強風の那須を家族山行
アーカイブ:県北の山達
投稿日:2008年09月23日 22:00
「秋の長雨」も一休み。台風一過のようなこの期を逃すまじ。たまには家族山行も良いだろう。渋る娘と家内を半ば強制連行の如く那須へと連れ出す。
今日のコースはお手軽ハイキングコースの南月山(みなみがっさん){1775.8m}である。那須岳ロープウェイを使って一気に標高1,700m付近まで上がり、後は標高差にして100mにも満たないような"山登り"と、ちょっと距離はあるが下り一辺倒というラクラクコースだ。
ロープウェイの山麓駅で強風に注意を促していたが、なるほど、山頂駅を降り立つと強い風と低い気温。そしてちょっとがっかりだったのが、上空を覆う雲。かなり高い感じなので雨の心配は無さそうだが、晴れやかなイメージとはほど遠い感じである。
相変わらずの沢山の一般観光客に混ざりながら歩を進める。砂礫に足を取られる山道は案外疲れる。家内の息が少し上がってくる。
強風に晒されて、休憩もそここに牛ヶ首を出発。尾根に乗ると低木に道が囲われて一変静かな山道となり、それまでのビュービュー吹く風が嘘のようである。そんな尾根でふと振り返ると茶臼岳の姿が雄々しい。
ほんの数ヶ所急な所もあったが、特に危険な箇所も無い。全般的に鼻歌混じりで歩けるような心地よい優しい尾根道である。風も無く日差しがある穏やかな時はさぞ心地良いことだろう。初めて山に行く人を案内するにはうってつけのコースと評されるのは実に正しいと思う。
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家内はちょっとバテ気味 | 尾根からの茶臼岳 | 気持ち良い笹尾根 |
雲で遠景が効かなかったせいもあり、やはり茶臼岳の勇姿が終始目に入る。時折雲間から日が差し込むと、噴煙たなびく中、刻々と表情を変えていくのもまた素晴らしい。 程なく山頂へ到着。天気が良ければ360度パノラマということだが、残念な事に遠景は全て雲に邪魔をされてしまってよく見えない。
南月山神社の小石祠の周囲にある樹が風を防いでくれている。少し早いがここで食事にしよう。
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一瞬表情を変える茶臼岳 | 南月山 | 岩の上でポーズ?を決める娘 |
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隠居倉方面 | 青空が戻ってきた | 下山の途に |
コメント投稿日:2008年09月25日 13:02
こんにちは。おお~~、ご家族で那須岳を歩かれたんですね! それも、家族で歩くには
ぴったりかも…と、おっしゃっていたコースで! お疲れ様でした~。
このコース、初級者の方を連れて行くのに、まさに最適のようですね。私も知り合いが
来た時などに、連れて行きたいかも…
そういえば、アウトレット行きは、せがまれませんでしたか?(^^)
コメント投稿日:2008年09月25日 16:19
こんにちは、お久しぶりです。
僕はこの日、朝日岳に登りました^^
峰の茶屋に13:08ということは…
僕は先に下山しましたが、まっちゃんさんの知っている人が峰の茶屋にいたかもしれませんよ?(笑)
僕は家族(おっ家内)から15:00までに家に帰るように言われていたので、12:40に峰の茶屋を出ました。
峰の茶屋駐車場に到着したのは13:03。自分でもビックリの高速下山でした(笑)
家内を恐れるあまり、僕は自分の限界能力を引き出すことに成功しました(爆)
コメント投稿日:2008年09月25日 22:22
お読みいただきありがとうございます。
>Nonさん
>そういえば、アウトレット行きは、せがまれませんでしたか?(^^)
その話題出ました。
鹿の湯に寄ってひとっ風呂浴びたせいか、特に強い要望は有りませんでしたので助かりました(爆)
私は温泉が苦手。風呂は寝る前にしか入れない体質なもので昼風呂はどっと疲れが出ます。
解っちゃいるのに今回も熱い湯に浸かって案の定のぼせ上がってしまって、山登りの十倍以上疲れちゃいました(^^;
次に那須を登る時は、H君と共に先日のNonさんの歩いた白笹山からの周回歩きます。
そういえば今回はコースがコースだったんで膝サポーター無しで歩きました。痛みも出ずに難なく歩けて一安心。寒くなってくると解りませんが、なるべくノンサポーターで歩いてみたいものです。
>なおさん
奇遇です。流石に人気の山は凄いですね。
峰の茶屋で5分位休憩しましたが、うーん知り合いが居たかなぁ。
小屋の外には居なかったような・・・
それにしても約20分で下山とは凄い。流石鉄人なおさん(@。@)すごすぎる・・・
時間厳守で奥様の評価も「優」だったのでは。
コメント投稿日:2008年09月25日 23:48
お久し振りです。
実はこの日に小生も茶臼岳に登っていたのですよ♪
風がもの凄く強くて、峰の茶屋でお湯を沸かすのに苦労しました^^;
今まで好条件での登頂しかしていなかったので、自然の厳しさを知るいい機会でした。
コメント投稿日:2008年09月26日 22:48
スミタチさんお久しぶりです。
いやーホント風強かったですよね。
峰の茶屋の所にある風の通り道云々の案内板に、「風で飛ばされた人が居た」というくだりがありましたが、なるほどあの感じだとあながち誇張でも無さそうだなと思いました。
自分は冬に登ることは絶対無いと思いますが、吹雪だったらまさに「死の八甲田山」状態でしょう。