2021年のアカヤシオ


-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

仙人ヶ岳の過去の記事
    2013年01月26日  赤雪山~仙人ヶ岳周回
    2007年12月09日  仙人ヶ岳

 ヤマレコで仙人ヶ岳のアカヤシオが咲いているのを見た。
 こういった情報をGetしても、現役の頃は即後追いというのがなかなか難しかったのだ。だが、今となってはプータローの強み。
 また、仙人ヶ岳も久しくご無沙汰だった為、天気の良い本日、早速歩く事にしたのである。

 ルートは13年前と一緒の岩切から猪子峠への周回だ。
 13年前は犬帰りの先で人生初めての膝痛洗礼を受け、ほうほうの体で下山したほろ苦い思い出がある。
 その後歩いた赤雪山からの周回もどちらも冬枯れの季節であった。
 今回は春の使者ならぬアカヤシオに会いに行く山行である。


岩切登山口ルートはひたすら沢詰めとなる


色づきの秋に訪れたいものだ


やがて枯沢となるも、更に上を目指す

 結局、熊の分岐で給水休憩2分のみのノンストップで山頂到着。
 沢詰めはゆるゆると、熊の分岐に突き上げる箇所だけ急登。実にコスパの良いルートだ。
 山頂からの眺望は相変わらず枝が煩くてあまり良くない。

 山頂から南の沢に降りるルート(非登山道)があり、そこを降りていく人を見かけたが、ザレ場の急斜面なので命知らずだなと思った。地図を見ていると熊の分岐より少し登った620m地点から南に延びる尾根を行くのがバリエーションとしては手堅く思えた。だが今回は純粋にアカヤシオ狙いに絞るのだ。


熊ノ分岐から一登りで仙人ヶ岳の山頂へ


はっきりした眺望は北側のみ 見えている稜線はどのあたりなのだろうか


山頂より来た道を戻る 白根山と男体山を遠くに望むことが出来た


熊の分岐より猪子峠を目指す 深高山から石尊山への穏やかな稜線 向こうに足利市街地がうっすらと見える


岩稜を進むと遂にアカヤシオ出現


花付きは良い 蕾も多くしばらく楽しめそうだ


松田川ダムを見下ろす胸すく風景


いやはや このデコボコを歩いていくのか 丸見えだと結構心が萎えるねぇ


北側に面した株はなんとなくフレッシュ


ダムを背景に


やはり青空との相性は抜群だ


岩尾根が終わるとアカヤシオともお別れ 雑木林の日溜りハイクを余韻で楽しむ


駐車地の輝く桜がお出迎え 春爛漫の陽光が溢れていた


概略コースタイム

駐車地発(09:22)-熊の分岐(10:29)-仙人ヶ岳(10:51)-休憩-行動再開(11:10)-
熊の分岐(11:33)-知ノ岳(11:54)-宗ノ岳(12:08)-犬帰り(12:39)-維ノ岳(12:49)-
猪子山(13:14)-猪子峠(14:00)-車道接合(14:11)-駐車地着(14:26)

カシミール3Dデータ

沿面距離:10.5Km
所要時間:5時間4分

カテゴリー: 県南・両毛の山 パーマリンク

2021年のアカヤシオ への2件のフィードバック

  1. リンゴ のコメント:

    なるほど、仙人ヶ岳のアカヤシオでしたか。
    岩尾根に咲く姿は美しさが際立ちますね。
    花付きも良さそうなので今年は期待が高まります。

    • まっちゃん のコメント:

      自分の中では仙人ヶ岳はノーマークでしたが、
      猪子峠からの岩尾根は、有名どころに比べれば小規模ですがなかなかの群生地でした。

      高原山のツツジ類に期待が高まりますね。

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