二日目よりレンタカーで周遊します。
でも生憎の曇り空。あまつさえ、厚い雲からやがて大粒の雨。
楽しみにしていたR230も中山峠の道の駅(羊蹄山をのビューポイント)に着くと土砂降りになってしまいました。
併設の無料美術館でお茶を濁して次のポイント、洞爺湖へ。
雨にけぶる景色も乙なもの、と強がってみたもののやはり残念だったなぁ。
洞爺湖ビジターセンターを見学したあと適当なお店で昼飯を食べました。お味は悪くはなかったのですが、無理やりの観光地価格でちょっと残念な昼食となりました。
晴天だったら洞爺湖遊覧船に乗り、そのあとニセコに移動して・・・という予定でしたが、このまま今日の宿泊地まで移動するのも勿体ない。
以前、幾度となく北斗星で北海道に出張した際に深く印象に残っていた、室蘭本線と海岸が並走する区間が内浦湾(噴火湾)のこのあたりにあった筈。そんな記憶を辿り、しばし海沿いを彷徨うも記憶違いか。思った場所を探り当てることは出来ませんでした。文学碑公園を一応の終着点とし、予定のルートに復帰することにしました。
豊浦を愛した歌人や文人の残した歌碑や随筆碑。中には自分と同じように、鉄道と海岸が付かず離れず走りゆく光景に感じる人もいたようです。今回は中途半端な訪問となってしまいましたが、いつの日か自由な身になった時に時間を忘れて納得のいくまで探訪しようと思いました。
ナビ任せで目的地の宿を目指します。寂れた道道をつないでいくような感じで、どうやら渡島半島の一番細い区間を横切り日本海に向かっている模様。流石ナビです。
ナビといえば、実は恥ずかしながら車に付いている専用のやつを操作するのは今回が初めて。いつもGoogleMapのナビで出かけているので、使い勝手があまりにも違い四苦八苦。家内と喧々諤々としながらなんとか使い方が解ってきましたが、未だ半信半疑。はじめのうちはGoogleMapで確認する始末でした(笑)
ひたすら何も無い道を走り抜けて行くと、やがて積丹半島南西端にある泊原発の丸い建屋が見えてきました。ようやくてゴールが近づいてきた事を知ります。たった一日走っただけなのに、やはり北海道はデカイです。
日本海の色は曇り空の中、一層鉛色。今日はもう天気は望まないけれど、明日は良くならないかなぁ。
大きな町、岩内町のスタンドで一回目の給油をしたらびっくり。リッター25Kmも走ってるじゃないですか。道理でガソリンメーターが減らない訳だ。序盤見せかけで減らないで後半急に減りだすメータってよくありますが、流石に燃費の良い軽自動車。
まぁ燃費だけなら超優等生なんだけど、北海道であまり軽自動車を見かけない理由ってすぐにわかりましたよ。
だって、絶対的にパワー不足。
60Km制限のところを+10Kmくらいで走っていると後ろから軽トラであろうが郵便配達の軽赤バンであろうがバンバン抜かしてくる。スピード出すのは内地の観光客って言われているみたいですが、そんなこと全然ないよ。
恐らくパワーの無い車の人はアクセルベタ踏みなんじゃないかと思われます。まぁ、こちらは事故も取り締まりも怖いのでおとなしく走ったので軽で充分でしたが、ちょっと短気な人なら不満爆発だったでしょう。次回北海道でレンタカー借りるときはコンパクトカーで良いから普通車にすべしと反省しました。
途中、コンビニで持ち込みのお酒やつまみ(全く不要であることがこのあと判明)を調達し、盃温泉にある潮香荘へ到着。全室オーシャンビューという謳い文句に偽りはありませんでしたが、建物がちょっと古いかな。まぁそこは予約時の口コミで織り込み済みです。
海の見える露天風呂で汗を流し、持ち込みビールで喉を潤してまたお風呂。
時間になると部屋食の夕食タイムのはじまりはじまり。
これが素晴らしく豪勢。コンビニでつまみなんか買っている場合じゃない勢いの量と質です。
とにかく何を食べても美味しくて・・・
ヒラメの刺身のこんなに厚くて甘いのは人生で初めてかも。甘エビもそんじょそこらのやつとは甘さが段違い。サケやハマチは脂ののったトロ。変わったところではタコの頭かな。この辺の人はタコは足を食べずに刺身なら頭とのこと。適度な歯ごたえと豊潤な甘みで、貝の仲間かなと間違うほどでした。
仲居さん曰く。明日の朝食で朝タコを食べていただけないのが残念です。
ここ数日波が高くてタコ漁に出られないのだが、漁のある日は早朝に水揚げされた超新鮮なタコが朝食に乗るという事らしい。
舟盛のタコ刺しの美味しさに目を回しているくらいだから、その朝タコはどれだけの絶品なのだろうか。
かくして、ビールに酔い、料理の味に酔い、この料理で酔うならやっぱり生酒だよね、と。
天気が悪くて走るだけだった一日。鉛色の空を吹き飛ばすような豪勢な料理を全力でやっつける贅沢な夜でした。
こんばんわ!
