歩き初め

 新年のご挨拶は喪中故に控えさせていただきますが、今年も皆様どうぞよろしくお願いいたします。
 山に登ったりバイクでどこかに行ったりしないとなかなか記事になりませんが、今年もこんなペースでやっていきます。

 さて、ここ数年初日の出を見に出かけるようになったが、今年は鞍掛山の大岩よりのご来光。

 真っ暗な中ヘッデンを頼りに昌子岩のある南尾根を登る。急登だがあっという間に高度を稼いで、ピークを乗越せば一般登山道に合流。一投足の大岩には先客が一名、すでに三脚を広げて陣取っていた。


夜明け前


筑波山覚めやらぬ

 登っていた時はフリース一枚でも大汗をかいていたのに、ご来光待ちはやはり冷え込む。後から登ってきた人も揃って厳かな初日の出を眺める静かな一瞬。




枝がちょっと邪魔


朝日を受ける古賀志山


さぁ、出発しよう

 周囲が強烈な朝日に照らされると、全てが眠りから覚まされるようなすがすがしい一瞬だ。

 今日はこのまま下山してもよいが、今年は家内も子供もめいめいに集まりがあって午前様帰宅の爆睡中。元旦の朝からちょっと長めに歩いてしまおう。


シゲト山(鞍掛槍)から


昔、富士見峠から鞍掛山を目指して体力切れで撤退した懐かしい場所


松の枝ぶりがアクセント


里山らしくて良いね


鉄塔を追って登るなんてのも楽しそうだ

 先ほどから腹が減ってグーグー鳴っている。559mP手前の弁当岩に寄り道して朝ごはんだ。今年初めての食事がカップラーメンというのもいささか寂しいかもしれないが、否!超一流のおかず眺望付きの贅沢ごはん。


景色をおかずにごちそうさま


食後のデザートもあるよ


古賀志山と御岳山


見慣れた眺望だがついカメラを向けてしまう


こちらはいつになったら雪が降るのだろうね

 鞍掛尾根では男女の一組と交差したきりの静かな里山散策であったが、東陵見晴らしに着くと若い女性交じりの三人組が休憩中。ごめん。ちょっとはしゃぎ気味な彼女の元気な声が雰囲気に合わないので早々に退散。他に誰も居なかったのは意外だがまだ時間が早いのかな。


東陵見晴らしより

 古賀志山の山頂は静かなもの。南に面したベンチでお弁当を広げる人。陽だまりハイクっぽくて絵になるね。


古賀志山より南側眺望

 階段コースをサクサク降りて下山し、昨晩のうちにデポしておいたワインレッド号のロックを解き林道を一気下りだ。


下山終了

 林道の上りがきつくなってくると少し頑張ったけど流石にダウン。参りました。のんびり押していきましょ。


登りは堪えるね

 北尾根ルートと林道が交わる峠からは下り一辺倒。嗚呼楽ちん楽ちん。30分で着いちゃった。


今年の初ミッション終了!

概略コースタイム

駐車地発(04:58)-鞍掛大岩(05:40)-ご来光待ち-行動再開(07:08)-シゲト山(07:38)-431mP(08:15)-
540mP(09:07)-弁当岩(09:41)-朝食休憩-行動再開(10:24)-古賀志山(11:14)-林道へ接合(11:33)-
ここより自転車-駐車地着(12:01)

カシミール3Dデータ

沿面距離:12Km
累積標高差:(+)988m (-)1,034m
所要時間:7時間3分
※累積標高差は、『国土地理院基盤地図情報数値標高モデル10mメッシュデータ』よりカシミール3Dにて算出した値

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歩き初め への10件のフィードバック

  1. リンゴ のコメント:

    新年早々、良く歩きましたね。
    私もせめて羽黒山からご来光を拝もうと思いましたが、初詣客で大渋滞との情報があり手前で諦めました(^^;
    今年も宜しくお願いします。

    • まっちゃん のコメント:

