新しい車でまだ雪道を走っていない。
今シーズン、圧雪路やアイスバーンを走り山に行くことも考えられるから、まずは雪道を体験しておこうと思い、福島へドライブをすることにした。
前車のパジェロミニはどんな場所でも気兼ねなく入っていけて、どんな場所でも駐車することが出来たが、流石にまだこの車だとその境地にはなれない。暫くはお客様のような扱いだから、悪路の末の駐車地や路側に無理やり駐車というのはしばらくお預けになるかもしれない。まぁ、これは時間の問題かもしれないが(笑)
で、この車。HondaSensingという安全運転支援システムというのが搭載されているのだが、これがなかなか素晴らしい機能で、「新しい車どうですか」と聞かれる度にホンダの回し者よろしくすばらしさを触れ回っている。
ここでいちいち説明しても正確に伝わらないので公式サイトのほうを一覧いただけたらと思う。
あくまで支援システムなのだが、実際高速に乗り、車速と車間、車線維持をオンにするとカーブ区間はハンドルが勝手に動き、割り込んできた前車がスピードを落とすとそれに追従して減速し、車間を維持して走行。前車が加速すれば再び設定速度までこちらも加速するという至れり尽くせりだ。
ドライバーは非常時に備えているだけで一切操作しなくても良いという自動運転もどきがこの程度のグレードの車でも実現できるというのが驚きである。
HondaSensingはホンダの大部分の車で採用されており、先ほどはN-BOXやN-VANにも搭載されるようになった。量産すればコストダウンもするだろうから益々進化する技術なのであろう。
当然、他メーカーの車にも同様の機能があるのだろが、つくづく車は進化したなと思う。
近い未来に完全自動運転化と言われても現実味を感じてしまうほどだ。
ディラーオプションのナビがネットと接続(通信料はホンダが負担)しており、クラウド上のデータにアクセスしているお陰で走行のデータをパソコンやスマホで取得。そしてパソコンやスマホで作成した事前作成ルートをナビに転送なんていうことも出来る。
いやはや、フルマニュアルでかぁちゃんナビの車に長らく乗っていた自分には驚きの連続である。
一か月半乗ってみて短所も少し見えてきたが、最大の難点はハイブリッド故にヒーターがものすごく効きづらいということ。
シートーヒーターがあるグレードだったのでなんとかやり過ごせるが、これが無かったら冬場はかなり辛いだろう。
勿論長距離を走ればラジエーターもそれなりに高温になり暖かくなるが、下り坂が続く局面やモーター走行の時間が長いと(エンジンが止まっている)たちどころに風温が下がってくるのだ。片道5Kmの通勤だと風温が充分に上がる前に到着してしまう。ホッカイロのようなシートヒーターの有難味が身に沁みる。
で、話を戻し、雪を求めて会津方面へ北上することに。
田島の道の駅あたりから道路に少しづつ雪が出てくるが、除雪もしっかりしており希望の体験には至らず。
会津田島の市街地(現在は南会津町)で一旦国道を外すと雪道初体験には手頃な感じの積雪が待っていた。暫くは田舎道を行き、雪の感触を確かめる走行となる。流石に新品のスタッドレスタイヤの効きも良く、車自体の挙動も充分安心して走行出来るレベルだと感じた。もっともパジェロミニのようなダイナミックな走りの感覚とは程遠いのは仕方がない。
会津田島祇園会館に立ち寄り、郷土料理バイキングで腹を満たし、甲子トンネルで栃木県へ戻る。
文字通り「走る」のが目的のドライブであった。
次は何処のお山の麓を走るのかな。楽しみである。
嗚呼、雪のお山が呼んでいる?でも空が晴れてなきゃ嫌だ(軟弱なもので)
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
今の車は軽でも追突防止や横滑り防止などの安全システムが充実していて驚きです。
パワーがないので山道での雪道走行には不安がありますが、無理せず普通に走る分には問題なさそうです。
今年もよろしくお願いします。
今の軽は装備が充実してますよね。
パワーは確かに普通車に比べれば物足りないかもしれませんが、
我が家も家内の軽(ムーブコンテ)は今までメインカー(孫出産で北上まで400kmドライブ)
でした。細かい事を気にしなければ充分レベルでした。
もっとも、装備はアイドリングストップだけでしたが(笑)