-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
日光澤温泉へ宿泊した翌日。さぁ、長丁場のはじまり。
隣室の人の迷惑にならないようにとセットした腕時計のか細いアラーム音が鳴る。幾らか緊張気味で、もとより熟睡していた訳ではないからすぐに目が覚めた。
あらかたの支度は前夜済ませていたものの、やはり部屋の出入りや布団を上げたりすると結構音が出るものだ。外に出たらすぐ取り出そうとしておいた熊鈴二個が、ザックをを引き上げた弾みで落ちて大きな音がした。
玄関のカギを自分で開けて外に出る。登山口にある自販機のLEDの青白い光があたりを照らす様子が見えた。音を気にせず最後の支度を仕上げ、いよいいよ出発である。昨日のうちに15分位歩いた所まで既に偵察済なので心配は無いが、それにしても漆黒の闇。空を仰ぐと星が沢山瞬いている。天気は上々。時刻は4時少し前であった。
ヘッドライトだけでは心細かったのでLEDの小さな懐中電灯も使ったが、これが明るくて大変心強い。ヘッドライトは基本的に頭の向きに依存した光軸しか生み出さないが、懐中電灯は状況に応じて好きな所を照らせるからだ。
登山道へ踏み出すと、日光澤温泉の犬に気づかれて暫くは騒然とした鳴声に追い立てられるようにして先を急いだ。裏手の沢の大きな音で幾らか気配が紛れるだろうと思っても、犬達の吠え声は暫く消えなかった。犬と宿の人達に大変申し訳無い思いをさせてしまったようだ。
ようやく静けさが戻ってくると、改めて漆黒の山のもたらすプレッシャーがひしひしとのしかかってくる。ふと思い出し、小型ラジオを取り出してチューニングしてみる。雑音の中にかろうじて音声が聞き取れる程度の選局しか出来なかったが、この暗闇の不安と心細さには百人力である。
左手で腰の熊鈴を鳴らし、右手はライトを振りかざし、どんな小さなものでも見逃すまいと歩くこと一時間あまり。序盤の高度を稼ぐ区間の7割以上は登ってしまったようだ。ようやく周囲が白み始め、やがて紅に染まった山のシルエットが見え出した。
日が落ちる時、暗くなるのは早いものだが、日の出もまた然り。あっという間にライトが要らなくなった。用心棒のラジオもスイッチを切った。
明るくなって遠くまで見通せると、俄然気が楽になる。心なしかピッチもあがり、笹が出てきて一登りで湿原へ飛び出した。
朝日に照らされる草紅葉の風景。霜が降りた木道と冷たい空気で覆われた凛とした雰囲気。人はおろか、見渡すかぎり動物すら見いだせない広大な湿原が遥か先まで続いている。
出発前は何も口にしていなかったので、昨晩のうちに貰っていたおにぎりの包を開けた。奥鬼怒温泉郷から鬼怒沼を目指す人でもこんな早い時間に此処に立つ人はそうは居まい。今まさに目覚めたばかりの鬼怒沼を眺めながら食べる朝食が最高だったのは言うまでもない。
先はまだ長いのでのんびりはしていられない。足早に木道を通り抜けると北端に東電巡視小屋があった。確かに此処に泊まれば黒岩山も楽になるだろう。テントが不要となればさほど背負う重さも負担にはならないだろうが、万が一小屋に入れない状況が発生したりすると、そこそこの装備と経験が必要になるだろう。まだまだ自分には敷居が高いのだ。
巡視小屋で途切れた木道から先は鬼怒沼山への道が続く。緩い傾斜のよく踏まれた道を歩いていると、このまま黒岩山までこれが続けば良いなと錯覚してしまうほどである。
程なく鬼怒沼山の山頂への分岐点に到着した。立派な道標があるので迷うことはない。指し示す方向に続くやや急な道を一登りすると、そこが鬼怒沼山の山頂だ。周囲を笹に覆われていて、数人立ったら満員になってしまいそうな狭い山頂からは、かろうじて白根山だけを望むことができた。
栃木百名山を一座踏んだ感慨もそこそこに、水を一口飲んで山頂を辞す。ゆっくりはしていられない。まだまだ先は長いのだ。
鬼怒沼から黒岩山にかけては基本的に県境尾根を歩くことになるが、登山道は極力ピークを巻くように付いている。体力を消耗しないで済むが、そのぶん樹林の中を歩く事になるので景色が殆ど望めないのが少し寂しいところでもある。
鬼怒沼山分岐を過ぎ、高度を下げて最低鞍部のコザ池沢源頭部を通過する。下山時は此処よりスーパー林道目指して下る予定である。