      羽黒山は確かに道路が渋滞しちゃうとどうしようもなさそうですね。
      昨年多気山に登った時は参道は通行止で皆歩きで神社を目指していましたが、
      高齢の方も一生懸命歩かれていたのが印象的でした。
      羽黒山は車で行かないとちょっと厳しいですね。
      まぁ、我々は下から歩いて行ってもOKですが、問題は初日の出を拝むポイントに
      ありつけるかどうかという感じでしょうか。
      今年もよろしくお願いいたします。

  2. ケン坊 のコメント:

    鞍掛山から古賀志山を縦走...新年早々から始動開始とは
    というケン坊も古賀志山へ行ったんですが超遅番でした
    これってニアミスじゃ無いですね>笑<
    山レポ、バイクレポ楽しみに待ってます。今年もよろしくお願いします 

    • まっちゃん のコメント:

      古賀志山の山頂でまったり昼食中のご夫婦。
      もしやケン坊さん達ではと後で思いましたが、記事を拝見してウェアなどからニアミスでは
      なかったようですね。
      もうちょっと遅く行っていればセレモニーに参加できたのになぁ。

      今年もよろしくお願いいたします。

  3. 野球親爺 のコメント:

    元旦から長歩きお疲れ様です。
    こちらは3日が初歩きの予定です。
    例年通り、残雪の釈迦ヶ岳は外せないと思っております。
    今年も記事を楽しみにしております。

    • まっちゃん のコメント:

      釈迦が岳南面はなかなか雪が付かない年もありますが、
      これから2月へかけての寒波に期待ですね。
      今年こそは首だけ出したお釈迦様に会いに行きたいです。
      さて、野球親爺さんの初歩きはいずこへ。
      記事楽しみです。

  4. とくちゃん のコメント:

    日の出いいですね~!
    ど~も、ひとりヘッテンつけてが勇気が出ないのです。今年はやってみようかと思いつつです!
    ことしもよろしくお願いしま~す*^^* 

    • まっちゃん のコメント:

      そうですね、自分も何度かヘッデンで暗闇を歩いた事ありますが、
      いまだにあまり気持ちの良いものではありませんね。
      今回のような里山はまだしも、日光澤温泉から黒岩山を目指した時は
      流石に山深さが全然違うので、絶えずホイッスル鳴らしたり無駄にあちこち
      照らしたりで、超ビビりモードでした。

      ヘッデン消して本当に漆黒の闇に包まれるのって結構怖いですよね。
      月明かりがあれば全然違うんですが。

      今年もとくちゃんの素晴らしい山行記事楽しみにしてます。
      よろしくお願いしますね。

  5. chikoやん のコメント:

    あけましておめでとうございます。
    今年はいい年になるぞ~! って思えるような初日の出でしたね。
    日の出直前の色から、どんどん明るくなっていくその時間は、なんか
    特別だな~。と思ってしまいます。
    そのあとのがっつり歩きもうらやましい。(^^;
    私が目覚めたときには、元旦の太陽は、もう、高く昇っていました(^^;(^^;
    そろそろ寒気が強まって、山間部の積雪も増えていってほしいですね~。
    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    • まっちゃん のコメント:

      日の出前の時間帯をブルーアワーって呼ぶらしくて、なかなか幻想的綺麗なんですが、
      眺めていると同時に冷え込みもきつくなって、登りでかいた汗が一気に冷たくなる
      というアメとムチ的な状況ですが、やはり病みつきになる時間帯ですね。

      日が昇り始めるとそれこそ寸劇であっという間なんですが、その前の時間をじっと待って
      ブルーアワーと紅蓮の空の前座。そして僅か数分の儀式のような一瞬はいつみても
      感動します。

      降りはじめの山は自分ではとても太刀打ちできませんが、降雪が落ち着いた頃の
      天気の良い日が待ち遠しいです。
      今年の冬は赤城山のスノーハイクも一応目標に入れてますが、何とか実現に向けて
      頑張りたいところです。

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