3/29に毎年受けている大腸内視鏡検査があった。持病の潰瘍性大腸炎の進行を調べる為の検査だ。
幸いにして発病時の最悪な状態からここ数年は好調を維持している。基本的には治療方法の無い病気なので一生服薬が必要なのだが、薬が効いているせいか特に食生活に注意もせず、軽い飲酒も問題ない。安寧に暮らせるのはありがたいことだ。まれに潰瘍がガン化することがあるのでそのチェックも兼ねて毎年の検査が必要なのだ。
潰瘍性大腸炎患者はバリウムを飲んで胃レントゲンを撮る事が許可されていないので、胃を調べる為には胃カメラしかない。従ってこちらも毎年行っている。大腸と別日なのも結構面倒なので、今回は同日に両方やりましょうということになった。
結果、胃は問題無し。大腸も悪化しておらず寛解維持ということで一安心した。だが、検査中に大腸ポリープが見つかりその場で切除となった。更に1cmほどの大きなポリープが二個見つかりこちらは別日に一泊入院で取る事になった。
ポリープの切除自体はなんてことはない。モニターを見ているとワイヤーのようなものがカメラ先端から出てきて縛り取るような感じ。その瞬間にチクっとした感じが微かにあるだけ。じわっと出血するがその程度だ。
ポリープを取った後は一週間運動や飲酒禁止を申し渡され、万が一の出血も考慮して遠方への外出も禁じられている。まぁ、これは最悪の場合という配慮だろうとは思うが致し方ないことだ。
4月初頭の天気の良い数日を狙って車中泊遠征を企てていたが、2年前に一度ポリープ切除をしているので今年は無いだろうと高をくくっていたのが大間違いだった。かくして悶々の自宅謹慎の身となったのである。4月下旬に大きなポリープ切除もあるので、今月は都合二週間まったく使えない痛い春となった。
腐っていてもしょうがない。開花が遅れていた桜も咲きだしたことだ。天気の良い今日、散歩位なら問題なかろう。家内と共に下野市にある「天平の丘公園」を訪れた。明日、あさってと天気が芳しくない事もあり、平日なのに沢山の人が淡墨桜を楽しんでいた。
花より団子ならぬ、屋台の焼きそばなどを食べたあとは車で僅かに走った所にある琵琶塚古墳へやってきた。ここは3年前に一度訪れているが、周囲が菜の花で飾られている大変美しい場所だ。
撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
・AF-P DX NIKKOR 10-20mm 1:4.5-5.6G VR + FTZⅡ