていた。僅かな花を求めて登ることも可能だろうが、潔く今年は諦めようと思っていた。ところが途中でちらほら咲くシロヤシオを発見。初めて山でシロヤシオを見た時のように感激。


シロヤシオ発見!今年初めて見る実物に感激


少し痛み始めているがそれでも充分綺麗だ

 三度目の中禅寺湖眺望点に到達する。ここは良いところだ。この先の稜線歩きでも何か所か中禅寺湖方面を見ることが出来る箇所はあるが、自分的にはここがベスト眺望だと思う。写真は掲載しなかったが、カメラを右に振ると大きく男体山。少し枝が邪魔するのが玉に瑕。


中禅寺湖眺望地点へ到達 今回が三回目だが眺望が素晴らしい 白錫尾根が悠々と横たわる


正面の逆さ高山


黒檜岳分岐通過 気分的に第一区間クリア


黒檜岳へと向かう稜線歩き開始


足尾煙害で荒廃した山にも樹が戻りつつあるが、豊かな山に戻るにはあとどのくらいの時間が必要なのだろうか

 以前と比べると格段に道型は濃くなり迷うことは無くなっていた。以前は時折深い笹薮に閉ざされ道を失い藪漕ぎを強いられることもあったが、今回はそういったことは全くない。笹を見ると全てシカに食べられた跡があり、煙害に苦しんだこの山域を次はシカの食害が蝕みつつあるという事実に悲しさを禁じえない。


13年前にここを歩いた時は腰高の笹薮で道を失い迷った 鹿の食害が新たな山の危機を呼び起こしている






振り返って社山


登山者発見(画像中央に二名) 後刻、黒檜岳で会った女性二名 この先にも単独者一名を視認


黒檜岳の山体が間近に見える 廻りこむようにしていくのでまだまだ遠い


突然シロヤシオの群落出現 先ほどの場所より沢山の木で咲いているではないか


白根山をバックにして


よくぞ咲いてくれていた!




南東方面


荒涼とした松木渓谷 中倉山


来た道を振り返る




右奥の黒檜岳に向かって稜線はまだまだ続く


袈裟丸山塊から皇海山への稜線 中倉山の先に庚申山が聳える


再度来た道を振り返る 社山からの距離感を感じるアングル




一旦、癒しの平坦地を通過


左奥、大平山は今日疲労の為パス

 稜線自体は大きな上り下りが無いが、序盤の取り付き尾根急登ですっかり消耗してしまった。最近にないレベルの疲労でちょっとした登りにもすぐ息があがる。山を始めた頃はしょっちゅうこんな感じで歩いていたなと、ちょっぴり懐かしくなった。だがこの稜線は眺望が終始良いので気持ち的には楽。吹き抜ける風も涼しいを通り越して少し寒い位だ。暑がりの自分には丁度良い。

 大平山を左に見て分岐まで到達すれば、あとは黒木の森の中にひっそりと佇む黒檜岳の山頂を踏んでと下山となる。ここまでくれば山頂までの僅かな部分以外登りはもう無い。ようやく、ほっと胸をなでおろした。


大平山へはここを直進するように進む
今はしっかりとした道型があるが、以前は腰高の笹薮漕ぎで進んだ ここもシカの食害だろう


黒木の森へ入ると眺望ともお別れ


一つ目の山頂(最高標高点)  黒檜岳は二か所に山名板がかかっている 共に眺望は無い


こちらは二つ目の山頂 最近失われつつある山部さんの山名板がよく似合っている 上の板も朱色が良い


森の中は目印を外さないように慎重に


下山路にシャクナゲがいくらか咲いていた ベストでこんな感じ


長い長い急な下りの末ようやく中禅寺湖に降り立つ まずはほっと肩の力を抜く


今日は疲れているので群生地はパス でも、周辺に咲いているクリンソウも充分に綺麗だ






台風接近の影響か? 徐々に天候は下り坂のようだ

 いつにもない疲労に傷心し、千手ヶ浜から低公害バスに乗ってしまおうかと悩む。だが、浜でしばらく男体山を眺めていたら幾らか元気が出てきた。さぁ、竜頭の滝バス停を目指そう。


歩いて来た稜線にもガスが掛かり始める


熊窪の砂浜も湖面の色が冴えないといま一つ


周遊道は元気なヤマツツジが色を添える



 中禅寺北岸周遊道は至って穏やかな道。時折、見事なヤマツツジがあたりぱっと照らすように現れる。すっかり疲れ果てた体に励ましを貰う。
 終盤、赤岩直前の登り返しは後からやってきた年配の方に追い抜かれた。もう無理はしない。あとはバス停までいけばそこがゴール。2024年春の歩き終いに相応しい、体はボロボロだが気持ちは爽やかになれた一日であった。

概略コースタイム

県営駐車場発(05:31)-歌ヶ浜駐車場(05:50)-阿世潟北の尾根取付(06:57)-一本目急登終了(07:37)-
二本目急登開始(07:57)-二本目急登終了(08:25)-中禅寺湖方面展望地(08:30)-社山黒檜岳分岐(08:42)-
シロヤシオ開花群生地(08:59)-大平山分岐(10:27)-黒檜岳最高標高点(10:47)-黒檜岳(10:51)-
中禅寺湖畔へ(12:37)-千手ヶ浜(12:52)-熊窪(13:26)-赤岩(14:04)-竜頭の滝バス停(14:34)

カシミール3Dデータ

沿面距離:22.8Km
所要時間:9時間3分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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猫魔ヶ岳と雄国山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

 東北遠征、というほど大がかりにはならなかったが、最後の山は磐梯山の西側に位置する猫魔ヶ岳と雄国山で締めることにした。雄国沼はあと一ケ月もするとニッコウキスゲが咲き誇るというから、本来ならその頃に行くべき場所だろう。でも、自分はその時期は既に耐暑的に無理だから諦めている。花はともかく眺望だけでも見られればヨシと思い計画した。

