-『GeoGraphica』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
裏那須のさらに裏。観音山の名前と場所は随分前から知っていた。
いつかはと思っていたが、すっかり忘れてしまった頃リンゴさんが登頂した記録で記憶が呼び覚まされた。
関東地方に雨を降らせた春の低気圧も、どうやらこの地には雪をもたらしたようだ。
ルートに入ると序盤からスノーシュー無くしては進めない雪の量。序盤と次の急登もなんとかこなすが、先行者を一組追い抜き、更にラッセルに苦労している先頭の方と交代した時、そこまで樹林に守られた急登から丸裸の崖地帯(雪が付いていて岩は見えない)でギブアップ。登りは無理すればなんとかなるかもしれないが、帰りにここを無事に降りる自信が無い。わずか5分たらずで自分のラッセルは終了である。
先頭の方には大変申し訳ない思いだったが、自分はここでリタイアとした。後続の二名のトレースを使えば恐らく観音山を踏むことが出来ただろう。だが、登山口からずっとラッセルで登ってこられた方にそれでは申し訳ないというものだ。
思えば今日は出だしから調子がよく無かった。車で駐車地に一発で到達出来なかったのだ。ナビの指示の通り走って工事中で行き止まり。別ルートを検索するも、あまりに細い道故にナビがルート作成不能になってしまった。カーナビってこんなものなのか?しかたなくスマホのグーグルナビでやっと駐車場に着いたのだ。
行き止まりの箇所でUターンしようとした時、砂利が氷で固まった箇所に車の右フェンダーがガリっと擦って筋が入っちゃった。下の方だから目立たないが結構気持ちが凹む。パジェロミニならあり得ない事なのだけど、やはり車高が低いってこういうことなのかと改めて実感した次第。
そんな訳で何をやっても駄目な日というものはあるもので、まさに今日はそんな日だったのかもしれない。
まぁあえて言い訳をするならば、先週あたりはかなり雪が締まっていたようだが、この一週間で降った雪が表面に積もって更にフリースだけでも暑い位気温が上がったことを考えると下山時にはいろいろとリスキーだったような気もする。
そんな自分の判断を正しかったと信じれば今日の反省会のお酒も少しは美味しいかな(笑)
旭岳までなんてのは決して言わないけど、観音山、いつの日か登られせてもらいたい山だ。
概略コースタイム
駐車場発(08:07)-登山口(08:22)-1214m(09:18)-撤退地点(10:04)-昼食休憩-行動再開(11:33)-
登山口(12:00)-駐車地着(12:14)
今日は最高の雪山日和かと思っていましたが、降雪直後の深雪が難易度を増してしまいましたね。
那須辺りだと丁度良かったかも知れません。
またチャレンジしましょう。
観音山はコンディションで次第で難易度が変化する山だと実感しました。
実際、今回も先行者のトレースがあったからこそ撤退地点まで行けたという気持ちがあります。
それだけに自分の技量で登れるタイミングを見つけるのもまたチャレンジかなと思っています。
この1週間でだいぶ雪が積もったようですね。
観音山はいつか登りたいと思っている山ですが、今年も無理のようです。
スノーモンスターが見られるようなので、もう少し早い時期のほうがいいのでしょうね。
そうすると雪道の運転がネックになりそうです。
途中撤退は私にとってはよくあることです。
登り始める前に小さなトラブルが重なると気持ちが後ろ向きになりがちですね。
雪道運手は自分の車を替えてしみじみ感じました。
というか、
パジェロミニの機動性半端ない・・・っていう事を今更かみしめています。
途中撤退は今年は二度目ですが、
いずれもあまり考えずに行ってしまったしっぺ返しと自戒の念です。
来年こそ観音山のスノーモンスター狙います。
たくさんの人が入山して踏み固められたのとは違う、雪の稜線。
うわ~、これ、きっと、バッチリまっちゃん好みの雪のトレイルだったんだろうなぁ。と思います。
あっ、私は、他人様のトレース。。。大好物です。(^^;
それにしても、開放的な尾根と山深い雰囲気。
あっ、私はやっぱり立ち入らない方がいいのかな? と思いつつも
この開放的な尾根で、景色を見ながらまったりしたいなぁ。。。って
思ってしまいました。(^^)
ドストライクでした。
でもね、自分の力で頂を目指さないと・・・
という変なこだわりでの撤退でした。
偏屈オヤジの山行ですが、元気なうちはもう少しの間こだわりたいなぁと思ってます。