-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
方塞山の過去の記事
2016年02月11日 方塞山から横根山散策
2013年02月09日 古峰ヶ原峠から方塞山
2007年10月28日 三枚石と方塞山
花と紅葉のタイミングを合わせるのはどうにも苦手である。10回トライしても良いのは一度あるかないか。一割打者なのだ。
情報収集能力が低いのが最大の問題であるが、敢えて言い訳をするならば、山に行く機会がもうちょっと欲しいところでもある。
とはいえ、この半年間すっかりなまってしまった足腰を少しは鍛えなおさんといかんなぁと思いたち、古峰ヶ原を歩くことにした。三枚石新道が健脚向けとうたわれているがまず手始めにここで自主練としようじゃないか。
事前のネット情報通り、健脚向けと言う程の厳しさはないが、たしかに弛緩しきった自分の足腰にはいささか堪える。序盤で40代くらいであろうか、えらくペースの早い夫婦に追い越されてからは静かな一人旅。時折立ち止まり大粒の汗を拭うのも半年ぶりの感覚。大袈裟だけどやっと山に帰ってこれたと実感した。
紅葉のほうは・・・
散り遅れた葉が時折日差しを受けて輝くさま、季節のタイミングが悪い登山者はそんな光景を楽しませていただいた。
幾らか急登気味な箇所を終えると、登山道の真ん中を三枚石の子分のような岩が通せんぼうをしている。左に巻道があるのでそちらを進むと、斜面側が切れ落ちていて案外危険。ここは正面突破で岩を超えたほうが正解だ。
枝に巻かれた白ビニールを追っていくとやがて苔むす森となる。右手の尾根を辿れば問題が無さそうなのに、白ビニールはあえて森の中へと誘導する。
修行中の割れ石、親分の三枚石の迫力には比べようもないが、数千年後には立派な割れ具合を披露するのであろうか。
お次は・・・とうとうここまでになりましたよ!努力賞を上げたくなる六枚石(勝手に命名)。目立たぬ所にひっそり佇んでいてもその苦労は自ずと偲ばれる。花形の三枚石のように派手でなくとも立派!
などと、石を擬人化するのもおしまい。きつい登りの三枚石新道ではあったが、なんとか登り通すことが出来たようだ。ここから先は方塞山までなだらかな道。だが、登り始めに良かった天気も、東のほうから昇ってくるガスで冴えない空模様になってしまった。まぁ仕方がない。もとより今日のルートは眺望は期待していなかったのだから。
と、言いつつも、瞬間ガスが切れて差し込む日差しに一縷の望みを託す。いい加減コーヒーも冷めてしまったし、さぁ、また雪のシーズンに訪れようじゃないか。
三枚石の手前で気になっていた案内板の金剛水へ寄り道をする。距離とか時間が書いてなかったので若干不安はあったが、数分で到着した水場は、きっと講の方々には聖地なのだろう。聖観音菩薩はと周囲を探すが見つからず。
三枚石からは往路を戻らず、古峰ヶ原峠へと降りる。まだ、時間が早いので登ってくるハイカーもちらほらだ。山中で遭った人は三枚石新道で追い抜かれた夫婦以外は殆どが自分と同じかそれ以上の年回りのようだ。
北から西へ樹間の微かな眺望が拡がるようになると、下山の足も時折止まる。男体山は深くガスに覆われているが、白根山は神々しく雪をまとい、皇海山は見事な鋭角で屹立している。そのどれもが枝に邪魔されていてすっきりと見えないところが残念である。
すっかり初冬の装いの古峰ヶ原峠へ降り立つ。
当初自転車をデポして車道を一気に下るつもりであったが、それではトレーニングにならない。今日は登山道を使って下るのだ。
いままで古峰ヶ原峠は車とかバイクでしか行ったことがなかったので意識したことの無いルートであったが、関東ふれあいの道になっているだけあり、良く整備もされている。なかなか良い雰囲気の登山道である。
残す車道歩きは時折ショートカットなどしなからのんびりと。地味な色合いだが黄葉を見ながら軽い足取りであまり距離も感じること無く駐車場へ到着。朝は数台だった車が沢山停まっていて古峰神社を訪れる観光客で溢れていた。
車で下っていくと、途中にある金剛山瑞峰寺の紅葉がお見事! 思わず車を駐めて、山中では結局手にしなかった交換レンズをザックから取り出した。
概略コースタイム
駐車場発(08:41)-登山口(08:47)-五枚石?(09:59)-六枚石?(10:42)-三枚石(10:47)-方塞山(11:12)-
昼食休憩-行動再開(11:51)-金剛水(12:13)-古峰ヶ原峠(13:04)-へつり地蔵(13:31)-駐車場着(14:12)
カシミール3Dデータ
沿面距離:11.4Km
所要時間:5時間43分
こんにちは
半年振りの自主練!