 天気予報はまぁまぁ当たりと言えば遠からじ。昨日の午後から悪化して今日の午前中にかけて回復する予定。もう一日停滞すれば明日あたりは好コンディションで歩ける筈なのだが、距離が長い行程なので後半の天気回復頼みで出発した。

 八方台駐車場は休日満車が常態らしく、あまり早い時間だと天気回復が見込めないし、遅いと停められない可能性が出てくるので時間の落としどころが難しい。

 駐車場へ着くと6時前だが結構な台数が停まっていた。中には車中泊組もいるようだが、ここは電波が圏外なので夜間の緊急連絡の受信が出来ない。自分的に車中泊はパスだ。

 車から降りて準備を始めると昨晩から吹き始めた風が強く、寒い。一枚羽織って出発した。 


八方台登山口より猫魔ヶ岳へ入山 ハードな熊がお出迎えだ


今日も露払いか? ”ほーいほぃ”と叫びながら進む

 先行者の三人グループいたが、途中で彼らが根曲がり竹のタケノコ堀りをしているそばを追い越してしまった。いよいよ露払いかと思えば、向こうから下山してくる人に会う。この時間帯でも案外人は歩いているようだが、ガスで幾らか視界が悪いので用心に越したことはない。磐梯山同様、ダブル熊鈴とホィッスル、奇声で進む。後から登ってきた人は自分の奇声のほうが気になったのでは😅


猫魔ヶ岳へ到着 右側の小さな山名板が良いね


眺望無しのガスガス 帰りに晴れることを期待しましょう


なんとも素朴な可愛さ

 次のピークの猫石もまたガスで何も見えず。風もまだ強く、流石に意気消沈する。猫石からひたすらに下り、渡渉を何か所か繰り返すとようやく雄国沼へと到達した。途中からヤマツツジが見えるようになるが、何故か栃木あたりで見るヤマツツジより花が大きいような気がする。レンゲツツジのようにも見えるが、通りかかった福島の方に尋ねたところ、やはりヤマツツジだということだ。

※当ブログをご覧いただいた、でんさんより教えていただきました。ツツジはレンゲツツジが正解です


レンゲツツジの大きな花が時折見られるようになる 朝露に濡れて綺麗


雄国沼のほとりを進む 空模様は未だ回復せず


いくらか青い部分が見えてきて期待に胸膨らむ


雄国沼休憩舎 中にトイレあり 誰も居なかったが広々として休憩には最適


雄国山への登りにかかるとレンゲツツジが続々と見られるようになる


今年はツツジ類が不調だったが、レンゲツツジは元気


山の名前も花の名前もよく知らない自分だが、この白い花は? 教えていただきました 正解はズミです


とても綺麗な花


背後に猫魔ヶ岳

 ツツジを見ながらゆるゆると登っていくと、あっという間に雄国山へ到着。見晴らし櫓は老朽化の為使用禁止になっていた。枝が邪魔な北側眺望は得られず。西側の喜多方市街地と飯豊山が見えた。


山頂の展望台は老朽化の為利用禁止 北側眺望は得られなかった


西側 喜多方市街地


飯豊山は雲の中


米どころだね


奥に櫛ヶ峰


雄国沼に向けて下山する




休憩舎から雄国山 ここからだとまるで裏山だね


大分青空が戻って来た


ブナの新緑が目に眩しい森


この時期咲くものはまだ無いが、それでも広々として気持ちの良い湿原を一周








金沢峠へ登り上げるとそこは車道 ここに車を停めて周回すれば雄国山と雄国沼もイージールートだろう


金沢峠から雄国沼俯瞰


車道を歩いているとやはり目に付く飯豊山にカメラを向けてしまう



 序盤は舗装だった林道もやがて舗装が切れ先へと続く。犬連れで散歩しながら山菜取りの人。肩に下げた袋に沢山の戦利品が詰まっている。更に進むと林道を塞いでトラックが停まっていた。脇の笹薮で盛んに声がしている。トラックの横に居た女性に聞くとタケノコ取りだという。「クマが怖いですね」と尋ねると、「御覧のように騒ぎながらやってます」とのこと。トラックの荷台を見ると大量の根曲がり竹のタケノコが積んであり、なんとなく趣味の域を超えているようにも見えた。このように随所で山菜取り、タケノコ取りの人が見られたが、彼らがクマに逢う可能性が高いのはやむを得ないだろうと思った。

 以前読んだクマに関する本にこんな事例があった。山菜取りに熱中していた人が腰に食料を下げていたところ、背後からクマが近づき、腰に下げた食料をなんとか取ろうと手でちょいちょいと触ろうとした。山菜取りの人が気づき、振り向いたらそこにクマが居たという背筋も凍る出来事だ。その時はクマも食べ物以外は見ていなかったようで、まさかの人間でドッキリ。慌てて一目散に逃げていったというのだから不幸中の幸いとしか言えない。クマは哺乳類最強の嗅覚なので食料をむやみに晒してはいけないという好例だろう。山の中で食べ残しを捨てるなどは厳に慎まなければならない。 

 最近は里に降りてくるクマの話題が絶えないが、クマの生態に変化が現れているのは間違いないだろう。基本的に強い個体は山の中で確たる餌場を独占出来るが、経験不足の若い個体や弱い個体は次第に麓に降りてくるしかなく、そこに限界集落があれば里の成り物に導引されるのは自然の理だろう。

