-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
そうだ、赤城山に行こう!
以前、雪の黒檜山に登ったことがある。
山頂手前で仕事のトラブルが入電して気もそぞろ。眺望を楽しめる雰囲気ではなかった。
そんな赤城山リベンジだが、上越の山を望む黒檜山はもうちょっと空気の綺麗な季節、とりあえず晩秋かな。
真冬にスノーシューで行きたかった荒山高原だが、新緑のこの時期ツツジの山でもあるらしい。
ということで今回は赤城山南部エリア探訪。
天気予報では晴れマークだったが、登山口からガスが濃い。
荒山に登っていくこのルートは緩い勾配で鼻歌交じり。
じきガスが晴れるかなと期待しながらの時間つぶしのゆるゆる歩き。
交差する登山者も居ない静かなツツジの森を登っていく。
荒山に登り上げる最後の区間になってようや山登りの雰囲気になってきた。
それまでもずっと続いていた山つつじは一層フレッシュになる。
落花のミツバツツジは残念。ちょっと来るのが遅かったね。
荒山からの下りは、
つつじもさることながらズミが見事。次々と群落現る。気持ちの良い稜線である。
下りきって荒山高原に到着。
ここも沢山のつつじがある。ホントこの山はつつじの山なんだね。
ゆるゆると登るとぱっと開けた火起山。いやぁなかなかな眺望だね。
姫百合駐車場から頑張って登れば、ご褒美の荒山高原から鍋割山。こいつは間違い無い!
積雪のスノーシューハイクは次の冬に是非実現したい。
もっとも・・・一番心配なのは雪道駆動性が情けない程弱い我が車だな(*´Д`)
つつじ咲く尾根道 平坦なこの道はスノーシーズンに是非訪れたい
鍋割山から南への下山。序盤は気持ち良い解放的な下りだが、等高線の密なあたり、樹林帯に入ると一変。
岩むき出しの登山道は急で下るのも一苦労。何人か登ってくる人と交差したが、皆そうとう苦しい表情だ。
自分も岩角に気をとられ思った足捌きが出来ない。思わず一眼レフをザックにしまったよ。
ようやく登山口に降りて後は車道歩きだ。いつもだったら事前に調べる距離と標高差だが、今回は一般登山道とタカをくくっていて何も考えてなかった。
高度計を覗くと既に800mまで降下してしまった。登山口は940mだったからこれから140mの登り返しとなるのだ。
加えて距離も結構あるな。500mも歩いた頃にあった道標には「この先3.9Km」とな。
平地なら小一時間歩きゃいいじゃん。だが、気温は高いし登りだよ。ふぇぇぇ。
ということで、最後はヘトヘトで車の元へ。
事前精査で逆ルートにすりゃ良かったかなと反省である。
黒檜山と駒ケ岳が赤城山の銀座なら、こちらの山域の地味さあり。だが自分はこっちのほうが性に合うかな。
高原山を塩谷から登るのに似ているなと思った。
次は・・・
地蔵岳と鈴ヶ岳だな。でも暑いのは嫌だからやはり秋口だろう。
概略コースタイム
赤城森林公園駐車場発(08:00)-棚上十字路(09:13)-ひさし岩(10:18)-荒山(10:51)-田床炉岩(11:03)-
見晴広場(11:09)-荒山高原(11:33)-火起山(11:49)-鍋割山(12:17)-鍋割山登山口(13:54)-
赤城森林公園駐車場発着(15:01)
カシミール3Dデータ
沿面距離:11.0Km
所要時間:7時間1分
ウインターシーズンの赤城山は2度ほど行ってますが、やっぱりツツジの季節は爽やかそうで良いですね。
黒檜も鍋割も好展望で花以外の目的でも楽しめます。
自分もそろそろ県跨ぎの山行を計画したいところですが・・・
荒山高原から鍋割山はスノーシューで絶対行きたい所候補に入りました。
雪の無いシーズンでもやはり行きつけていないという点では真新しさが
沢山あって楽しかったです。
本当は有り余る時間を使ってあちこち行きたいのですが、
コロナが落ち着かないとなかなか本腰入れる訳にもいかずです。