熟練者コースで大粒の汗、、、なんか すごく想像が出来る!って、、思います。
紅葉
楽しめてよかったですね
とくに最後の下りの リーバスが走る道の途中のお寺でしょう??
わたしも
あそこで
車を停めて写真を撮ったことがあるんですよ~~~
そうそう。そのお寺です。
チラ見した感じではお寺の境内も紅葉よ黄葉が入り乱れていて・・・
山登りも良いですが、純粋に紅葉狩りならあそこでOKかも、
なんて思っちゃいました。
こんばんは で良いかな?
この季節は日が暮れるのが早くて5時前でもマックラ...
このコース、歩き始めた頃に逆歩きしました
今考えると、まっちゃんの順路だったら、完全にリタイアしてたと
思います。それほど下り(まっちゃんの登り)はキツかったです。
半年ぶりとは言っても、コレまでの蓄積がモノ言いますよ。
もちろん身体は鈍ってる分もありますが...お帰りなさい!
地図を見ながら、ここをこう登って、あと標高差○○mだから・・・
なんて知恵は出てくるのですが、
足が怠け気味で、「えー、まだこんなにあるの?」状態でした。
三枚石に着いたときはヤレヤレな状態でした。
このコース、私も好きで歩き始めたころに何度か行きました。
特にGWのスタート、新緑の頃が気持ち良かったです。
さあ、山々の秋もいよいよ終わり。これからはまっちゃんの季節がやって来ますね(^^)v
自分は今日、奥日光の山へ登ろうと行ってきましたが準備不足(タイヤ、アイゼンなど)でギブアップ(^^;)
あっという間にスノーシーズンINの様相でした。
二週間位早く来ていればきっと見事な紅葉に囲まれながらの登りだったのではと推察します。
あれだけの広葉樹ならば新緑もさぞかし爽やかでしょう。
奥日光方面は既にノーマルタイヤじゃきつかったんですね。
今年は冬の訪れも早いのかな。
いろいろ楽しみではありますが、スタッドレスに履き替える前に無雪期の里山遊びに興じたいところ。
ネタ帳引っ張り出してあれこれ妄想始めなくちゃと思ってます。
お疲れさまでした~!
戻ってきた実感を感じることができよかったですね。
横根と三枚石は行ったのですが、方塞山にはいったことがないのです。確か・・・以前雪ある景色を楽しんでたところですよね。
とくちゃんのスパルタンかつパワフルな山登りには遠く及びませんが、
とりあえずヘロヘロになりながらの山行、かいた汗の量だけ楽しく感じる山登りって
やっぱりいいね!ってそんな感じでした。
方塞山は今の季節は超地味な山で、古峰ヶ原峠から横根山に行く場合の通過点です。
ですが、自分はこの山結構お気に入りです。
特に積雪があると人跡未踏の動物の足跡パラダイス。
何しろ目の前は放牧場だから、一面に拡がる雪面が超綺麗です。
先週、古峯神社から見上げた山の斜面がとってもきれいだなぁ。と思っていました。
話には聞く、横根山とか方塞山とか、そっち方面。
ほんと「栃木県民、モグリだろぉ!」と言われちゃいそうなほど疎いんですが・・・
鮮やかな紅葉にも出会えてよかったですね。
そして、雪景色。待ってます♪
古峯園でしたっけ、
外から見るとなかなか見事な感じの紅葉でした。
自然のままではないのでアレですが、山歩きをしない人を連れていくには良い場所のようですね。
県南県北については自分もぐり県民濃厚です( ;∀;)
三枚石新道は2回歩いたことがあるのですが、2回とも途中で道が分からなくなって稜線に出てしまいました。
自主練にしては多少ハードな気がしないでもありませんが、10㎞以上歩かれて次は本格復帰ですね。
こちらは予期せぬ筋肉痛や足の攣りでそれこそ自主練が必要な状況のようです。
腰痛はなくなったのですけどねえ。
野球親爺さんの三枚石新道~古峰ヶ原峠~夕日岳周回読みました。
恐らく野球親爺さんが直進したと思われる箇所は現在立ち入り禁止ロープが派手に張られ
ていますが、尾根形顕著なここを直進すると確かに六枚石?を見ずに古峰ヶ原峠からの
登山道に合流してしまいます。
非登山道に慣れているとなるほど直進したくなりますが、今回は派手な通行止テープに従った
ものの、あれが無かったら自分もきっと行っていたと思います。
しかし、古峰ヶ原峠まで降りて再び夕日岳までというタフさが凄いですね。
自分も来春のアカヤシオに合わせて(これが一番難しい)野球親爺さんの足跡をなぞって
みたいです。
腰痛は自分も軽いのがなかなか抜けないのですが、歳とともに諦めの慢性化となりつつあります。
せめて座りっぱなしの仕事から開放されればと思ってはいるのですが(笑)