 北海道のマタギの人が書いた本で読んだことがある。クマ(ヒグマ)は山の険しい所に居る訳ではなく、彼らとて移動に楽な、そして穏やかな所で生活する習性があるという。要は無駄な苦労はしないというごく当たり前のことで、そんなクマ達から山での行動の仕方や生き方を教わったという。今、クマ達は人里を生活の場としようとしているのだろう。

 山歩きをする者として会いたくないのは当然だが、単純に法改正をして予算を付けて頭数制限で駆除すれば良いという問題でもないし、そもそも保護獣でありながら危険な彼らとどう付き合っていくかというのは、なかなか難しいことだと思う。ハンターの高齢化やなりて不足。ハンターにとっても危険なクマ猟が敬遠される昨今、深刻な問題だと思う。


長い林道歩きの末登山道へ


ようやく道標を一枚見る

 厩岳山の山頂周辺は倒木や道の荒れが目立った。だが交差一名、山頂で休憩中一名と、それなりに人は歩いている。猫魔ヶ岳や雄国山周辺と比べれば圧倒的に地味だが、どことなくほっとする雰囲気の山だった。

 山頂からは控えめに雄国沼や磐梯山が見える。南に降りていく登山道があったが、途中に厩岳山神社があるのでこちらが参道になっているようだ。


厩岳山頂は静かなところ


雄国沼と飯豊山




磐梯山をほぼ真西から見る


左、猫石 右、猫魔ヶ岳  とりあえずあそこまで戻らなければならない


猫石アップ


そして戻ってきた たいした登りでは無いが終盤結構きつかった 朝とはうって変わって快晴に感謝


猫石から最後にもう一度雄国沼


厩岳山


帰路の猫魔ヶ岳より磐梯山


猪苗代湖


桧原湖


八方台駐車場へ帰着


猪苗代町から最後に磐梯山 さようなら 次は南から登るよ

 今日は麓の気温も低い。裏磐梯まで戻らなくてもよさそうだ。

 猪苗代町内で買い物、あまりコスパの良くないホテルの日帰り温泉で汗を流して「道の駅 猪苗代」へ車を停める。この道の駅も何度か利用しているが、とにかく広大でトイレも綺麗。夜は大量の車中泊の車で埋め尽くされる人気道の駅である。

 トイレ至近は大型駐車スペース側なのでいつも避けるが、今晩はアイドリングしているトラックどころかトラックの姿自体がほぼ見られなかった。物流2024年問題で長距離ドライバーにも休みが確保されるようになったのだろうか。思わぬところで状況の変化を感じた。


 さて、4月から始まった車中泊登山シリーズも一旦ここで終了。これから次のシーズンが始まる10月までは普通の初期高齢者(正確には今年12月が誕生日なのでそこから)生活が始まる。

 私事だが、5月に4人目の孫が産まれた。最後の孫が産まれてから数年経っていたので孫を抱く手もおぼつかなかったが、我が血を継ぐ新たな命を抱くことが出来た幸せに感謝したい。

 

 山の方は暑いのが苦手でしばらくお休み。
 でも、涼しい山なら月一くらいは・・・登るかもね😁

概略コースタイム

八方台駐車場発(06:10)-猫魔ヶ岳(07:12)-猫石(07:30)-雄国沼休憩舎(08:45)-雄国山(09:28)-
雄国沼休憩舎(10:05)-湿原入口(10:33)-金沢峠(10:54)-林道終点(11:44)-厩岳山(12:10)-
猫石(12:58)-猫魔ヶ岳(12:26)-八方台駐車場着(14:06)

カシミール3Dデータ

沿面距離:19.8Km
所要時間:7時間56分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

カテゴリー: 車中泊の旅, 福島県の山 | 2件のコメント

東北遠征 停滞日

 本日休養日也。

 と言うほどは疲れていない。だが、流石に先週の群馬県境三連登は体に負担があったように感じた。特に19日の仙ノ倉山は結構疲れた。20日に宇都宮へ帰り、中一日で出発したので下道オンリーの車の運転も地味に効いているのだろう。

 以前のような筋肉痛は最近とんと感じなくなって、標高差1000mを超えても翌日多少のだるさだけで歩き始めるとすぐにコリがほぐれるような感じだ。だが決して強靭なわけではなく、要領よく歩けるようになっただけなのかもしれない。

 今年の2月からYAMAPとヤマレコを始めたが、自分のペースを見ると総じて平均程度だ。無理せず楽しく歩けば大体平均というのはある意味安心できる結果と言って良いだろう。

 山SNSの世界には自分と同じ世代、いやもっと上の世代にも遥かに高パフォーマンスな登山をこなしている人が沢山居る。自分の場合、若い頃は帰宅部で体を鍛えることなく、会社に入ればメタボに突入、やむなく50歳過ぎてから健康増進で始めた山登りで”平均”に到達出来るのだからヨシとしたいと思うのだ。

 改めて本日を停滞にしたのは山天気予報のせい。山に関する天気予報は課金している「お天気ナビゲータ」も含めて常に5種類(中には重複するデータソースあり)をチェックして翌日の行動可否を判断している。

 予報の的中率が必ずしも高いとはいえないが、今日の天気は青空は望めるも風が強そうなので行動中止とした。お馴染みのテンくらC判定というやつだ。テンくらの詳細版となる「お天気ナビゲータ」で山頂の見晴らし予想と風速を見て判断した。休みが限られた日帰り登山なら間違いなく強行するコンディションだが、そこはプータローの特権。一日停滞すれば良いさというやつだ。


今日は登山休養日 道の駅をのんびりと出発! まずは桧原湖を北上して米沢を目指す


磐梯山眺望箇所より 山頂はガスが掛かっている


桧原湖を疾走するボート


山神社へ寄り道してみる



  明治21年の磐梯山噴火で集落は湖底に沈み、高台にあった神社はそのまま残った。湖水の水が引くと参道にあった杉の根株や旧鳥居が見られ、その先約100mの湖底約15mに桧原宿があった。(案内板より転載)


湖底に旧鳥居などが今も沈んでいるという


厳島神社みたいだ


キラキラと輝く湖面 こんなに天気が良いなら登山出来たかな


山神社を後にする


米沢に抜ける西吾妻スカイバレー 途中の展望地より


ヘアピンカーブ


北側から見る桧原湖


脇を猿のグループが通過中


なんか用っすかね?


