昨晩の温泉はなかなか良かった。
いろいろとあちこちの温泉を泊り歩いてきてはいるが、硫黄湯が好みの自分にはどストライクであった。
素泊まりの格安プランとはいえ、窓外に見える湯ノ湖から外山に延びる稜線。空との境界の色合いが夕暮れの訪れと共に変化していく様を眺めながら飲むビールの美味さったらもう最高の贅沢だ。
露店風呂に入るとちょっと角度が変わり、部屋から見える景色に加えて前白根山に延びる稜線までバッチリ見える。
『お食事』付きならなお結構というところだろうが、食事のほうはあまり口コミもよろしくなさそうなので敢えて自炊(といってもカップラーメン+アルファ)を選択。だが、好みの温泉と景色だけでもうおなか一杯の大満足だ。
最終日は高山と小田代ヶ原散策と考えていたが、朝から二回も風呂に入ってしまってすっかり体が弛緩しきってしまった。
洗濯していない汗臭い登山着を着て山を登る気力も流石に失せていた。小田代ヶ原散策にとどめよう。
赤沼駐車場に着いたのが9時くらいかな。既に7割くらい埋まっている。
戦場ヶ原方面への分岐を見送り小田代ヶ原へ進むとハイカーの姿はめっきり少なくなるが、それでも油断はならない。すれ違うたびに顎にずらしたマスクをかけ直さなければならない。するとあっという間に眼鏡が曇って息苦しいことこの上無し。これも『新しい生活様式』ならではのハイキングの姿なのかな。
小田代ヶ原までは新緑に覆われた散策路。しかし小田代ヶ原の周りを進むようになるとやはりこちらもズミ祭りだ。
形の良い三岳と咲き誇るズミ達 三岳は何故登山道が開掘されなかったのだろうか
あまりにも早い時間に歩きが終わってしまったが、明日からの梅雨空を思うとこのままいろは坂を下るのはもったいない。
日光の市街地で知っている美味い蕎麦屋の暖簾でもくぐるかなと考えていたが、半月山駐車場で残った食料を始末する事にした。
食事をしながら眺める社山から黒檜岳。
梅雨の合間を縫ったとしても、低公害バスが運休しているから帰りは千手ヶ浜から歩いて戻らなければならない。加えて中禅寺湖北岸は現在工事の為通行止め。こりゃ絶望的だね。涼しくなった秋口にバスも開通していることを祈るばかりだ。
そして、狼少年のようにそのうちそのうちになっていた中倉山、あとは以前から気になっていた赤倉山へのルート。
どちらも涼しくなってから。ホント、暑さには尻込みしてしまう自分であった。
おはようございます。
セカンドライフ充実していて うらやましい限りです。
下界は猛暑 奥日光は涼しいでしょうね。
私の膝も良くなってきたので まっちゃんの中倉山登山の際には 是非お声がけください。
愛犬ベキと共に参戦したく思っています。
これからも 暑い日が続きますが お体ご自愛下さい。
セローさん、おひさしぶりです。
ゆきさき細る一方ですが、せめてキリギリスじゃないですけど体が効くうちに
と頑張っています。
中倉山、涼しくなったら是非ご一緒しましょう。
とくちゃんも一緒に行きたいですね。