白砂山から八間山周回 ・・・は結構大変でした


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

例年、五月一杯は車中泊シーズンと考え、六月からは普段通りの生活に戻ります。

残り数日になって各地の天気予報と睨めっこ。
そして行きたい場所、行ける場所を突き合わせ。

今回は一発登山とし、二泊三日で野反湖奥にある白砂山から八間山を周回します。
以前、車中泊遠征の観光日にたまたま訪れた野反湖から見た八間山。
そして湖から見ることが出来ない奥座敷に聳える白砂山。
いつか機会があればと狙っていました。

5/29(金)
今回も往復下道です。
二泊とはいえ車中泊装備は着替えと保存が効く食料以外は長期と同じ。
最近準備に手慣れたとはいえ、やはり一式揃えて積み込むのは結構手間です。

自宅を8:20発、足尾経由、中之条で昼食が12:20。野反湖到着が14:03で183km。
最近はこの程度の行程だと楽勝モード。
もっとも、登山前、登山後にこの行程を追加するのは絶対無理。
だから、前泊と後泊します。

早く着いたのでシラネアオイ群生地を散策してきました。
既に花期が過ぎつつあるようなのと、群生地自体の勢いが年々縮小してきているとか。
それでも、沢山の花が咲く様子が見られて満足出来ました。

一旦野反湖休憩舎前で設営して夜を待ちますが、今日は風が強くて車体を揺らしています。
山峡を吹き下ろして、そのあと湖面から吹き上げる風なのでしょうか。
Windy予報でも上空はさほど風が強くなさそうですが、これだと夜は気になって眠れなくなりそう💦
夕食後、歯磨きとトイレを済ませたあと、翌日の登山口にある駐車場へ移動しました。

下界は暑くて半袖でもここはまだまだ春浅し。
明け方は車内温度も5度を割り込み、冷たい顔をブランケットに埋めました。
ウグイスの陽気な鳴き声で目を覚まし、シェードをめくって外を窺うとピーカンの晴れです。
絶好の登山日和じゃないですか。
(天気が良すぎて強い日差しにやられるとはこの時点で微塵だに思わず)

前半は新緑輝く美しい森を行きます。
登山道は程よく手入れされていて急な箇所も時たまありますが、とても歩きやすい。
序盤のジグザグは上の視界が塞がれているので、念の為おもちゃピストル発砲とクマよけホーン発動。
クマ糞などの痕跡は認められませんでしたが、やはり先手必勝でこちらの存在は知って貰いたいものです。

白砂山までの行程は結構ハードなルートで、後から追い抜いていく方々は皆さんいかにもパワー系な足さばきです。
自分は体力セーブでのんびり行きます。
でも、良いんです。最後まで安全に歩き通せれば。

気になったのはどなたもクマ鈴を付けていなかったこと。
山域によっては付けている人が殆どいないこともあるけれど、皆さん平気なんですね😰

堂岩山までは樹林の下を歩くのでまずまずのペースで歩いて来れました。
そして、堂岩山を下った箇所で一気に眺望が開けて白砂山の雄姿が目に飛び込んできます。

景色最高!
あの高みに向かって稜線を登り上げるのがなんとも高揚感を伴います。

が、しかし・・・
夏場に弱い自分。
いや、決して気温自体は高くない(風が吹けば心地よい20度程度)のですが、日差しが強くてこれがとても堪える。
涼しければ一気に登れてしまいそうなピッチも、時折休憩を挟みながらなんとか詰めていきます。

ようやく山頂にたどり着けば360度の眺望が素晴らしく、一気に登りの苦労が吹き飛びました。
山頂から少し先にある三国境まで足を伸ばしました。
北に行けば佐武流山から苗場山へ、東に行けば稲包山から三国山、そして谷川岳へとつながる群馬県境。
素晴らしい風景です。

帰りは一気に下って登り返しですよ。
「猟師の頭」周辺はシャクナゲ天国でじっくり写真を撮れば良かったのですが、正直疲れていて余裕なし。
ようやく堂岩山下の分岐点まで戻ってまずは一安心だ。
でも、本当に長いのはこの先なんですよ。

まぁ事前に地図を見ていてわかっていたことなんですが、見ると行くとじゃ大違い。
こうなるともう恥も外聞もない。
日陰で小刻みに休みながらの牛歩作戦。
ようやく八間山に着いた時は感無量。
でも、山頂ピーカンで日差しが暑いよ。
速攻、少し下って日陰で大休止しました。

あとは淡々と下山するのみ。
無心という言葉が似合う終盤の行程でした。

下山後の風呂は「尻焼温泉 弁天の湯」。
同じ敷地内に体育館とプール、診療所があり、集落の施設中核となっています。
町外者500円でシャンプー石鹸持ち込み。
洗い場が四つしかなく5~6人が定員といったところでしょうか。
43度くらいの少し高めのお湯に体を投げ出すと、一日の疲れがすっかり溶けていくのを感じました。

風呂から上がると四人掛けの応接セットが一つだけとシンプル。
自販機も無い(建物の外に一つあった)静かな休憩室。
火照った体も、網戸から流れてくる外気が心地よい温泉でした。

今宵の車中泊地は「道の駅 草津運動茶屋公園」です。
草津は観光地としてのお店は沢山ありますが、地元民向けのスーパーは「もくべえ」さん一軒だけみたい。
覗いてみましたが、自分が必要とするような総菜は見当たりませんでした。
肉、魚、野菜など一通りのものはちゃんと揃うので地元の方々の貴重なお店のようです。