あー痒いったらありゃしない


あんた、さっきからこっち見てて暇なんだね


ボクラ忙しいんで んじゃ


白布峠から見る西吾妻山方面

 米沢市街地に入る直前、船坂峠展望台というのがGooglemapにあったので寄り道をしてみた。この地は支倉常長の生誕地であり、小さいながらも展示館がある。展示館は廃校になった関小学校のプール脇の更衣室棟を利用した簡素なもので、入ってみると筆ペンの記帳コーナーあり。とても達筆な方が筆を連ねており、悪筆の自分が帳面を汚すのは忍びない。やむなく未記帳とさせていただいた。

 館内の展示見学を終え、傍らの展望台入り口を登るとすぐに展望地へ至る。涼やかな風が吹き抜ける向こうには米沢盆地の風景が拡がっている。子供だった支倉常長もこの景色を見ながら、野山を駆け巡り日々暮らしていたという。


展望台を覗いてみることに


気持ちの良い林を抜けると・・・


美しい田の向こうに米沢の市街地が拡がっていた

 米沢市中心部にさしかかる。上杉神社は、三年前、コロナの緊急事態宣言が解除されて車中泊を再開、西吾妻山に登る前日に既に訪問済だ。市内には独り身では肩身が狭い観光しか無しと判断し、目的の赤湯ラーメンの店へと車を走らせる。

 「純上海」さんは実は米沢市内にもお店があるのだが、やはり赤湯にある”本店”に並んで食べるのが一興だろう・・・と、いつもなら並んでまで食べるなんて自分のの中ではありえない行動に出る。このあたりが車中泊の旅で少し感覚が麻痺しているのかもしれない😅

 11時半の開店20分前に列に並ぶと、金曜日なのに既に40番目くらい。開店すれば流れるだろうと軽い気持ちだったが、実はこれが大きな誤算であった。行列後尾は日差しを遮るものも無くじりじりと暑い。ようやく開店して列が流れるが、当然全員入りきれないので待機は継続することになる。

 ところがである。第一陣の客が会計を終えて店から出てきても次の客が呼ばれる気配がない。改めてスマホで状況を調べてみると、総入れ替え制で、満席にして全員食べ終わってから次の”回”の客を入れて廻すという仕組みになっている。注文を取る従業員が自分の直前で二回目の締め切りを告げ、「ごめんなさいね。”次の回“になってしまって」と一言。

 ワンサイクルが約30分。着席後5分後くらいから事前にとってあった注文品が堰を切ったように運ばれてくる。皆黙々と麺を啜る。窓の外で店内をチラ見する客の視線が痛いのだ。「早く食えよな」って。

 こうなると食べ遅れて後塵を拝する訳にはいかない。とはいえ、油(恐らくだが、山形お得意の冷やしラーメンでも使われている植物性油脂)が熱を帯びてスープの上面に浮かび熱々でなかなかペースが上がらないのだ。

 味のほうは、最初辛みそ玉を溶かずにスープを口に含むと甘めな濃厚な味わい。これだと最後まで食べ進めるのが少々辛いかなと思う。次に辛みそを溶くと味が激変する。ニンニクの味わいと辛みがスープに混ざり、一変して力強い味に変わる。

 喜多方ラーメンや白河ラーメン、佐野ラーメンなどのあっさり系が好みの人には厳しい味だが、自分はどちらかというと前者があまり好きでないので好感を持てる味であった。

 とにかく食べると体が温まるのは先ほど書いた油のせいなのは間違いない。それでも、第三回組の一番目のポジションにつけた以上、あまり遅いポジションでの会計は憚れる(爆)
 なんとか三番手くらいで会計を終え、登山の何倍もの大汗をかいて店を後にした。赤湯も米沢盆地の北端に位置し気温は高い。聞けば冷やしラーメンはまだシーズンインしていないので熱々のラーメンがデフォルト。山形っ子はこれしきの暑さに我慢できないと務まらないのか。

 熱いラーメンで内から温め、そして冷や汗も掻き、なかなかホットな赤湯訪問であった。車に戻り、エアコン全開で冷やし、自販機の冷たいお茶で内側から一気に冷やしたのは言うまでもない。


米沢を通り越して赤湯までやってきた お目当ては赤湯ラーメンで有名な「龍上海」さん


赤湯辛味噌ラーメンをいただく 好みは分かれるが自分は美味しかった

撮影使用機材

・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
・iPhone 13 Pro Max

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再訪の磐梯山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

磐梯山の過去の記事
    2021年10月05日  磐梯山

 昨晩の泊地、「道の駅 裏磐梯」は自分にとってはもはや定宿。今回も涼しくて静かな夜を過ごす事が出来た。こんなに良い所なのに車中泊者が集まらないのはやはり山の中だからなのか。道の駅Wifiも安定して一晩中繋がるから、スマホもタブレットPCも使い放題なのは夜が長い車中泊にとって大変アドバンテージが高い。なんてことを書いていると人気が上がって混むのは嫌だけどね(笑)

 福島遠征二座目は磐梯山だ。三年前の秋に登っているが、ガスガスで眺望がイマイチだった。下れば晴れるの法則で口惜しい思いをしたのだ。

 この山域は安達太良山も一度目はガスで殆ど何も見えなかったが、二度目でリベンジすることが出来た。結果として磐梯山も今回の二回目でスッキリ好天の下歩く事が出来た。

 ルートは前回が八方台登山口からの最短ピストンだった。今回は北側の裏磐梯スキー場からの周回とした。磐梯山はこの他に東と南からのルートがあり、変化があって面白い山。今後もルートを変えて登ろうと思っている。