北海道行きたいです~!はしっこに行きたいのですよね。
北海道まで行く、高速+フェリーセットの割引料金のがあるようなのですが、宗谷岬に行くときはこれを使おうと思っていますが・・・いつになることやらです。
こんな贅沢な食事&酒・・・なんと羨まし~かぎりです!
>はしっこに行きたいのです
御意!
時間かけてぐるりと回ってみたいなと自分も思います。
あと、バイクでも駆け巡ってみたいなぁと常々思ってます。
定年までは無理ですが、あと二年頑張ればと、日々心の支えにしていますよ。
今回は旨いもの食べすぎで、すっかり腹の周りにお土産が・・・
私も北海道は大好きです。4回ほど津軽海峡をこえてます。
私の北海道旅 初めは札幌ユースホステル主催のバス旅 道東をぐるりと 二十歳になったばかり 5月のいい季節でした。 二度目は 日本一周スーパーカブの一人旅で トコトコ走り 苫小牧から 帯広 オホーツク沿岸 稚内 礼文島 日本海沿岸 松前町 10月から11月の晩秋で 雪にも降られました。3度目は 真冬に車で札幌雪まつりへ 宿は取っておらず 車中泊で寒さで 死にはぐりました。 4度目は 社内旅行(社員一人と私)お金を積み立てて 格安ツアー旅行39800円福島空港~函館札幌小樽でした。
まっちゃんの優雅な美食旅と違い 慌ただしい 貧乏旅でしたね。でもそれぞれいい思い出です。
今度は女房殿とのんびりと 行ってみたいものです。
ユースホステルが懐かしいですねぇ。
自分も若い頃は利用してました。
当時はミーティングのキャンプファイヤーなんかもあって、今の若者なら引かれてしまうような
感じですが、最近は民宿くらいのレベルになっているとかいないとか。
日本一周スーパーカブの一人旅
真冬の車中泊。
これは強烈ですね。
セローさんも良い思い出をお持ちのようですね。
今回の我が家も案外お金かかってません。
早割の航空券で軽自動車のレンタカー。
札幌のビジネスホテルなど二人で一泊六千円ですから、むしろ食費のほうが高いかも(笑)
二日目の宿はちょっと奮発・・・なんて恥ずかしくて言えない金額ですが、料理はなかなかな
ものでした。
地元の人って 案外飛ばすのですね
80kmで走ってると
煽られる 栃木県内の新4号線みたいな??
わたし
思うんですが
小山から宇都宮の間って 特に飛ばす人が多いような__
って 言ってるわたしも 流れに沿ってますけど、、、、
ま
車の話はさておき
お料理
ほんと豪華で美味しそう!!
これなら お酒がススム君!ですね~~~笑
タコの頭
なんとなく分かります
亀三郎
イカよりタコ派!なので、、、、
って、、、意味不明かぁ (^_^;)(^_^;)
連日の宴会料理で体重警報発令中の自分です。
正直タコの頭ってまじまじと食べたこと無かったですが、
こんなに美味いものなのかと感動しました。
もっとも、種類とか鮮度が重要なのでしょうから、地元じゃないと食べられない
のかもしれませんね。
こんばんは
北海道は何度か行っているのに何故か九州は未踏の地なんです
ところで広いひろーい北海道 移動は電車バス? やはりレンタカー?
天気に左右される観光ですが、全日程が恵まれるのは稀ですから
最後のお食事...お二人のほころぶ笑顔が浮かんできます
今回の旅は何かのイベント(結婚記念日とか)だったのでしょうか?
こんなお料理で一夜を過ごしたものですね テンションも上がりっ放し!
仕事では何度も行っている北海道ですが、遊びでは今度が二回目です。
今回はレンタカーでしたが、流石に軽はちょっときつかったなと反省です。
記念日というわけでは無いのですが、北朝鮮がミサイル打ってきていつ果てるとも知れぬ
人生。
出来るうちにやりたいことをやっておこうが我が家の口癖です(;´∀`)