福島山旅の最終日は残念な天気予報である。それを確かめるような雨が夜半から降り続いていた。
五月にガスで閉ざされた山頂だった安達太良山リベンジをと考えていたが、この天気ではどうしようもない。7日に宇都宮に帰る予定を一日繰り上げることにした。
結局連泊した道の駅裏磐梯。一台空けてお隣にやはり連泊した関西圏ナンバーの車中泊夫婦も今日はどいういう予定なのだろう。昨日は登山ウェア姿を見かけたのだが、今日は流石に観光しかないだろう。
大きな犬を伴ったキャンピングカーの人は、もう幾日も連泊しているのか。朝の清々しい空気の中愛犬と共に散歩する姿が妙に風景に溶け込んでいる。
さぁ、今日は宇都宮に帰るのみ。何もしないで帰るのも勿体ない。暖かいカフェオレで少しゆっくりしてから喜多方へと車を走らせた。
お目当ては、旧国鉄の日中線、熱塩駅跡にある日中線記念館。
自分は別に鉄っちゃんでは無いので特段の思い入れがある訳ではないが、何かの記事で読んだことがあってそれが頭の片隅に残っていた。だが、いざ訪れてみるとレトロ感溢れる雰囲気があり楽しむことが出来た。
日中線の当初計画が栃木の今市から米沢を結ぶ南北大縦貫鉄道であったという壮大な構想であった点に驚く。結局、喜多方と熱塩間を結ぶのみで、やがて赤字路線の整理対象のトップとして廃線していったという悲しい鉄道でもある。
廃線間近の頃は荒廃しきった駅舎だったそうだが、記念館として保存保管されている。館内掲載されていた新設工事中の写真に写る人々の活気ある笑顔、新たな鉄道敷設と地域経済の活性化に沸いた姿と、その後寂れる廃線への軌跡を思うに切なさを感じる。
味わいのある硬券の切符棚 子供の頃に乗った”国鉄”駅で自分も見た事、買ったことがある
記念館の脇に「天地人の中心で愛を叫ぶウォーク」と銘打つハイキングコースの案内板あり。
天地人といえばNHKの大河ドラマなのだが、米沢市街地の礎を築いた直江兼続が主人公の話であり、兜に愛の字をあしらったことでも有名である。そのゆかりの地なのかとネットで調べてみても何も情報が出てこない。
コースは示現寺から寺の裏山である444mp(護法山)を縦断して記念館に至る。この看板は記念館側となる。
(地図の中で記念館は護法山の西側、郵便局の前の道路を挟んだ向かい側にある。)
また、この地を訪れた時は是非歩いて見たいところ。それにしても看板が立派なだけに情報欲しいなぁ。喜多方市の観光課に問い合わせでもしようかなと思っている。
このあともう一軒観光して喜多方ラーメンの5人位で満席になっちゃう小さなお店で昼食とした。
どちらも記事にするほどのものでは無かったのだが、何の計画も立てずにいきあたりばったりの旅はやはり楽しいものだ。