裏磐梯スキー場から登山開始 衝立のような山姿にテンションがあがる


ゲレンデを少し登ると檜原湖がよく見えるようになる

 ゲレンデが終わるといよいよ登山道になるが、それまでの開放的な雰囲気に比べ、暗い登山道はクマの雰囲気に怯える。とりわけシダが繁茂する様子に若干気後れする。駐車場の車は自分の他に一台あったが、丁度歩き出して別な方向に消えていった。従ってこのコースは自分が本日の露払いのようである。


ゲレンデが終わりシダゾーンが結構不気味
熊鈴をダブルで鳴らしてホイッスルも吹いて・・・更に奇声を上げながら登る


群生するイワカガミが心を明るくする


火口原分岐にて 荒々しい稜線のパノラマが拡がる 壮観だ


櫛ヶ峰は未だ光届かず怪しく佇む


飯豊のてっぺんが見え始めた


崩落地の向こうに西大巓と西吾妻山

 急登区間を登っていく。途中からU字に曲げた鉄の棒が埋め込まれている区間は、両手でこれを掴みよじ登るようにして大いに助けられる。半端ない急登だからどんどん高度が上がっていく。

 左手の崩落地方面で小石か何かが落ちる音がした。動物がこちらに気が付き慌てて去る時に石を落としながらというのはよくあるパターンだが、直ぐに音はどんどん大きくなり、やがて大轟音となった。
 腹の底から響くような山崩れの音を人生で初めて耳にした。冷静に考えれば直接登山道に及ぶ可能性はほぼ無いだろうが、それでも一瞬身構えてしまった。

 日常的にこういった崩落は起きているのだろう。目の前に展開される荒々しい風景は伊達じゃないんだよと、自然に教わった気がする出来事であった。


超絶急登区間はこの鉄棒でよじ登り大いに助かる


山中に佇む銅沼を俯瞰 水が綺麗だ


迫力の斜面


先ほどこちらで崩落があった 直接見ていなかったが経験したことの無い轟音で恐怖を感じた


西側稜線と飯豊山


飯豊山と檜原湖


櫛ヶ峰 入山禁止になっているが踏み跡あり
記録を見ると歩いている人もがいるようだが自分は遠慮したい


ようやく磐梯山が見えた


再度、先ほどガケ崩れがあったと思われる斜面 凄い迫力


櫛ヶ峰分岐からは風が強くて帽子を押さえながら進む しかし、拡がる眺望は爽快


印象的な天狗岩と西吾妻山


弘法清水小屋へ到着した こんな時間から営業している お疲れ様です


弘法清水をいただく ここの水は味が深くてほんとうにうまい水だ


西大巓の南斜面はグランデコスキー場 蝶々みたいだな


ミネザクラも丁度見頃




さぁ、あと少し


山頂直下のミネザクラは風雪に耐えて根曲がりになっている


到着!


三等三角点だが、基礎がしっかりと施工されていて立派


猪苗代湖方面はガスが多くて案外眺望効かず


それでも三年前のリベンジは果たした


会津はどこからでも飯豊が見守っている




こちらは次に歩く猫魔ヶ岳と雄国山方面 スキー場天国だね


櫛ヶ峰俯瞰 それにしてもあのナイフリッジはヤバイ でも頂稜部は案外穏やからしい


檜原湖

 好眺望に後ろ髪をひかれるも、再来を心に誓い下山にかかる。帰路は八方台ルートで中の湯まで降り、そこから廻りこんで銅沼を見てスキー場へ出る。


下山途中のミネザクラ


高度を下げるとムラサキヤシオが見られるようになる


綺麗な色だ


櫛ヶ峰もだいぶ遠くなった


至る所凄いの一言に尽きる

 銅沼で写真を撮っていると若者三人がスキー場の方からやってきた。会話の内容から何か調査しているような雰囲気。ヘルメットの裏に気象庁と書いてある。

 尋ねると、新たな噴煙が確認されたので調査に行くという。見ると確かにその方面に小さな噴煙が上がっている。活火山の証だ。朝方崩落があったと話すと、記録しておきますとの事。もっとも活動は地震計やライブカメラで把握しているということだ。


銅沼と櫛ヶ峰 荒涼とした雰囲気が良く似合う


亀の甲羅のようでおもしろい


ヤマツツジが独特のコントラストを醸し出している


あとはスキー場を下るだけ

 下山後は喜多方まで下り、「道の駅 喜多の郷」併設温泉で汗を流した。この温泉は利用料500円で内湯と露天もあり休憩所は広々としている。この手の温泉にありがちな、「持ち込み禁止」や「横になっての休憩は遠慮願います」の掲示が無く、伸び伸びと休憩できる。

 軽食コーナーもラストオーダーが19時というのが嬉しい。どこも大抵三時頃には終わってしまうので、実質的に昼食のみの利用と限られてしまうものだ。下山後に汗を流して遅い昼食でもと思っていると残念な事になる。

 今回、食事はあてにしていなかったので一時間ほど昼寝を決め込んだ。その後、喜多方のスーパーで夕食を仕入て再び車を山道へと走らせた。今日も道の駅裏磐梯の静かな夜を過ごす事になる。

概略コースタイム

駐車場発(06:05)-スキーゲレンデトップ(06:40)-火口原分岐(07:18)-櫛ヶ峰分岐(08:07)-
弘法清水小屋(08:41)-山頂(09:12)-軽食休憩-行動再開(09:34)-弘法清水小屋(09:52)-
中の湯分岐(10:47)-銅沼(11:33)-スキーゲレンデトップ(11:46)-駐車場着(12:06)

