
-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
さてさて、遠征登山の一座目は東北で一番初めに紅葉するという三ツ石山です。
当初計画では遠征終盤に組んで、前半を家内との観光を青森にもってきていたのですが、どうやらそれでは遅すぎることが判明😥
観光のほうは宿の手配もあり、直前の変更は厳しいのでまずは予定通りでスタートしました。
今回の遠征のテーマは紅葉にあらずと鼻息を荒くするも、それでも三ツ石山だけはずばり紅葉狙いでした。
正直、自分の情報収集能力の低さが露呈しましたよ😣
本能寺の変の秀吉の中国大帰りじゃないですが、青森観光後、速攻で盛岡まで高速を長駆しました。
何とか間に合うか?三ツ石山。
結果的には青空も望めずいまいちでしたが、とりあえず紅葉は”残って”ました。
今までに経験したBadコンディション山行の中ではマシなほうですが、三ツ石山の紅葉ポテンシャルはかなりのものとみました。
是非来年こそタイミングを合わせて歩きたいと思います。
冷たい風が強く、予定していた小畚山まで足を延ばすのをやめて下山にかかります。
心配だった足の痛みもなんとかひどくならずに登る事が出来ました。
出発前にいろいろな不調が出てきて正直心配でしたが、そのうちの一つがこの足の痛み。
左足のくるぶしの下あたり押すと痛みます。
筋がこわばっている時に若干の痛みがありますが、歩くなどして足を使うと痛みがどんどん和らいでいくのが不思議なところです。
登山中に悪化するようなら遠征そのものを中止しようと考えていましたが、なんとかなりそうな雰囲気に胸をなでおろしています。
出発直前の疑わしき案件たち(しょうもない病気ネタです。読み飛ばしください)
市の健康診断の肺レントゲンで要精検→ガンセンターで検査→問題無し
実は数年前にも同じパターンの時があり、今回も・・・と気にはしていなかったのですが、ガンセンターで検査した過去データの比較で医師も太鼓判付きの問題無しでした。
でも、ガンが絡むと正直ドキドキしますよね。
足の痛みについては、痛めていない他の部位にも広がってるいるように感じる疑惑。
全然関係ない指の関節なども少々渋い痛みが😰
リウマチかぁ😣と落胆して整形外科で検査してもらっても血液にリウマチ因子無し。
リウマチ専門医の紹介状を貰い、そちらでも精検するもやはりシロ。
「何か薬出しますか?」って!?
もう既にいろいろ飲んでいるのでお断りしました。
足の痛みは幾らか軽くなってきましたが、動いていたほうが楽なようです。
ネットで調べるとどうやら腓骨筋腱炎のような気がしています。
昨年12月に捻挫して一旦落ち着いたものの、今年の春の遠征あたりで徐々にぶり返してきた感じかな。
自己マッサージやツボ押しで直していくしかなさそうですが、解れば気楽なもの。
もう一つ、これは墓場まで持っていく持病の潰瘍性大腸炎。
最近軽い腹痛と便出血もたまにあり、すわ再燃かと思いきや、よく見ると出血が鮮やか。
病院の肛門鏡診断で肛門内側周辺のいぼ痔からの出血と判明😁
いぼ痔は以前からあったけど放置していたからね。
潰瘍性大腸炎の地獄の再燃に比べればこんなのは病気のうちに入らないでしょう。
(いぼ痔で苦しむひどい症状の方の事は考慮していない発言です。すみません🙇♂️)
潰瘍性大腸炎で服用している飲み薬と座薬があるのですが、最近様子見で中止した座薬を復活させたら腹痛は落ち着きました。いぼ痔は生活や登山行動に支障がないので放置です。
すっかり病気ネタになっちゃいました。
歳をとるといろいろ出てくるものなのです。
で、話を戻して、
ところが、避難小屋まで降りてきたら徐々に青空が・・・
よくあるパターンだな。これは。
この時点で停滞や登り返しという選択肢もありましたが、車中泊山行の場合は次の宿泊地への移動や入浴、食料確保などもあるので結構忙しいのです。
再訪を胸に秘め下山の途につきました。
下山するにしたがい拡がる青空。
紅葉が映えるじゃないですか。もうこれだけでも充分楽しい。
そして、なんと、オコジョとの出会い。
これは超が付くくらいラッキーな出来事。
避難小屋のところで停滞していたらこの出会いは無かったのかもしれません。
今日の登山は一気に挽回の百点満点となりました。

一番上の駐車場が目の前で満車 少し下がった駐車場からスタート しばらくは閉鎖アスファルト林道歩きとなる

独特のシルエット故に岩手側は烏帽子岳、秋田側からは乳頭山と呼ばれる 昨年ほぼ同じ時期に歩いた記憶がよみがえる

序盤は静かな森歩きだったが徐々に空が近くなってきた でも青空はちょっと無理みたい

こちらは大松倉山 笹に覆われる”たおやか”な山姿は東北を象徴する風景だ

避難小屋を過ぎて山頂が近づくと徐々に紅葉が鮮やかになる 正面は秋田駒ケ岳、右側に乳頭山が控える

そして山頂へ 風が強くて冷たくて長居せずに写真だけ撮ってすぐ移動

小畚山方面へと一旦向かう 足の調子は万全とはいえずともなんとかいうことを聞いてくれた だが相変わらず風は強く冷たい

振り向くと、先ほどまでガスに覆われていた岩手山の雄姿に心躍る

何度見ても素晴らしい岩手山 来年、登山道閉鎖が解除されたら是非登りたい山だ

立派な避難小屋まで戻ってきた 平日なのに登山者の数はとにかく多いが、栗駒山や安達太良山のような混雑とは一線を画す静かな山

もうちょっと粘れば良かったかなぁ 美しい三ツ石山、さようなら 次回来る時は紅葉ドンピシャの時を必ず狙うよ
コースタイム等データ詳細
YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/43465882
山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8788352.html
撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR






















