伊豆半島の旅 六日目(最終日)

 長いようで短かった伊豆半島の旅も今日が最終日。
 もう少し伊豆半島に居たかったのだが、帰り道の長さを考えると前日に少し距離を縮めたほうが良いと思い、昨晩は箱根まで走ってきた。

 実は箱根に来るのは生涯で初めてなのだ。東京の人達がお金をばらまきにいくバリバリの観光地じゃん(偏った意見で失礼)という色眼鏡で見ていたので、これまで決して足を運ぶ事もなかったが、車で通り過ぎるレベルなのに案外良さそうな感じじゃないかと感じた。やはり実際に自分の体と目で体験する前に判断するなかれということだろう。周辺も工夫次第では自然どっぷりに楽しむ事も可能なようだ。今後の旅ネタ入りは確定である。


早朝の芦ノ湖


定番の遊覧船 おっ!朝早くから誰か働いているなと思いきや 人形の海賊さん達

 早朝の芦ノ湖観光(とは言わないね。ちょっと眺めただけだから)を早々に終わらせ、仙石原へ。
 すすき草原散策が今回の旅の終点だ。
 生憎、お隣の台ヶ岳から太陽が顔を覗かせていないので陽の当らないすすき原はいまいち精彩を欠く。
 光が当たればキラキラと輝くことだろう。


仙石原のすすき草原で今回の旅をしめくくる


雲がかかっている山が金時山 次回は是非登りたい

 それでも、一瞬の雲の切れ間からの陽光が届けば黄金の輝きを放つ。


 毎日夜になると基本的に寝る事以外は無い車中泊だが、今回の旅のテーマにもなった「しろばんば」をじっくりと読み返したりして、非日常な時間を満喫することができた。
 確かに窮屈で快適でない事も多い車中泊。でも、そんな環境だからこそ、いつもの何倍もの感性で旅をすることの素晴らしさがあるのだと思う。

 車中泊に万歳!


段々と雲が優勢に

総走行距離:850.7Km
ガソリン使用量:37.64L
(22.6Km/Lアップダウン区間が多く、燃費が奮わず)
ガソリン使用量金額:¥4,564

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伊豆半島の旅 六日目(最終日) への4件のフィードバック

  1. リンゴ のコメント:

    伊豆半島6日間の旅、最後までレポを楽しませて頂きました。
    気ままな旅も悪くはないですが、今回の様にテーマを持った旅も達成感が得られ良いですね。
    車中泊に万歳と言える心境が羨ましいです。

    • まっちゃん のコメント:

      正直、流石に途中で疲れを感じることもありました。
      途中で布団のある宿に泊まりながら行くのがやはり長持ちする車中泊なのではと確信した次第です。
      今回はチャレンジ心もありきの旅でしたが、次回(恐らく来春)はもう少しゆったりした尺の旅に出来ればと思っています。

  2. 帆夏&凪ちゃんのG のコメント:

    伊豆半島6日間の旅 読破しました。 定年後の気ままな車中泊 憧れですね。
    伊豆といえば 石川さゆりの 天城越え イメージが強いので どんなところか色々想像してました ドラマがあったんだろうなと 作詞家 作曲家 歌手それぞれの才能がなせる力であの名曲が誕生したんですね。

    伊豆は若き頃 藤沢市に住んでいたこともあり バイクツーリングで幾度となく走りましたが
    もうはるか昔のことで 記憶の底に沈んでいます。 でも戸田の海での無線仲間の クルーザーに乗せてもらって伊豆の海を 帆走したことは強烈に記憶に残っています 栃木に帰ってきて ディンギーを買って中禅寺湖で遊ぼうかななんて 馬鹿なことも本気で考えたくらいです。

    まっちゃんも 健康第一で楽しい車中泊の旅を続けてください。

    • まっちゃん のコメント:

      もう寒くなってきたので、流石に冬場はお休みですが、
      来年の3月下旬にまた始動しようと思います。

      やはり、一週間ずっと車中泊って結構疲れるので、途中で布団のある所で一泊して休憩
      するのが現実的かなって思ってます。
      寝床がしっかり作れるキャンピングカーやキャラバンクラスはやはり憧れますが、生活で使う
      車としてはでかすぎ&維持費かかり過ぎ。
      シャトルの限られたスペースで如何に快適に暮らすかいつも試行錯誤の連続です。
      でも、それも案外楽しかったりします。

      ディンギーってなんだろうと思って調べたらヨットのことなんですね。
      いいなぁ中禅寺湖でヨットなんて。湖のど真ん中から見える景色は最高でしょうね。

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