カシミール3Dデータ

沿面距離:11.2Km
所要時間:6時間1分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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東北遠征初日は小田山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

 5月最後の遠征は東北である。当初の予定では、岩手県境あたりから蔵王あたりまでの宮城県を範囲として5~6座予定していたが、4月からの諸般の事情により超縮小案として福島の山に登ることにした。

 車中泊山行の場合、疲労を鑑み原則的に初日と最終日に登山をすることは無く、移動としてのみ日程を割り当てている。可能ならば軽く観光といった程度だ。

 宇都宮から会津まで高速を使えばあっという間だが、そこはプータローの旅。この程度の距離なら下道しか選択肢はない。だが、のんびりゆくのもまた愉しいものだ。今回は距離も短かったので、ちょっとした散歩位は取り入れてもよいだろうと里山を歩くことにした。

 盆地だから会津は暑い。車の温度計を見ると29度もあるではないか。でも、湿度が低いので日陰に入れば涼しいのは救われる。標高差200mに満たない歩きだからカメラだけの空身だ。念の為に紙パックのジュースを一本持った。

 「山高きが故に貴からず」という諺がある。比喩として使われるが、山にストレートに当てはめても良い場合があるとすれば、この小田山もまたそれに当てはまるような気がした。

 山頂から開ける眺望は会津若松市街地、遠く飯豊山が憧れのように聳え、郷土の山である磐梯山が見守ってくれている。人々の営みを見守る名家老の墓。そんな地元の人が愛してやまない里山もまた、貴い山なのだと感じた。 


シンプルな道標にいざなわれて進む


新緑が心地よい里山 ひんやりとした空気が漂って想像以上に快適




らくらくのほう、進みます 数分後直登コースと合流😁


特にクマよけとか書いてなかったが、とりあえずガンガンと鳴らしてみる


ここが最高標高地で折り返し地点 青木山や奴田山へはここから先に登る


登山口のキャンプ場はスキー場でもある


木漏れ日のなかゆるゆると降りていく


ん、眺望が良いぞ!


飯豊山が見える なかなか素晴らしいではないか


山名板、いいね!


飯豊山アップ 会津の人は磐梯山を心に、飯豊山を瞼に焼き付けているのだろうか


下山しよう


会津若松市街地と磐梯山


会津若松が見下ろせる高台に会津藩名家老、田中玄宰の墓


会津若松市南部に丘のように横たわる向羽黒山と羽黒山(手前右側)


正面の少し左側 丸みを帯びた小野岳 ここもいずれ登りたい


水を張った田が鏡のように美しい 田植えはこれからのようだ


直線にして約1.4km 鶴ヶ城が見えた 戊辰戦争の時は小田山から砲撃したという


子供の森キャンプ場(スキー場)へ戻ってきた


食料調達のヨークベニマル猪苗代店駐車場より望む磐梯山


今晩の車中泊地 道の駅裏磐梯より 桧原湖の向こうに西大顚と西吾妻山

概略コースタイム

駐車場発(13:33)-熊よけ一斗缶(13:50)-最高標高地点(13:56)-小田山(14:12)-
田中玄宰の墓(14:24)-子供の森駐車場着(14:49)

カシミール3Dデータ

沿面距離:3Km
所要時間:1時間16分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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群馬県境2024春 平標山と仙ノ倉山


-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧ービスデータ』にて作成-

 群馬遠征三か所目は谷川連峰の西端にある平標山、そして谷川主稜線側へ一歩踏み込んだ仙ノ倉山に登る。

 昨晩は登山口にある元橋駐車場に車中泊した。この駐車場は有料(600円)だが、退場時に徴収される仕組みなので夕方からは自由に出入りできる。

 国道17号を湯沢方面へ走り「道の駅 みつまた」に併設の温泉で汗を流したあと、元橋駐車場へ戻った。夕食を終え陽がすっかり落ちてから車の外に出れば、漆黒の闇があたりを覆っていた。滅多に出番の無い懐中電灯でトイレに行くと、人感センサーで辺りが一瞬にして照らされてほっとする。車に帰るまでライトは不要だった。

 明け方、駐車場へやってきた登山者の物音で目を覚ます。今日は駐車場からダイレクトに登る事が出来るので早発ちが可能。つられるようにして自分もシュラフから這い出す。


元橋駐車場に車中泊 お世話になったトイレ😅


では行きましょう

 少しだけ車道を歩き、その先にある登山口より登っていく。初めから急登。しかも階段続きでなかなか骨が折れるが、地形図の込み入った等高線をこなすには頑張った分獲得標高は多い。


うわぁ!階段がどこまでも


第一のランドマークである鉄塔 ここで休憩


先は長し 一歩一歩確実に


松手山の手前で平標山の稜線が見えて元気が出る

 後ろに新潟県境の山が見えだし、以降は苗場山を背負うような感じで標高を上げていく。登山口から松手山までの標高差が既に630mを超えるが、平標山までは1000mなのでまだまだ行程半ば。とにかくコツコツと登るしかない。しかし、松手山の少し手前あたりから平標山の稜線が見えだすと気持ちが軽くなってきた。青空の無い高曇りは暑さに弱い自分には味方。こういう天気の日の景色は案に反して良いものだ。


