2025関西遠征(2) 信仰の山、山上ヶ岳


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

昨年の関西遠征で大台ケ原から見た大普賢岳の雄姿、そしてガスに包まれながらも登った大峯山脈最高峰(関西でも最高峰)の八経ヶ岳、すっかり大峯山脈の素晴らしさに魅せられました。

今回の遠征ではその大峯の三座に登ります。
まず始めは山上ヶ岳。大峯山とも称されるこの山は大峯山岳信仰のメッカともいえ、21世紀の今なお女人禁制をかたくなに唱える山でもあります。
また、登山道の途中途中に設けられた”茶屋”の存在も独特。
講をなして登山する場合のおもてなし休憩場となっているようです。
あいにくの平日、入山者も少ないためかお茶屋さんはどこも閉まっていました。

女人禁制の門をくぐると、流石はと感じさせられる清冽とした杉並木が続きます。腰が曲がりかけた自分のような者も思わず背筋が伸びるというもの。
山あいをひたすら巻きながら登っていく道はとてもよく整備されています。そして、洞辻茶屋から先はようやく光が差し込む大峯の気持ちよい稜線歩きとなり一気にテンションがあがりました。

「西の覗(のぞき)」では頭を下にしてロープで逆さ釣りにされて雑念を払う修行をするそうです。
三百名山の田中陽希さんがテレビでやってましたね😅
岩の下は垂直に落ちているのでさぞかし怖いでしょう。
自分は遠巻きに見るのが精いっぱいでした。
ただ、眼下の紅葉は絶景!
光の差し具合がても良かった。
先般、浅草岳で今年の紅葉は”あがり”かなと思っていたのですが、どうしてどうして。
関西の紅葉もやるなぁ。

山頂に向かうと、お花畑と称される笹原が広がり、その先に見える山並みの素晴らしさに思わず足が止まります。
日本岩という、やはり紅葉が綺麗なところまで戻って至福の昼食時間を堪能しました。

周回の下山ルートは往路に比べると急な個所が多く、登りにこちらを使うと結構消耗しそうです。
分岐点であるレンゲ辻にも女人結界門があり、ここから下は道も更に悪くなっての急降下。
周回ルートの表と裏で違った表情が見られた山上ヶ岳。
一日を通しての晴天も相まって、さいさきの良いスタートとなりました。


登山口の大橋茶屋駐車場 建物の向こうにトイレがあり、あちら側にも駐車スペースがあって既に十台近く停まっていた


山上参りは千円也 帰りに茶屋のご主人に支払った


往路は左へ、復路は正面の林道から戻ってくる周回ルート


山門をくぐりいざ入山 入山という言葉がよく似合う


凄い石碑の数々だな😅


ここより女人結界となる


荘厳な杉木立が美しい登山道


こうして見ると階段もどことなく趣がある


登山者を接待してくれるお茶屋さんが登山ルートにt点在 一つ目の一本松茶屋通過


茶屋内部


役行者お助け水は水量が少なく飲めなかった


悲しい出来事


陽が差し込まない登山道だから、向こう側の輝きについ目が奪われる


二少年遭難碑を経て


洞辻茶屋


大峯奥駆道の道標が良き!


靡(なびき)と呼ばれる75の修行ポイントがある大峯奥駆道 全クリしたら凄いね


洞辻茶屋内部


真新しいお品書き


洞辻茶屋を出ると大峯稜線の雰囲気も濃くなりいよいよ足取りも軽くなる


この奥深さが魅力


古木脇を抜けながら


眼下は素晴らしい紅葉


茶屋が続く



ここで分岐 左側の古来よりの行者道へと進む


振り返ると絶景 良いね!


鎖場もあるが大したことはない


鐘掛岩


展望台から鐘掛岩へ登れるが、ほぼ垂直なのでパス


大峯の稜線をなおも進む


ところどころに石碑が並ぶ信仰の道


左上が山頂方面 こんな奥山に伽藍が並ぶさまは圧巻


お!あの絶壁は


修行で有名な西の覗(のぞき)だ


見下ろすと鮮やかな絶景紅葉に目を奪われた


この鎖で確保者を繋ぎ、修験者はロープで頭を下にして吊るされるという修行 ありえないね😱


それにしても紅葉が美しい


なだらかな道を山頂へと進む


正面は昨年登った大峯山脈の主峰、八経ヶ岳 近畿地方の最高峰だ


山頂手前は短い丈の笹路が心地良い


山頂はもう少し上


ピークは聖域で立ち入り不可 ここからの眺望は無い


笹路を戻る 向こう側は大阪方面かな


山頂直下の寺に寄り道した


ほぼ山頂にこんな寺があるのだからやはり信仰の山なんだね


いつまでも見ていられる素晴らしい風景


笹原に紅一点の輝き


日本岩まで戻り、錦秋風景をじっくり堪能しながら食事休憩


良き!


こちらも


左は今回遠征で登る金剛山、右は去年登った葛城山だ あの稜線の向こうが大阪府、手前が奈良県


八経ヶ岳と手前の稲村ヶ岳


周回ルートの笹尾根を下っていく



分岐点のレンゲ辻にも女人結界あり


ここからは雰囲気が一変、宗教的構築物は一切なくなり結構な斜度で下っていく


途中から見る紅葉も素晴らしい


下山ルートは結構険しく、こんな感じのいやらしいトラバースが何か所も出てくるので気が抜けない


ようやく水が流れる沢筋まで下りてきた


小さな滝に癒される


そして林道へ接合


あんなところを歩いてきたようだ


今日は10月からの今秋遠征で一番の好天だったかもしれない


大橋茶屋へ帰還


去年も入った温泉、愛称は「ごんたの湯」を再訪 今時500円で超コスパ良し


休憩室は誰も居なかったヨ😆

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/44173191
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8914456.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
・iPhone 13 Pro Max

カテゴリー: 車中泊の旅, 奈良県の山 パーマリンク

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