降下点を探すが笹に覆われていて容易に見つからない。あまり時間を掛けていられないので一旦探索を打ち切ることにした。
鞍部より登り返して傾斜が緩むと、2069mP付近からは噂に聞いていた倒木の海原となる。それまで比較的明瞭だった道形も倒木で寸断され、回避する踏み跡は千々に乱れている。狭い尾根歩きなら尾根派生にさえ注意していればさほど問題は無いが、緩斜面のこんな場所ではしっかり進路角は維持したい。だが、コンパスもGPSも出さなくても赤テープがキチンと付けられているのはありがたいところだ。
倒木の海に若干手こずっていると、自分より一回り歳上に見える夫婦とすれ違った。挨拶に留まったが、今思えば一体何処を何時に出発してどう歩いてきたのか聞くべきだったと後悔している。背負うザックの小ささからテン泊でないのは明白。尾瀬から来た線は薄い。ならば、東電巡視小屋に泊まり、早朝黒岩山を目指しての帰り道か?それにしてもやはり早過ぎる気がする。朝から5時間歩いて初めて遭った人がこの二人であった。
時間があれば小松湿原に立ち寄るのも良いかもしれないが、とにかく今日は急げ急げである。次の2043mPの巻きから下ると、ようやく樹間にうっすらと黒岩山のシルエットを見ることが出来るようになる。ダラダラと暫く登ると黒岩山へと尾瀬への分岐点に到着した。道標曰く。尾瀬沼方面5時間、鬼怒沼方面だって3時間10分。しびれるねぇ。
黒岩山へのファイナルアプローチは、東北東にトラバースして孤を描くように高度を上げていくルート。段々と薮の干渉が強くなり、踏み跡も不鮮明になる。相変わらずピンクテープはグッジョブに付けられているのでこれを追えばさほど苦労はしない。
自分のレベルの薮歩きだと基本的には稜線を外さずにといった感じだが、ハイレベルな人になると薮も手薄な歩きやすい所を嗅ぎ分けることが出来るのかもしれない。かくしてそこに『踏み跡』が作られルートとなっていくのだ。おかげで、上半身は薮に翻弄されながらも、山頂へと近づいていくことが出来る。
上が明るい。あそこがピークかとおもいきや、小さなニセピーク。最後は痩せた感じの所を一投足で黒岩山の頂に到達した。
胸のすくような360度の眺望である。文字通り、暗闇から出発してそのあとも鬱蒼とした樹林歩きでいささか凹み気味だった気分が一発で晴れた。
まず目に付くのが山名板の向こうに大きく鎮座する燧ヶ岳。ピンぼけして写真掲載出来なかったが、左に目をやるとたおやかな至仏山も見える。南にはこの山域なら何処からでも目立つ白根山。大黒柱をはじめととする男体山ファミリーも勢揃い。
東には見慣れた高原山が堂々と裾野を広げ、そして視野が一周するその最後には会津駒ヶ岳周辺のテラス状の山姿が見えた。
鬼怒沼山も既に遠くなっており、改めて歩いてきた範囲を眺めると奥深さをしみじみと感ぜずにはいられない。
軽く食事をし、いつまでも居続けたい山頂に後ろ髪を引かれる思いで出発した。幸いにして想定している時間から殆ど乖離無く行動出来ているので一安心だが、まだ油断は出来ない。それに、コザ池沢ルートについては目処がたっていない。此処を降りることが出来ると出来ないでは下山時間に2時間位差が出るので悩ましいところだ。
帰りも倒木には翻弄され続ける。ちょっと大回りで回避すると、あらぬ方向に行きかけてしまう。もとよりルートが何処かなどはちょっと見ただけでは解らないので一瞬たりともリボンは見逃せない。帰りは流石にGPSを頻繁に出しながら進んでいった。
問題のコザ池沢源頭の鞍部に戻って来きた。下降点はどこをどう探しても見当たらない。笹に深く覆われていて見出すことが出来ない。同じ笹ヤブでも顕著な稜線を下るのなら突っ込んで行く価値はある。だが今回は基本的に沢を目指す、すり鉢状の下りになるので、万が一撤退となった時にこの笹では通常の数倍以上の体力を消耗するのは火を見るより明らかだ。
下降半ばで撤退するとなると鞍部に復帰するのに軽く1時間以上はかかるだろう。それから往路をそのまま戻ったのでは日没までに夫婦淵に到着することは絶望的になる。
今回の黒岩山は、下山時のコザ池沢下降とスーパー林道歩き、フィニッシュの薮尾根歩きのショートカットが目的の半分近くであっただけに敗退と言ってよい結果となってしまった。だが、昨日偵察した滝の箇所といい自分の実力ではまだ手の届かない場所だった思えば良し。特に大雨の後の沢の状況なども気になるのは正直なところである。