松手山から新潟県境の山


孤高の送電鉄塔


ミネザクラが登山道を飾る


あと僅かに見えるがなかなかどうして・・・


時折見かけるシャクナゲに立ち止まり息を整える


ミネザクラと苗場山




ようやく平標山の山頂がはっきりと見えた あと少し


歩いて来た道を振り返る


そして、山頂到着

 三日間連続でそれなりの標高差の山を登ってきた。疲れて無理なようであれば平標山までと考えていたが、思いのほか調子が良い。予定どおり仙ノ倉山まで足を延ばすことにした。
 もっとも、平標山の山頂に立ってしまうと、ここまで来て先に行かないという選択肢はないだろうと思わせる谷川連峰主脈の素晴らしい眺望がそこにあった。谷川連峰主脈の核心部には程遠いが、それでも雰囲気を感じるには充分なものがある。


一息入れて、さぁ参らん仙ノ倉山へ ちょっと大袈裟だけど、旅立ちの道のようだね


手前の前仙ノ倉山をまずは超えなければならない


前仙ノ倉山から 40m下って50m登る 数字では大したことないが見ると何故か遠く感じるもの


エビス大黒の頭 やばいピークだな あそこまでは流石に体力不足で自分は無理

 手前から見ると前仙ノ倉山が目指すピークのように見えるが、山頂はその奥。最後の標高差50mの階段を詰めてようやく山頂へ到達。谷川岳から茂倉岳への北稜線、手前に万太郎山からうねうねと延びる迫力の主稜線。ここまで歩いてきて良かったなとしみじみと思う。


ようやく仙ノ倉山へ到着




谷川主脈




ここを縦走するなんてとても信じられないけどロマンだね

 山頂で休憩していると、エビス大黒ノ頭方面から若者が登ってきた。到着するなり「シャッターを押して貰えませんか」とスマホを手渡される。楽し気なおどけたポーズを二枚撮った。

 聞けば、夜12時に東京を電車で発ち、朝3時に天神平から登山開始して縦走してきたらしい。凄いパワーと情熱だ。今日は平標山を下山したら麓の温泉に投宿して明日苗場山を登ると言う。明日は予報が悪くて雨が降るかもしれないと告げたが、そんなことは一向に構わない感じで足早に登山道を消えていった。


平標山を振り返ると後ろの苗場山が大きい


では戻りましょう まずは前仙ノ倉山へ


質実剛健の山名板


エビス大黒の頭にお別れ


この平坦な区間が癒し


ランプが主力商品だった頃の名残 今は昔


鋭い皇海山から続く袈裟丸山塊 あの向こうは栃木


帰路のシャクナゲ


もうちょっと沢山咲いていると良かったのだけど贅沢は言えないネ


平標山の家に向けて一直線に下山していく 見えていてもこれが結構距離あり


山の家からは地味な下山道 終盤はよく整備された道を延々と下る


真っすぐな木立が気持ち良い 風が通らないので少し暑いかな


平元新道登山口へ到着

 平元新道登山口から延々と林道歩きが続く。このルートを反時計回りで周回するとなると、序盤にこの長い林道歩きになり、そのあとの眺望の無い急登で平標山の家へ、そしてさらに階段の急登が待ち受けている。自分としては、早い段階から眺望が拡がる松手山に先に登る時計回りルートを推奨したい。下山後の脱力した整理運動としてならこの林道歩きも許容できると思うのだ。


延々と林道歩き エゾハルゼミの合唱と未だ練習不足😊の愛嬌あるウグイスの鳴き声が楽しかった


一旦車道歩きになるが最後にまた山道へ 窒息しそうに緑豊富な森


見上げると朝登った稜線と、休憩した鉄塔


ようやく下山終了 なんとか長丁場を歩き抜くことが出来た

 下山後はみなかみに戻り「奥平温泉 遊神館」で入浴した。町営温泉なので600円とリーズナブルかつ休憩所も充実。利用者の大部分は地元の人だが車中泊者にとってはこういう施設は大変助かる。

 いままで各地各所の日帰り温泉を利用してきた経験からすると、ホテルや旅館の温泉を日帰りで開放している所は殆どコスパ的に疑問を感じる場合が多い。中にはネームバリューだけで、宿泊客が来るまでの時間の小遣い稼ぎでやっているような所もあり、湯温管理もいい加減。文字通り”煮え湯を飲まされた”思いの所も多い。

 ホテルや旅館は源泉かけ流しや意匠を凝らした露天風呂などが魅力だが、内風呂外風呂を備えて500円から700円程度で入れる公営温泉や公金で補助されている道の駅併設温泉がのほうが絶対にコスパが良い。

 みなかみ市内で食料調達後は「道の駅 たくみの里」で車中泊する。昨年も利用したこの道の駅は24時間トイレ脇に大型車が入って来れない。また、住宅地に囲まれているので治安上も頗る良い。唯一の難点はトイレがお世辞にも綺麗とは言い難い。車中泊者にとっては歯磨きや洗面でもトイレは利用するので結構気になるところ。もっとも大型トラックの夜間アイドリングに悩まされないことを考えればごくごく些細なことだ。

 今回の群馬遠征は県境の山をテーマにしていたが、とりあえず計画していた山は上首尾で歩くことが出来た。残る予定が二座あるが天気予報がどうにも優れない。そして、五月にもう一ヶ所予定していた山域に出発するには早々に一旦宇都宮に戻り体制を立て直す必要もある。翌20日、そぼふる雨の中、宇都宮へ戻り群馬遠征は終了となった。

概略コースタイム

元橋駐車場発(05:15)-松手山(07:04)-平標山(08:28)-前仙ノ倉山(09:09)-仙ノ倉山(09:20)-
休憩-行動再開(09:39)-前仙ノ倉山(09:50)-平標山(10:26)-平標山の家(11:03)-
平元新道登山口(11:57)-元橋駐車場着(13:08)

カシミール3Dデータ

沿面距離:14.7Km
所要時間:7時間53分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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群馬県境2024春 根子岳と四阿山


