突然ですが、デジカメ購入。
というのも、前回のアド山でレンズ内にホコリが入り画像に写り込んでしまっていることが判明した。実はこの症状は二回目で、初めは奥袈裟丸山の時であった。幸いにしてこの時はギリギリ保証期間で無償修理して貰ったが、今回は一律修理料金¥12,000がかかるという。
新品で一万円程度で買ったものにそれだけ修理料金が発生するのもいただけない。ちなみにネットで調べるとズームメカの関係上レンズ筐体が伸長する場合はどんなカメラも微細なホコリが入るのは宿命のようで、取説にも注意事項として挙げられている。それにしてもまだ1年半しか使っていないのに二度も起きるとは設計上の欠陥ありや。サービスに喰らいつくも、サービス嬢は『ホコリの無い環境でお使いください』の一点張りで詮無き次第。確かにゴミが入ったのは二回とも風が極めて強い日で共通する。でも、この程度でという気持ちは拭いきれないのも事実。ネットでは掃除機の筒の先端をレンズに廻りに当ててゴミを吸い出すという荒業が紹介されていた。壊れても仕方がないという気持ちで自分もチャレンジしてみたが、頑固なホコリはビクともしない。残念だがここは気分一新して新カメラの購入と相成った。
新しいカメラはCanonのPowerShot S200。初めてのCanonのカメラだ。上位機のS120はRAW撮影が出来るので選定で悩んだが、価格が倍ほど違うのでS200に決定。選定基準は光学5倍ズームとワイド側開放値F2.0、更にWifi対応の三点だ。
画素数比較だとS200が約1000万、SH-25MRが1600万と明らかにS200が劣るが、画素数が高ければ綺麗な画像が撮れるという保証がまったく無いというのは過去のデジカメでも経験しているので気にはならない。
光学ズームはこれまで使っていたOlympusのSH-25MRが12倍もあるのだが、実際に自分の撮影パターンでは殆どワイド端でしか撮影していない。このクラスの安価カメラだと光学ズームであれコントラストが低減して画像が荒れる傾向にあるのがその理由だ。自分の撮影シーンでは5倍もあれば充分。むしろレンズ筐体が余計に伸びて不要なホコリが侵入するほうが由々しき事態だ。
開放値F2.0もまた魅力だ。藪山を歩いていると薄暗い箇所での撮影が多い。そんな場所でより綺麗に撮れれば良いのだが、これはカタログスペックだけではわからない。SH-25MRがF3.0だったから期待したいところだ。
最後にWifiだが、これは使うと快適そのもの。カメラ自体がアクセスポイントになるモードでは出先でタブレットにダイレクトに画像を落とすことが出来るので便利。家の中のアクセスポイントを利用するモードだと有線LANのデスクトップパソコンでも簡単に接続出来てしまうので良い。USBケーブルをつないだり記憶メディアを外すことなく、カメラのボタン一つで文字通り無線でデータをパソコンに吸い上げられる快適さを味わうともう元には戻れないだろう。
能書きはさておき、以下S200の画像だ。PhotoShopで若干の修正はしているがSH-25MRよりは微細な修正でとどまる点は大いに評価出来る。
今週末は土曜日仕事、日曜は風も強そうなので山は諦めた。家内と散歩で羽黒山の蝋梅を見て懸案だった田楽茶屋で食事、その後梵天の湯でまったりとする。そんな一日であった。作例じゃないけど、S200の撮り初めで以下画像の列挙。
そのうちそのうちと思っていた田楽茶屋で昼食をした。座敷から眺める景色も乙なものだ。山菜うどんも柚子の香りが良く、なかなか美味しい食事となった。
で、折角なのでCanonS200とOlympusSH-25MRの勝負(比較)をしてみることに。S200はAUTOモードの1600×1200で撮影、SH-25MRはPモードの1280×960で撮影し、PhotoShopElementで画像サイズを1024×768へリサイズ。補正は一切かけずにjpeg画質80%で保存した。ちなみにサムネイル画像は『縮専』というフリーソフトを使っていつも作成している。出来上がり画像の品質が高いので自分は愛用させてもらっている。
全般的にOlympusのほうがカッチリした画像で好みなのだが、S200のAutoモードが被写体によっては案外タコな設定を出すのに暫くして気づく。もっともこのくらいの差ならPhotoShopの補正でどうにでもなるし、やはり後発だけあってS200のほうが基本的な画質は良いような気もする。Pモードやマニュアルモードの使い方をマニュアルでもう一度読み返してから使うべし。
