乗鞍岳


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

プチ遠征三日目。

昨晩は、バスの始発地点である「乗鞍高原観光センター」で車中泊しました。

標高は1500mほどあるものの、到着時の気温はかなり高く、暑さが堪えます。
日没後になってようやく20度近くまで下がりましたが、車内はしばらく25度以上😭
網戸モードにしてハンディ扇風機をフル回転させ、なんとかしのぎました。

就寝前に網戸を外して窓を閉め切ると、寝苦しい夜の始まりです。
昨日の美ヶ原では快適に眠れたのに比べると、これは辛い。
それでもどうにか眠りに落ち、ふと朝方に目を覚ますと、今度は肌寒いくらいでした。

トイレの前には「車中泊禁止」の看板があります。
今回は、数回のトイレ利用と一晩の駐車場所の占有、バス乗車前の早着休憩といった趣旨で利用させていただきました。

しかしながら、駐車枠をはみ出してタープを広げたり、椅子やテーブルを出したりするキャンプ行為、特に火気の使用は厳禁です。
また、飲酒しての大声や花火、ゴミの放置、トイレに食べ残しを流す(詰まります)といった行為も、もちろん論外。

大部分の方はきちんとしたマナーで利用していると思いますが、一部の心ない行動が、こうした「車中泊禁止」という措置を招いてしまうのでしょう。

車中泊をする場合はルールとマナーを守り、施設側から「車中泊禁止」を声高に指摘されるようなことがないようにしたいものです。

話を戻し、今日は「課金登山」の乗鞍岳です。
標高2700mの畳平まで、バスに揺られて一気に上がります。

単独行動だと、切符を買うために並び、さらにバス待ちで並んで、なかなかハードルが高いものですが、このバスは完全予約制。安心感は絶大です。

※長野側から畳平までの乗鞍エコーラインは、途中の三本滝から先が規制区間となり、路線バス、タクシー、自転車のみ通行可能です(時期により制約あり)。

乗鞍岳・剣ヶ峰の標高は3025.6m。

自身の3000m級峰といえば、昨年登った木曽駒ヶ岳が2956m。
こちらもバスとRW利用の「重課金登山」で楽々でした。

一方、同じく昨年の赤岳は2899mでしたが、杣添尾根経由で標高差は約1000m。
三叉峰から赤岳までの区間が想定外にキツく、標高の数字以上に大変な山でした。

小屋泊ができれば、もっと登れる山も増えるのでしょうが、こればかりは如何ともし難い。
日帰り山行で登るとなれば、やはり「課金できる山」が高峰への一番の近道となります。
畳平からは、たった300mほど登れば自身最高標高。
労せずしてピークを踏むことができるのです。

さて、一便の7時発に乗り込んで、いざ出発。

車窓から見る景色がすでに雄大で、まったく飽きさせません。
約1時間で畳平に降り立つと、荒涼とした火山地形に目を奪われます。

剣ヶ峰までのルートの半分以上は非舗装の車道(関係車両専用)が続くので、観光客も気軽に歩いてくることができます。
山頂を目指さなくても、散策するだけで十分素晴らしい眺めじゃないですか。

周囲の小ピークを巡る、小さな子供連れの家族も多数。
夏休みの良い思い出になったのではないでしょうか。
少し大きな子供たちは、剣ヶ峰への登山道にもちらほら見られました。

肩の小屋を過ぎると、いよいよ本格的な登山道となります。
岩混じりの道なので油断はできませんが、慎重に進めば問題ありません。

高度を上げるにつれ、背後に徐々に絶景が広がり始めます。
途中で交差する常連さんらしき方々が、口々に、

「今日はよく見える。晴れの日は違うね」

と話していました。

それでも、上空に広がる青空をよそに、ガスがせわしなく流れていきます。
やがて遠望は途切れ始め、先ほどまでくっきりと見えていた槍ヶ岳や穂高の雄姿も、もう望めなくなりました。

山頂はさほど広くなく、乗鞍本宮の頂上本社が鎮座しています。
次から次へと登ってくる登山者で賑わっており、ガスが切れるのを待つのは難しいと判断。
撮影もそこそこに、即下山開始です。