コザ池沢ルートについてはヤマレコなどにも時々先達の報告があるが、直近の情報を得た後にいつかリベンジしたいものである。
吹っ切れれば後はひたすら往路を戻るのみ。
朝はもしかしたら誰か居るかもしれないと思って遠慮した東電巡視小屋の扉を開けて中を見てみた。壁沿いに奥行きの無いベンチのようなものがあるが流石にあそこでは寝られない。板戸のようなものが2枚敷かれているから、そこで休む事になるのだろう。いずれにせよ、この小屋で一泊すれば黒岩山も飛躍的に楽になるのは間違い無い。
早朝とまた違った表情を見せる鬼怒沼にはベンチに腰掛けるカップルが一組。軽装なので温泉泊まりのピストンなのだろう。大きなカメラを湿原に向ける彼。そんな彼を傍らで見つめる彼女。画になっているね。汗臭いおじさんはそそくさと会釈して退散あるのみ。
鬼怒沼から下山ルートに入るとこれまた超軽装・・・というか登山靴も履かずに、若い夫婦が赤ん坊を背負子に乗せて登ってくるではないか。
もう時間は既に午後3時を回っているので、今から鬼怒沼への往復となれば温泉郷に戻るのは早くても5時近くだろう。日没予定時間が5時40分だから、日が差さない登山道は4時位から薄暗くなってくる筈。彼らはそれを知っているのだろうかと不安になった。山を歩いているとたまにこういう人達を見かけるが、いつも声を掛けて状況を説明すべきだったと後悔している。彼らは勿論無事に下山出来たと信じるが、あまりにも無謀と感じた。
朝は真っ暗で何も見えなかったオロオソロシの滝も帰りは見ることが出来た。それにしてもこの名前の個性的なこと。朝は本当に恐ろしげな文字も、明るいところで見るとなんてことはない。
計画変更で、本来通過する筈でなかった日光澤温泉に4時到着。出発から丁度12時間後である。
自販機で買ったジュースを一気飲みして、さぁ最後の遊歩道を歩きを片付けよう。残り一時間半だからギリギリ日没前には車に戻れるだろう。先行している夫婦が加仁湯に入って行くのを見て、こんな山行の後にもう一泊するのもきっと贅沢だろうとしみじみ思った。
実は、東電巡視小屋まで戻ってきたあたりで膝に軽く違和感を感じた。念の為にサポーターを装着したが、最後の遊歩道でついに左膝が痛み出してなかなかペースがあがらない。遊歩道も終盤になり、鬼怒川を渡る周辺に軽いアップダウンがあってここがなかなかキツイ。時間が押してきたので流石に少し焦りを感じ、ザックに一旦収めた熊鈴をを腰に付けてヘッドライトをいつでも取り出せるようにした。
黒岩山のお土産のような膝痛に足を引きづりながらもようやく遊歩道口に到着。ギリギリ日没時間に間に合うことが出来た。長い長い山歩きを終え、充足感に浸りながら我が車を見てほっとした瞬間でもあった。
概略コースタイム
日光澤温泉発(03:54)-鬼怒沼南端(06:15)-朝食休憩-行動再開(06:32)-東電巡視小屋(06:43)-
鬼怒沼山(07:17)-コザ池沢源頭部(07:52)-小松湿原入口水場(09:04)-黒岩山分岐(09:50)-山頂(10:24)-
昼食休憩-行動再開(10:47)-黒岩山分岐(11:11)-小松湿原入口水場(11:55)-コザ池沢源頭部(13:15)-
東電巡視小屋(14:05)-日光澤温泉(15:58)-夫婦淵駐車場着(17:41)
沿面距離:28.6Km
所要時間:13時間47分
14時間近いお歩きお疲れ様でした。
コザ池沢源頭部のルートは藪化しているようですね。
2008年7月に奥鬼怒トンネルの脇からコザ池沢源頭部に登りましたが、当時は笹刈りがされていたように記憶しています。当時はそのルートが流行っていたのかもしれません。
鬼怒沼まで戻るのとでは2時間くらい違ってくるのではないでしょうか。
それにしてもいいお天気で山頂からの展望を堪能されたと思います。うらやましい限りです。
野球親爺さんはコザ池沢を登られたんですね。
実は今日他の人の記録を読んでいたら、最低鞍部より若干南側という記述もありまして、
もう少し広範囲に探索しておけば良かったと思いました。
でも下を見た限り笹が切れていそうなそころは無かったような気がするので、やはり藪化しちゃったのかもしれませんね。
どなたか最新の記録があったらまたネタ帳再エントリーです(笑)
ほんと~にお疲れ様でした!
