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-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
昨日は三ツ石山の下山後、岩手山を左手に見るように回り込んで移動。八幡平市にある「おらほの温泉」で汗を流しました。
料金500円とリーズナブルでした。
かつては東京からバスを呼び込むなどして盛大に経営していたようですが、今では運営が厳しいのでしょうか。
露天風呂が閉鎖されて利用できません。でも、泉質も十分で山の汗を流すにはお勧めです。
昨年遠征時も利用しましたが、相変わらずの地元民御用達でのんびりしていて良いです。
↓おらほの温泉公式HPです
https://orahono-onsen.net/
泊地は、新設の道の駅「もりおか渋民たみっと」へ。
4号国道沿いなので騒音が心配でしたが、案外静かな夜を過ごすことができました。
明けて翌朝、八幡平アスピーテラインを駆け上っていくと、今が真っ盛りの美しい紅葉に目を奪われます。
絶景ポイントでは三脚を出したカメラマンが熱心に撮影をしていました。
早朝の八幡平を通過し、西へと下る景色もまた雄大。
朝の早い時間は全てが美しく輝きます。
登山抜きでこの時期に周遊するのも良いなぁと思いました。
まだ車が一台も無い後生掛駐車場から登山スタートです。
登山者はここに停める筈なので、今日は露払いの一番乗りということですね。
昨日の三ツ石山は登山者が沢山いたので気楽でしたが、今日は細心の注意を払う必要がありますね。
おもちゃ鉄砲、クマよけホーン、ホイッスル、奇声(地声)総動員で進みました。
まぁこれだけ騒がしければどんなに鈍感なクマでも気づくよね😅
結構進んだ先の国見台でようやくすれ違い登山者と会います。
直前にクマよけホーンの猛犬鳴らしていました。
交差する時にちゃんと説明するのを忘れてしまって、もしや誤解されたのではと気がかり。
実際に山中で犬に吠えられるのも結構怖いですからね(実体験あり)
毛せん峠付近からは稜線歩きになり、雰囲気は一変。荒々しい活火山の焼山が創り出す風景が拡がります。
見通しが良いからクマのリスクは一気に下がって精神的にも良好!
山頂は三角点だけの静かなスペースでした。
そして遠く横たわる森吉山。
昨年歩いたのが懐かしい。あの時もやはり紅葉ピークを少し外したな😅
下山にかかると本日二人目の登山者と交差しました。
東北訛りのいかにも山好きそうな方。
焼山にはシーズン通して登っているそうで、イワカガミが奇麗な6月にまたおいでくださいとのこと。
八幡平の南側にある特徴的なピークの畚岳(もっこ)を眺め、秋色の登山道を楽しみながらの下山。
昨年は畚岳を越えて南へと歩きました。でも、時間切れで険阻森に届かなかった。
機会があったら、三ツ石山までの裏岩手縦走コースを歩いてみたいものです。
さて、下山後は明日の白神岳登山に向けて三時間の長距離移動です。
日本海側ってやはり人口が少ないせいか、商業施設の数が圧倒的に少い。
昨今、どこでも一時間も走ればコンビニは見つかるものですよね。
この時走ったルートでは二時間近くコンビニがありませんでした😅
食料調達は予定通りかないましたが、適当な入浴施設が見つけられなかったのが残念。
まぁテント泊を考えれば良しとしなけりゃね。
夏に活躍する制汗シートでやり過ごしましたが、寒いくらいの気温でシュラフに入ればぬくぬく。心地よい疲れに抱かれながら静かな道の駅で安眠することができました。

八幡平アスピーテラインの紅葉は今が盛り 朝日を受けて圧倒的に輝く様子に思わずため息が出る

八幡平を越え秋田側へ 後生掛駐車場からスタートだ こちらも紅葉たけなわ

序盤、色あざやな登山道だが人里に近いところのほうが心配なので、クマ鈴じゃんじゃん鳴らして時折熊よけホーンの猛犬

木道が苔むす深い森へと足を踏み入れていく 見通しの悪そうな箇所はおもちゃピストル発砲

すぐ脇にあるピークの栂森へ立ち寄った ピークの先は笹藪で閉ざされている

徐々に荒涼とした雰囲気に包まれていく 核心部に足を踏み入れていくこころもち

焼山火口湖 安達太良山の沼の平のような感じだがこちらは少しコンパクトだ

山頂から少し下がったところで休憩した 西側に森吉山が見える あちらも紅葉で混雑しているのかな

この外輪稜線は歩いたら滑落必至だね😱しかも途中にコブが通せんぼしてるし😅

お、あれは畚岳だな 昨秋、裏岩手縦走コースの一部を歩いたのが懐かしい

日本海側まで下道3時間少々、127Km移動して今晩の泊地 道の駅はちもりへ

静かで良い雰囲気だ この時点で数台だった車中泊組は朝までに数台増えていた
コースタイム等データ詳細
YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/43479767
山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8790780.html
撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR



