S200はシャッター速度優先、絞り優先、フルマニュアル、ピント合わせもフォーカス箇所の移動やマニュアルフォーカスが可能な点なども頼もしい限り。銀塩モノクロの時代に恥ずかしながら一眼レフに触れた経験があるので、こんな機能を使って良い写真が撮れたらと思うのだが、いざ山歩きを始めるとなかなかそういった細かい所まで気をくばることが出来ない。SH-25MRもワイド端ならゴミの影響が無いので良いのだけどねぇ。ちなみ前回の庵滝の写真はゴミが写り込んだ箇所をPhotoShopでコツコツ修正したが流石にちょっと面倒な作業だよね。
こんにちは
新しいデジカメ購入、いいですねぇ~~
うちも、今年デジカメ買いましたよ^v^
FUJI F1000EXR *キタムラの福袋
コン様専用で!(オート専用機になります 笑)
まっちゃんが買われた
S200は、いろいろ出来て
これから探求しがい?がありそう。
発色も
朱色がよく出てるし
シャープネスのききかたも、いいですよね。
あ
それはそうと
わたしも、田楽茶屋、、、懸案のお店です、、、
羽黒山
一回だけ行ったことがあるのですが
素通りしてしまったので (^_^;)(^_^;)
デジカメはどんどん高性能になっていきますね。
ただ、画質が比例してよくなっているとはいかないようですが、廉価版の普及カメラでこれだけの発色をしてくれるので、自分には充分かなと思います。
特に梵天の発色は歴代のデジカメが全滅だったのにS200はなかなか良い色が出てます。
ホワイトバランスやアナログデジタル変換のプログラミングがこなれているのでしょうか。
基本性能が圧倒的に高いデジタル一眼も興味アリですが、やはり携帯性を考えると自分の山行ではコンデジが限界と思っています。
田楽茶屋。なかなか穴場の茶屋です。
今度桜の時期になったら、座敷で団子を食べようと家内と話しております。
私は山歩き&ブログを始めてからデジカメを5台も変えていますが、初代はキャノンのコンデジでした。
どうしても使い方が雑になると言うか、レンズがすぐに壊れてしまいます(‘◇’)ゞ
なので、そんなに高スペックなものは要りませんね。
安物買いの銭失いとも言いますが・・・(笑)
そんな中、キャノンのカメラは無難ではないかと思います。
私も今度壊れたらキャノンに戻ろうかと・・・(^^)v
確かに山に持って行くとカメラ自体にとってはかなりストレスな環境かもしれませんね。
自分もこれで4台めですが、一番高いのが今回の\14,000。あとは概ね一万以下です。
(価格ドットコムで型落ちで最安値のショップからしかしか買いません)
枚数も結構撮っているので”消耗品”と考えれば数年に一度機能がアップする買い替えもアリかなと思います。高いカメラ買っちゃうとそうは行かないですよね。
おはようございます。
メカ音痴のケン坊にはコメできるような知識は全くなし。
ただ、数年前に買い替えたカメラが2代目ですが、
山歩きには不向き...
初代のデジカメ(ニコン)が良かった?
どうしてもコンパクトじゃないと山は難しいですね。
木や岩にぶつけて可哀想なくらい...
どうしても山に持っていくとぶつけたりしますよね。
後は雪とか霧雨なんかもあるしカメラにとってはかなり過酷な環境です。
業務用のデジカメで、落下ぶつけ温度変化、なんでもOK的な製品がありますが、画質や基本性能比較だと数倍も割高で普通は絶対に買わないようなしろもの。そんなカメラでも需要があるみたいで世の中面白いものだなぁと思ったことがあります。
こんばんは。遅ればせながら… 新しいデジカメ、楽しんでいらっしゃるようですね。
うちは、とりあえず今の2台を含めて4台を所有した経験がありますが、
ゴミが入り込んだことはないです。Non夫は Olympus のSPシリーズで、
かなりのズーム倍率ですが、不具合も出ず。薮漕ぎをしないから、でしょうか(笑)
そうそう、1日は私も羽黒山を考えたものの、止めてしまいました。
デート中のまっちゃんさんとニアミスしていたかも、と思うと、ちょっと惜しかったかな(^^)
ブログをやっていると普通の人よりかなりカメラを酷使しますので『消耗』が激しいような気がします。
ゴミの混入はどうなんでしょう。単に自分が運が悪いとか(爆)
>デート中のまっちゃんさんと
いやいや、そういうのはもうかなり昔の話でして、二人で静かにうどんをすすり、シメは梵天の湯でした(笑)