膝は大丈夫ですか? 思い起こせば私は6月でしたので、残雪でGPS常に確認、膝の痛み、帰りの運転と大変な1日でした。
沢に下りるところ判りにくいんですよね。沢から攻めても判りにくいところがあるんです。
雪ある鬼怒沼山行時は、おじゃまでなければ参戦願います。でも気にせずですから~。
なにせラッセル要員が必要でないかと思うので・・・mixiに写真upあるので感じがわかるかなぁと。 やっぱり池塘に映る景色はいいですね~。
倒木が多かったエリアは方角をきちんと出さないととんでもない所に行ってしまいそうですね。
残雪期だと僅かな踏み跡さえ全て覆い隠されていますからGPS常時確認、その通りですね。
帰りの運転、確かに大変でした。
特に交通規制で大笹牧場経由というのが結構キツかったです。
(帰宅時)あんな時間にあそこを通ったのは初めて。
雪の鬼怒沼、ラッセルが必要なんですか(・・;)
となるとやはりワカンじゃ駄目だな、スノーシューの出番ですね。
いつ行けるようになるか不明ですが、今度の冬には行ってみたいと思います。
こんばんは。まさしく懐深き黒岩山。遊歩道を片道分、省略しているのに、それでも
行動時間が軽~く13時間を超えるなんて。本当に長い山旅、お疲れ様でした!
さらに障害物競争みたいだし、普段とは違う筋肉を使っていたのでは…(^_^)
目標とした項目(ハイライト)がクリアできなくて、ご自身としては心残りなんだろうなぁと
思いましたが、まっちゃんさんの秘めたスタミナを垣間見たようで、うらやましいです~
(6~7月の運動不足がいまになって出ている私とNon夫。とほほ… ^_^;)
それにしても、鬼怒沼のきれいなこと!! 我が家が登った時は途中でガスっていたこと、
湿原の途中で折り返したことをしみじみと思い出しました。
ネットの記録を見ると、今回の自分と全く同じルートで、夫婦淵から日帰りで12時間という人も居て、
超びっくり。
自分がどちらかと言うと遅いほうなのかなとも思ってます。
地形図見ると、鬼怒沼北端から黒岩山ってそんなにアップダウン無いんですが、場所によっては結構登り下りするところがあって、それが長距離歩きの疲れにひしひしと効いてきます。
自分も帰路鬼怒沼までは結構キテました。
鬼怒沼の写真で根名草山と白根山のショットは有名ですが、まさか自分がこんなに綺麗に見られるとは思っていませんでした。
おはようございます。
想像を絶する山行報告。既にケン坊は無理と報告済みですが、
無理と言いつつも”読めば読むほどドンドン引き込まれる”内容に
危ないケン坊が居た?(今は現実に戻りました>笑<)
写真とレポ、そしてGPS軌跡を見ながら楽しく読ませて頂きました。
それにしても、山を遠ざかっているというまっちゃんのトンデモナイ
”山行体力”はいつ何処で培っているのかな~ 驚きです。
お疲れ様でした。
体力は自分の場合かなり無い方だと思ってます。
というのも、基本単独なので文字通りマイペースで歩けるので体力セーブな歩きしか出来ない。
他人と行くとなるとペース合わせで疲れてしまうのと、基本的に登っている最中は喋ると息切れしちゃうので駄目です。
確かに同年代の何も運動していない人に比べれば幾らか体力はあるほうですが、
同年代の運動している人に比べるとかなり体力無い方だと思いますよ。
つくづく若い頃にもっと鍛えておけば良かったなと後悔しています。
日光澤温泉の犬 鳴き声 静寂を切り裂く?って 感じだったでしょうか
でも、たしか
