霧降高原のニッコウキスゲが見頃を迎えているらしい。
梅雨のこの時期はよほどタイミングが良く無ければ青空の下の花を見ることは出来ないだろうという考えで、今まで一度もニッコウキスゲを見に行こうと考えた事は無かった。
平日を自由に使える身になると、梅雨でも合間の晴れ間に絞って行動出来るのが何よりもの喜びである。そしてずっと睨めっこをしていた天気予報に晴れマーク。ごく短時間だが青空も期待できそうだ。
てな訳で鼻息荒く乗り込んだものの、やはり霧降高原のその名の由来は遺憾なく発揮される。まぁしょうがない。もっとも残りの人生で一度くらいはそのチャンスに恵まれるっていうのも許されるんじゃね。なんてちょっと大袈裟に考えるも、その為には10年後もここに来られるような健康体でずっといなくっちゃならないということだね(笑)
それにしても凄い人の数である。小池さんじゃないが、”密です、密よ”。登りは人と間隔をあけてマスク無しだったが、流石に下りはマスク着用。呼吸の荒い人たちと沢山交差したから。
朝、偶然に一台だけ空いていた上の駐車場に止めることが出来たが、降りてみれば下の大駐車場まで満車。場所探しでぐるぐるする車多数。県外ナンバーも3割程度。いやはや夜の街といい勝負できそうな賑わいでもあった。
実は天空回廊の1,445段の階段歩くのは今回が初めて。
このゲレンデははリフトが無くなってから積雪期に何度か登っているが、雪があったら階段を歩く理由は思いつかないと考えていた。
後半の斜度が上がる箇所は一息つきながらだが、ペースを落として歩けば案外楽に小丸山展望台まで到達することが出来る。
積雪期に赤薙山に行くなら、登りは階段を使って下りはゲレンデというのもアリかなと思った。
途中で空のほうにレンズを向けているカメラマンが二名。その先には何やら鳥が。バズーカ砲レンズのいかにも鳥専門といった雰囲気の両名が微動だにせず狙いを定めているのだから”それなりの獲物”なのだろう。
階段を登る自分の足音で鳥が逃げてしまったら怒られそうな勢いだったので、忍び足で進み自分もカメラを向けた。
今日はいつもの重い18-140mmではなく山登り用の18-55mm。流石に寄れないので種類が解る程度の画像にならなかったが、木の枝に堂々と止まっている風格からしてやはり”それなりの獲物”だったのだろう。
迷彩柄バズーカレンズのおじさまに混ざって自分もパチリ 軽量の18-55mmじゃこれが限界
小丸山山頂まで行ってみたもののガスに覆われていて眺望ゼロ。水分補給の休憩のみ。
下山前にザックに忍ばせてきた75-300mmにレンズを替えた。同じ場所を歩くのだから雰囲気を変えていこう。
なお、10-20mmも持ってきたが出番なし。広角ズームはかなり難しくてなかなか使えていない。
下の写真のように既にしぼんでしまった花びらが落ちずに着いているのが多かった。少し残念だがこれも自然故に仕方がない。
と思って撮影していたら、ロープを超えて数メートル先の花のしぼんだ部分を外してから撮っている御仁がいた。ここまで管理されているエリアなのにこれは流石にルール違反だろうと思った。
こんばんは。
まっちゃんさんはここの階段はお初でしたか?
赤薙山や女峰山に行く時に、この階段でペースを乱してバテてしまうので私にとっては鬼門です。
ニッコウキスゲは最盛期なんでしょうか?
平日で駐車場が満杯では週末はどうなることやらですね。
ニッコウキスゲは最盛期といえば最盛期?
例年の状況とかが呑み込めていないのでなんともですが、上の方は確かに花も少なかったので暫くは楽しめるのではと思います。
ただ、休日はどうでしょう。早朝に着いていないと車を停めることすらかなわないのではと思いました。
あと、やはり密ですね。最大の問題点は。早くコロナの薬が出来て安心して行動出来る日が待ち遠しいです。
こんにちは。
霧降のニッコウキスゲ しばらく見ていませんね。満開の時期だそうで 下野新聞の記事にもなっていました。
階段で高度を稼ぐのは 大の苦手の自分。
スキーリフトに揺られながら 足元に広がるニッコウキスゲの群落を眺めた 良き時代の感傷に浸っています。
自分はスキー場が閉鎖された後のリフトしか経験がありませんが、かつては有名なスキー場として愛されていたみたいですね。
今回も歩きながら、往年のシュプールが描かれていただろう光景が目に浮かぶようでした。
登山道での階段は往々にして歩幅が合わずに体力消耗になりますが、ここの階段は完全に等ピッチなので苦戦せずに済みました。
今週は霧降高原のニッコウキスゲも気になっていましたが、結局のところ行きそびれてしまいました。
昔、リフトに乗って空中散歩しながら眺めたキスゲ平が懐かしいです。
キスゲの写真は望遠レンズで引き寄せた画像が良い感じですね。
青空を期待していたのですが、甘くはなかったです。
キスゲの時期にリフトに乗ったことが無かったのでその情景を見たかったなと思います。