昨年の静岡車中泊の旅から戻って、ひさびさの更新。
年をまたいだこの一か月半あまりの期間何もせずにぼーっとしていたわけではないのだが、アウトドアに対するモチベーションが幾らか削がれた低迷期であることだけは間違い無い。
12月から復帰したスポーツクラブに傾倒しているのと、微妙に仕事が忙しくなってきたのが大きな原因だ。しかし、以前なら寸暇を惜しんでフィールドに繰り出していたのに、『寒い』とか『面倒』とかそんな単語が頭をよぎってしまう。これはもしかしたら気力の衰え、ひいては認知機能低下の兆しかと訝し気に思うも、たまにはこんな時期があっても良いのかもしれないと考えるようにした。
それにしてもだ。雪のある所や冬場が旬の藪山に一切食指を動かさずに好天の一日を漫然と過ごすのも流石にバチがあたるというものだ。
リンゴさんが先日訪れた白沢地区の下ケ橋(さげはし)にある白鳥飛来地へ向かった。
県道の北側という情報だけで具体的な場所は解らなかったが、宇都宮から向かって鬼怒川の橋を渡る手前の左手に白鳥が群がる光景が見えたので特に探すこともなかった。
宇都宮の近間だと壬生の黒川にやってくる白鳥も有名だが、下ケ橋は山が背景に入るので写真的には好みだな。
到着時に薄っすら見えた高原山は、気温上昇と共に立ち込めるガスですっかり隠れてしまったのが残念ではあった。