プーさんは 犬の鳴き声 タバコの煙が苦手を何かで見たことがあるので
その点では ちょうどよく?熊避けになったんでしょうかね (^_^;)
それまでシンと静まり返っていたところにワンワンワンと大騒ぎでしたから、
ちょっと焦りました。
あ、でも丁度良いクマ避けになったのかもしれないですね。
月明かりでもあれば良かったのですが、文字通り漆黒の闇でした。
しっかりと熟読させて頂きました(^^)v
自分も過去2回半分の行程は歩いてますので・・・
1回目は鬼怒沼で一緒になったおじさんに誘われ鬼怒沼山まで、2回目は昨年鬼怒沼湿原でまったりタイム(笑)
樹林帯を抜けて天上の楽園鬼怒沼に飛び出た瞬間は、なんど訪れても感動するものです。
それにしてもその先の黒岩山・・・難易度が高過ぎて、まっちゃんの様な熟練者でないと太刀打ちできそうにありません。
日光澤温泉への宿泊から始まり、素晴らしい山行となりましたね。
湿原にぽんっと飛び出した時は感動ものでしたね。
今回は草紅葉でしたが、やはりリンゴさんのように花の時期にも再訪したいもの。
その前に積雪期にまた温泉泊で考えてます。
鬼怒沼山 まっちゃんのログで山頂までのイメージ 出来ました!
踏み跡しっかりあるし 道標もしっかりで
道迷いの心配は あまりしなくても良さそうですね!
むふふ、、、
これならば
あとは、、、宿をどこに決めるかだけ?です 笑
鄙びたという点では日光澤温泉。
料理やお酒を楽しむなら加仁湯。
泊まったことはないけど八丁の湯もよさげ。
ちょっと奥まった手白沢温泉はフランス料理が出るらしくてこれまた個性的ですね。
もったいないんで チョコチョコ読んでいたんですが
つい引き込まれて さっき 最後まで読んじゃいました~~笑
ん、、こんな私って やはり少し変人???
で、、、改めて、、、東電巡視小屋に 泊まる条件でも
ちょっと、、、倒木と藪で、、、うちでは難しいかも 黒岩山
群馬からでもいいので
もっと 普通の山歩きで黒岩山に向かう方法は
ないでしょうか?
尾瀬からは遠くなる、、、んでしょうねぇ、、、(^_^;)(^_^;)
うーん。尾瀬からもかなり遠いかも。
この山は丁度尾瀬と奥鬼怒の中間地点に近い所にあるのと、東西にルートが無い為、県境尾根を辿るしか無いという状況です。
スーパー林道が一般供用されてれば違ったルートが出来ている筈ですが、こればかりはどうしようもないですよね。
往復も大変ですねえ。私は、10/3,大清水~小淵沢遡行、長蔵小屋泊、10/4,黒岩山~鬼怒沼山~大清水というルートで行ってきました。
コザ池沢は、遡行記録がありますね。周辺でも、結構、遡行記録があるので、夏休みに避暑を兼ねて、沢合宿したいです。
それにしても、山小屋泊したことがないのですか!三斗小屋温泉、快適ですよ。尾瀬の小屋泊まりも、お風呂が使えるので、お勧めです。
おひさしぶりです。
相変わらず精力的な山行をこなしていらっしゃる様子ですね。
コザ池沢ルートは今回下降地点が見いだせず残念でしたが、再チャレンジしたくてもあの長丁場ですからおいそれとはいきません。
やはり小屋泊まりは一度経験しておきたいものですが、人付き合いの苦手な中年単独者にはなかなかその勇気が出ません。
一度経験すればなんてことはないんでしょうが、むしろ避難小屋泊り、あるいはテン泊に憧れます。それとて装備とそれを背負う体力、そして経験が必要。
ということで日帰り登山からなかなか逸脱できそうもありません(*´ェ`*)