少し下った頂上小屋のベンチで、しばし休憩。
それでも標高約3000mですから、なんとも贅沢な休憩場所です。

下山はピストンでもよかったのですが、富士見岳、大黒岳と巡る周回コースを選択しました。

大黒岳周辺ではライチョウの出現率が高いので期待していたのですが、今回はまったく見かけず。
これだけが残念でした。

予定よりかなり早く戻れたので、バスの時刻を早めて12時30分発に乗車。
さらば、乗鞍岳。

さて、明日は今春登り残した「あの山」へ。
移動距離が長いので、頑張ってハンドルを握ります。

途中で立ち寄った「金沢温泉 金鶏の湯」は、二年前の夏、美ヶ原から下山して横岳登山の杣添尾根登山口へ移動した際にも利用した温泉です。

地元民でなくても、高齢者(65歳以上)なら300円なのは大助かり。
ドライヤーが有料化され、5分100円になったのが唯一の値上げかな😁

例のごとく、クーラーの無い休憩所。
何台も設置された扇風機のうち一台を手繰り寄せ、しばし昼寝を貪ります。

時間も遅くなったので、ロードサイドのテンホウ(長野県民御用達のラーメン屋)で食事を済ませ、泊地に着いた頃には、すでにとっぷりと日も落ちて真っ暗闇。

先着車はすでに設営を終えて、車中泊の準備も万端のようです。

ここも標高1500m足らず。
今日も暑さとの闘いの夜になる予感です🥴


乗鞍高原観光センターより快晴の乗鞍岳


予約制は安心☺️、一時間バスに揺られて畳平へ到着


バスで標高2700mまでこれちゃうので山頂までの標高差300m、超楽ちん


山頂までの行程の半分以上は砂利林道 でも眺望はなかなか素晴らしい


ツアー登山の方々、八ヶ岳を眺めるの図


不消ヶ池


正面のピークが山頂 見えているとすぐ近くに感じるけどまだまだ遠い


よくぞこんな所に道路を作ったものだね


眼下の肩の小屋までは関係車両が上がってこれる 小屋からようやく登山道になり一息ついて振り返り一枚撮影


高度を上げてふと後ろを見たら槍と穂高の絶景が拡がり感動 このあとガスがせわしなく去来したので希少なシャッターチャンスだったようだ


ラッキーだった素晴らしい景色


正面の端正な山姿は笠ヶ岳かな


東側の山から見ると、穂高があってその右に槍ヶ岳、でもここからだと反転して左右逆という新鮮な感じ😁


山頂まであとわずか


エメラルドブルーの輝き、天空の権現池


山頂到着、あらら😅ガスに覆われちゃった そして自身初の3000m超え


軽装や空身の方もどんどん登ってくる人気の山、でも、まぎれもなく3000mの世界


肩の小屋では布団干しで大忙しだ


後ろ姿を失礼☺️


帰りは富士見岳経由で


ガスが無ければ剣ヶ峰の雄姿が拝めるのだけど😓


畳平全景 まるで箱庭のよう


長野と岐阜県境を跨ぎその先の大黒岳へと進む


風が強くて気持ち良い山頂


シェルターが良いあんばいで風よけに ここで昼食休憩とした


先に進むと、おや、雰囲気変わって良い感じじゃない👍


ライチョウ出てこないかなぁ


残念ながら今日は動物との出会いゼロでした😔


烏帽子岳って各地にあるけどこいつはなかなかのトンガリ具合


登山道にも沢山咲いていたけど、道路沿いにひときわ鮮やかなイワギキョウ


大黒岳全景


畳平へ帰着 後ろの恵比寿岳にルートは無いが登っている人も僅かにいるという リスキーな感じ


移動ルート上の金鶏の湯は地元民でなくとも65歳以上300円とお得


テンホウの看板見て気づいたら駐車所場に居た🤣 今日は時間も押してるので外食しちゃいましょう


二つしかわからなかったよ🥴


ホントは味噌一択なんだが、たまには違うもの食べよう 餃子半額デーだったので勿論頼みましたとも

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/50741138
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-10177355.html

撮影使用機材
・NIKON Z5
・NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1
・iPhone 13 Pro Max

カテゴリー: 車中泊の旅, 岐阜県の山 パーマリンク

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