盛況!庵滝


-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

庵滝の過去の記事
    2015年1月24日  無風快晴 庵滝を訪れる

 雪の山に行きたいのだが久しく歩いていないので装備や体力に不安がある。ちょっと足慣らしでもと思い、散策レベルで歩ける庵滝を目指した。九年前とほぼ同じコースでの周回だ。

 今年は雪が少ない。車道もいろは坂を超えて中禅寺湖畔を走る頃になってもアスファルトは乾燥路面。試験的に開放されている赤沼茶屋駐車場で、ようやく我がスタットレスタイヤが積雪を踏む。車道がこんな有様だからフィールドも拍子抜けするほど雪が無い。もしもの為にワカンをザックにくくりつけてきたが無駄な荷物だ。スタートから履いているチェーンスパイクが丁度良い。

 日曜日で赤沼茶屋駐車場が使えるとあり、皆の衆!目指せ庵滝といった雰囲気が駐車場から庵滝に至るまでの区間随所に漲っていた。次から次へと往来するので幾筋ものトレースが出来ている。あるトレースは沢沿いを忠実に詰め、またあるトレースは沢から離れて少し高い所を進んだりしていて、どれを進んでも行先は一つなので選ぶのが愉しい。


今年は雪が少ない




心配だった天気は快晴 風も無く快適


千々に乱れる踏み跡


奥に見えているの前白根山あたりだろうか

 今年の氷結具合や如何に。規模は九年前とあまり変わらないように思えたが、やはり気温が高いので硬度に欠ける。すなわち色彩が薄いように感じた。いわゆるソーダブルーには届いていないかなと。

 とにかく人が多くて写り込まないように撮るのに一苦労。周囲も腰を降ろして食事する人が大量でとてもゆっくりと滝を見ている雰囲気でなく、写真を撮るだけで早々に引き返した。


今年の庵滝









 帰路は弓張峠から小田代原方面へと踏み込む。こちらは歩く人が少なく、ツボ足の先行者がズボズボ埋まっていた。せっかく背負ってきたワカンに一仕事してもらうか。久しぶりだったので紐の締め方を昨晩予習してきたから実践だ。快適快適。と思いきや約300m程進んで小田代原の遊歩道に到達してお役御免。再びザックにくくりつけられるワカン殿。


弓張峠から小田代原へ 踏み抜き多発でワカン装着




泉門池で昼食






丁度バスが交差した

概略コースタイム

駐車場発(08:31)-弓張峠(09:35)-庵滝(10:34)-弓張峠(11:27)-泉門池(12:20)-
昼食休憩-行動再開(12:55)-駐車場着(14:06)

カシミール3Dデータ

沿面距離:13.8Km
所要時間:5時間35分

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

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盛況!庵滝 への4件のフィードバック

  1. リンゴ のコメント:

    おはようございます。
    昨日は9年ぶりの庵滝でしたか。
    確か赤沼駐車場は平日でも試験的に開放されていると思いましたよ。
    今年の栃木三大氷瀑は、庵滝が例年の7~8割、雲竜渓谷3割程度、スッカン沢に関しては全くダメとの情報です。
    私は2日の雲竜渓谷で今シーズンの氷瀑は見納めとなりました。

    • まっちゃん のコメント:

      赤沼駐車場が平日でも使えるのは知っていたのですが、平日の別なスケジュール(遊び)との調整が出来ずに日曜日になってしまいました。
      贅沢な悩みですね。就労している方々に顔向け出来ないです(汗)

      雲竜の記事、拝見しました。
      やはり雪が少ないのが違和感ありますね。氷瀑も確かに少し物足りないような感じですが、やはり実際に目の当たりにすると感動しますよね。

      実は久々のスッカン沢も考えていたのですが、今年は裏年と考えて来季に期待します。
      それよりも南岸低気圧がもたらす降雪。県境山間部のみならず平野部にも恵みの雪(不謹慎)。
      雪が落ち着いた今週中盤に何処に行こうか思案中。山天気予報を神経質に眺める今日明日となりそうです。

  2. 野球親爺 のコメント:

    庵滝お疲れさまでした。
    準備運動が済んだところで、山の雪は今日明日でだいぶ積もりそうですから、今度の週末はぜひ雪山へどうぞ。
    ところでまっちゃんさんは雪道の運転はお好きですか?
    私は嫌いなんですよ。雪山に行きたいのはやまやまなのですが、登り口に行くまでが難題です。

    • まっちゃん のコメント:

      里に雪降る南岸低気圧ですから、
      低山にも恩恵があるかと思います。

      雪道の運転は嫌いというほどでは無いのです。
      が、以前乗っていたパジェロミニに比べると今の車(ホンダシャトル)は雪道走行性能が著しく低いのがジレンマです。

      例えば釈迦ヶ岳を守子登山口から登ろうにも、登山口の更に下の方の駐車地にさえ無事に到着出来るかどうか自信が無いです。
      「風だより」あたりが限界かも。
      路面が部分的露出程度なら頑張れそうですが、圧雪だとはじめのジグザグで下降する区間で嵌ってしまいそう(+_+)

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