-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

関連山行
    2023年05月24日  湯ノ丸山と烏帽子岳

昨日登った篭ノ登山登山口がある湯ノ丸スキー場駐車場に車中泊した。下山後そのままではなく、東御市へ一旦降り、買い出し後に再び1700m標高のここへやってきたのには理由がある。

 圧倒的な静けさ、そして気温の低さだ。静かな訳は冬はスキー客、今の季節は登山者用の駐車場なので大型トラックが来ないからだ。また、車中泊する人はほぼ100%登山者なので、陽が落ちる頃には皆車の中に収まって静かにしている。気温が低いのは夜間安眠するのにとても重要な事。下界(東御市)は夕方でも20度を下回らないのに、ここでは夕方既に14度まで下がっており薄着だと寒い位となっていた。夜はインナーシュラフを追加してぬくぬくと安眠をとることが出来た。ちなみに明け方の車内最低気温は8度程度で、これくらいが車中泊は一番快適。これ以上下がると少し工夫が必要になってくる。

 本日登る山は昨年もこの山域を訪れ、湯ノ丸山の翌日に予定していた四阿山である。湯ノ丸山から大きく見える根子岳と四阿山の山体は見るからに登高意欲をかきたてるものがあった。だが、昨年は天候が芳しくなく見送りとなり改めてのリベンジとなった。

 湯ノ丸スキー場から走ること約50分。菅平牧場の駐車場に到着。菅平市街地に7-11が一軒あるが、営業開始時間が7時からとなっている。早朝に食料確保であてにしていると痛いことになるだろう。

 まだ6時を少しまわった時間なのに既に最上部の駐車場は満車で二段目の駐車場に車を停めた。あとからも続々と車がやってくる。土曜日だからというのもあるかもしれないが、大盛況だ。

 車を降りると既に遠くアルプスが白い稜線を輝かせている。登山をせず、散策で周辺を歩くだけで大満足の眺望を得ることが出来るだろう。


菅平牧場駐車場が登山口 駐車場からすでにこの景色

 周回登山ルートは半時計廻りをチョイスし、初めに根子岳、次に四阿山を登り菅平牧場へ戻ってくる。序盤は牧柵沿いの尾根を登っていく。


牧場脇のすがすがしい登山道を登っていく


僅かに登っただけなのに振り返るとこの眺望 アルプスを背負って登るが如し


よく整備された笹の登山道 登りやすくて足に優しい


ひときわ目を惹く鮮やかなムラサキヤシオ


そしてミネザクラ 春めく淡いピンクが美しい



 道はよく整備されているが、傾斜がずっと一定なので地味に疲れる。だが、高度を上げるにしたがい、登山道を飾るミネザクラにカメラを向けて立ち止まればどんどん登っていくことが出来るルートだ。

 ほぼストレートに登り詰めるとそこが根子岳山頂。今日は登山口から沢山の登山者とクロスし、追い越し追い越されだったが、山頂もまた沢山の人が憩っている。


登り詰めるとカラフルな山名板がお出迎え


菅平牧場方面は登路からしてお約束な眺望


昨日歩いた篭ノ登山 見晴岳の後ろに富士山が顔を出す


アルプスのアップ 山名が判らないのが悲しい












今朝の浅間山は静謐


篭ノ登山アップ


湯ノ丸山と烏帽子岳後ろは八ヶ岳かな


さぁ、四阿山へ向かいましょう

 四阿山へ向けて進むと右手(南側)がダイナミックにガレていた。落ちたら下の沢まで標高差300mくらい一気にいきそうな感じ。


右手はザレ場が荒々しい


うーーん、下の笹原まで降りてあれを登り返すのか💦


火山地帯の証


根子岳を振り返る


道が無かったら笹藪漕ぎでとても歩けたもんじゃないけど、登山道のお陰で快適

 根子岳から標高を170m下げて鞍部、そして四阿山へ310mの登り返し。登りにかかるとそれまでの笹道から樹林の急登となる。北斜面なので幾らか残雪も出て来た。今日のルート中では結構キツイ箇所であった。


コルから登り始めると胸丈の笹 道はしっかりしてるので問題無いがカメラを持ちあげて通過


北斜面故に残雪少々 気を付けないとたまに滑ることあり


どんどん荒れた感じになるがしばし辛抱の区間


四阿山山頂へ到着した

 四阿山からの眺望はメインが南の浅間山から烏帽子岳に連なる火山群。遠く八ヶ岳も重なる贅沢な景色だ。北西に目を転じると、先ほど登った根子岳が眼下に笹原を拡げその向こうにアルプス高峰が浮かび上がる。眺望の素晴らしさでは自分のなかで屈指のレベルだろう。


南側 浅間山から烏帽子岳までが一望


アップで浅間山


篭ノ登山


湯ノ丸山


赤城山と榛名山


西上州のゴツゴツな山達 それにしても凄い形!


根子岳


アップで



 好眺望に後ろ髪をひかれる思いで下山にかかる。四阿山から東に下って行くが、途中で四阿山西面の崩落地を眺めながら下っていく。荒々しい眺望が印象のルートだ。


四阿山の西側も大崩落で荒涼としている


稜線の向こうの浅間山脈


四阿山を振り返る



 下山も終盤になると再び牧柵沿いの道となった。未だ牧場に牛は居ないが、草地の向こうに大きく浮かび上がるアルプスを見ていると、ここでのびのびと暮らせる牛達に少しだけ思いを馳せることが出来た。


菅平牧場まで降りてきた


こんな所で草を食んでいれば牛もストレス溜まらないのだろうね




最後は牧場内の道路歩きで・・・


根子岳と四阿山にお別れ

概略コースタイム

駐車場発(06:24)-根子岳(08:07)-四阿山(09:38)-休憩-
行動再開(09:54)-駐車場着(12:17)

カシミール3Dデータ

沿面距離:10.4Km
所要時間:5時間53分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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