高山のシロヤシオとクリンソウ


-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

高山の過去の記事
    2017年05月28日  今年も出会えたシロヤシオ
    2009年07月11日  高山で森林浴

 今年はツツジの当たり年で、高山でもシロヤシオが綺麗に咲いているという情報を目にした。大入道北尾根で既に圧巻のシロヤシオを目にしていたので今年はもういいかなと思っていたが、やはり気になるもの。時期的にもこれが今年のシロヤシオ納めかな。どうせなら千手ヶ浜のクリンソウもセットで歩く事にした。ルートは竜頭の滝上からの半時計廻りである。

 竜頭滝臨時駐車場に8時前に到着。既にかなりの台数が停まっておりこの時期の奥日光の人気具合が図られる。

 竜頭滝上から登山道に入り、蝉しぐれの道を登っていく。序盤に花は無いが高度を上げて行くと幾らか白ヤシオが出て来る。だが既に落花しており青々とした葉のみが輝いていた。そんななか咲遅れの一株あり。出遅れ組のハイカーに向けて真っ白な花を咲かせている。


高山への登路にもフレッシュなシロヤシオが一株残っていた


本日天気晴朗なり


山頂は沢山のハイカーが休憩中


三角点にお地蔵さんが

 山頂は沢山のハイカーが休憩中で、腰を降ろす場所を見つけるのにも苦労するほどであった。早々に山頂を辞して下りにかかるとたちまちシロヤシオロードとなる。痛んでいる花もちらほら見られるがなるほど素晴らしい咲きっぷりだ。


山頂から下り始めるとシロヤシオ祭り


どこまでも続く


ヤマツツジとのコラボ


シロヤシオに別れを告げれば木漏れ日と新緑の道を行く


熊窪に出た


いつもながら綺麗な景色だ

 熊窪はいつ来ても美しいの一言に尽きる。中禅寺湖南岸もまた良いが、熊窪のこの風景は突出していると思う。

 湖岸の遊歩道を暫く進み今度は千手ヶ浜。丁度カヌーが帰着するところ。こちらにくると男体山が存在感を現す。中禅寺と男体山はセットなのだ。


千手ヶ浜にカヌー帰着

 まずはクリンソウ群生地へ。以前来た時になかったロープの囲いでしっかり管理されていたが、その代わり比べ物にならないほど豪華な群生になっていた。これをお目当てに低公害バスに乗ってやってくる人達も加えて大変な賑わいぶりだ。

 最近の山行は昼食は行動食レベルで荷物の軽量化を図っていたが、今日はガスと水を背負って久々のカップラーメン。コーヒーを忘れてきたのが痛かった。


昼食スポットより


帰りに見つけた一輪?のクリンソウ


赤岩より観光船

概略コースタイム

駐車場発(07:59)-竜頭滝上(08:18)-高山(09:22)-熊窪(10:21)-クリンソウ群生地(10:57)-
昼食休憩(11:21)-行動再開(11:53)-熊窪(12:27)-赤岩(13:10)-駐車場着(13:31)

カシミール3Dデータ

沿面距離:12.3Km
所要時間:5時間32分

撮影使用機材
・NIKON D5600
・AF-S DX NIKKOR 18-140mm 1:3.5-5.6G ED VR
・AF-P DX NIKKOR 10-20mm 1:4.5-5.6G VR

カテゴリー: 日光の山 パーマリンク

高山のシロヤシオとクリンソウ への2件のフィードバック

  1. 野球親爺 のコメント:

    まっちゃんさん お疲れ様です。
    高山のシロヤシオは素晴らしいですね。
    熊窪もいいですね。歩きに執着して景色を楽しむことをおろそかにしてしまうことがあるので、こういう景色を見てリフレッシュしないといけないと思いました。
    クリンソウが3D画像のように浮き上がって見えて思わず引き込まれました。

    • まっちゃん のコメント:

      高山のシロヤシオは流石に終盤といった感じがありましたが、
      今年のツツジの勢いそのままの感じで楽しむことができました。
      来年のツツジパワーも少しは残しておいて欲しいとは思いますが、これも自然の気まぐれ。

      熊窪はいつも日本離れした風景だと思っていました。
      ここだけを目当てで砂浜でゆっくり一日過ごすなんてのも優雅かなとは思いますが、貧乏性故に実現しそうもないです(笑)

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