しかたがないので近くのローソンへ行きました。
お店の前に張り紙が。
「車中泊お断り!」
草津は標高が高いから車中泊者には人気のある場所。
それにしてもコンビニで車中泊とはね😥

道の駅に着けばほぼ満車じゃないですか。
ずらっと県外ナンバーが並ぶさまは壮観。
土曜日とはいえ、他の道の駅で車中泊の車で満車になるのを見たのは過去に数回あったかどうか。
やはりここは車中泊の人気度上位のようです。

食料調達から食事するまで少し時間があったのでレンチンものはやめて、カップラーメンとカレーパン、コールスローの夕食。
車中泊を180泊以上してきましたが、カップラーメン食べるのは初めてだな😔
この近辺に連泊する場合は、初日以外食料は諦めて保存食中心と考えたほうが無難という教訓を得ました。

翌5/31(日)

朝6:20出発、自宅着10:36、162km。4時間ちょい。
日曜だから渋滞も回避出来て早かったみたい。
R17で南廻りの足利経由でした。


移動当日はシラネアオイ群生地まで散策


皆さんの情報によると既に見頃過ぎ 年々花が少なくなってきて、かつてはもっと沢山咲いていたという


風が強くて花弁がひらひら、ピント合わせが難しい



風よ収まれ🙏


野反湖を見ながら戻りましょう


浅間山


野反湖休憩舎の向こうに草津の山


野反湖南岸の山も考えていたが・・・


やはり今回は八間山、そしてさらに奥座敷の白砂山を目指すことにした


翌朝、ウグイスの元気な声で目を覚ます さぁ、出発だ


昨日の強風が嘘のようだ 静寂のなか朝の光を受ける野反湖の向こうに浅間山


ムラサキヤシオもおはよう


輝く緑の森に向けて


小さな沢を渡り足を踏み出す


美しい森の中へ


眺望は無いがとても静かで雰囲気の良い地蔵山


ツツジの向こうに草津白根山


岩菅山(左)から裏岩菅山(右)への稜線 ここも是非歩きたい場所だ


R292の国道最高点、そして渋峠から横手山


残雪が出てきた このあと断続的に続く


左の根の所に左足を置いてヨイショと上がる


通過点の堂岩山 今月上旬の写真では根開きのように柱の周り以外は一面雪で覆われていたようだ


先に進むと一気に眺望が開けた おぉ!正面ピークが目指す白砂山か😃


手前の「猟師の頭」を越え、一気に登り詰める


「猟師の頭」からは突き上げる稜線が遺憾なく姿を現わす 先ほどから暑さバテで既に歩みは遅くなっている😅


「猟師の頭」より八十三山 堂岩山から積雪期限定で行ける山


プチ雪渓が一ケ所 右端の笹に掴まりながら降りてきた


強い日差しと急登に喘ぎながらもどうにか山頂へ到着した


360度の素晴らしい眺望がご褒美 左から赤城山、榛名山


右のほうに浅間山


草津白根山


遠く北アルプスまでも見渡せる


正面左奥の鳥甲山、正面の佐武流山が凛として佇む


テーブルマウンテンの苗場山


谷川岳方面


山頂から5分程度で三国境へ到達  佐武流山へは積雪期限定ルート


苗場山


山頂へ戻って来てもう一休み


白砂山から稲包山登山口の三坂峠まで約13kmとのこと 2019年?にムジナ平避難小屋が出来たらしいが、行って何があっても知らんよ的なルートだね😱


今日は八間山を周回するのだが・・・遠いな😅


一旦下りきって猟師の頭まで登り返すよ💦


途中、シラネアオイに元気を貰って


稜線はシャクナゲ祭り ちょっと白抜けした花が多かった気がするが蕾も沢山あった


もう少しちゃんと撮ればよいのに、既に暑さと登り返しのヘロヘロで余裕無し😥


先を譲った登山者が登っていく


ようやく堂岩山下の分岐点まで戻ってきた やれやれだ😮‍💨


暫くは穏やかな天上稜線歩き でも、八間山遠いよ😣


咲き残りのヤマザクラと白砂山


谷の風景①


左、堂岩山 正面の出っ張りが猟師の頭、そして白砂山


大分近づいたが稜線通しというわけではなく、一旦下ってあちら側の稜線に登り返すのが精神的にキツイ😥


途中のシャクナゲ天国でシャッターを切るのも半ば休憩する口実


手前の双耳ピークを越えてその次がゴールの八間山 頑張れ>自分


谷の風景②


振り返ると白砂山も遠くなりにけり


おおおお!八間山をロックオン、遠かった


到着! 白砂山からの眺望を見ていたので、正直疲れもあいまってちょっと感動薄め


八間山には申し訳ない、良い山だと思うが暑いので早く下山したい


無心で下山😂


着いたぁ! ここの駐車場は不人気 皆さん下の白砂山登山口(普通そっち)の方へ停めているみたい


真新しい温泉で汗と疲れを癒す 同じ敷地に体育館と診療所、町民プールがあり地区の重要施設群のようだ


草津の地場スーパー「もくべえ」さんで夕食を調達しようとしたが総菜類は既にほぼ売り切れ 結局近くのローソンへ走った

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/48735441
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-9789633.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
・iPhone 13 Pro Max

カテゴリー: 車中泊の旅, 群馬県の山, 長野県の山 パーマリンク

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