霊山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

遠征八日目。
いやはや、もう八日経ったんだね。
いろいろ不便もあるけど、すでに車上生活者と化してきましたよ。

今日は蔵王エリアを離れ、福島県伊達市へまず移動します。
六日間お世話になった道の駅から登山口まで107Km、2時間半の下道ドライブからスタートです。

朝、8時には「霊山登山口 駐車場」へ到着。
先着一台の静かな駐車場を後にして登山開始。

霊山はその名前からして興味津々。
フォローしている方の記事で山の様子も知っていただけに、是非登りたい東北の山でした。

今回遠征の初期計画では、一番初めにこの山を登り、徐々に北進する予定を組んでいました。
天候による予定調整で終盤にずれましたが、今日も天気が良さそうで期待できます。

山全体に露出している岩。霊場として、そして山城として。
特異な雰囲気がある山です。

次々と現れるポイントに沿い、よく整備された登山道が続きます。
岩場が多くて要注意箇所が多いのではと思いきや、基本的にどこも穏やかな場所ばかり。
時折出現する梯子さえ、慎重に登ればほぼ危険がありませんでした。
眺望は遠く安達太良山が見えましたが、他は土地勘がなく、よくわからなかったのが残念。
でも、岩の上に立った時の高度感は最高でしたよ。

同じような写真が多く、ちょっと説明的な羅列になってしまいました。どうぞスルーしてください。

恒例の下山後温泉は登山口直下にある「りょうぜん紅彩館」へ。
基本的に宿泊施設ですが、風呂を日帰り開放しています。
霊山登山後に汗を流したい方は事実上ここ一択になります。
440円とリーズナブル。
内風呂一つで休憩室は予約有料。
まぁ、汗を流すだけということなら充分かな。
先客一名が上がってしまうと、窓の外に霊山がよく見える独り占めの湯船を堪能させていただきました。

まだ、時間が早いので高速を使えば明るいうちに自宅に着くことも可能ですが、もう一泊だけ。
今宵は「道の駅 伊達の郷 りょうぜん」へ泊ります。
昼間は少し気温が高かったので、最悪暑ければ食料入手後に登山口まで戻ってここで一晩を過ごそうかとも思いました。
でも、夕方になると雲が出てきてようやく涼しくなってきました。


六泊お世話になった「道の駅 やまがた蔵王」
新しい道の駅だが静かで良い所だった この地を訪れる場合はリピート確定だ


霊山登山口駐車場へ到着 先着一台だが自分が先発


霊山とは・・・こんな感じ


これらを(全部じゃないけど)回っていく


車止めの先は暫く舗装道


纏リスは福島県にも採用されていたか😆


やがて登山道へ


すぐに岩を縫うゾーンになる 写っていないが、傍らの沢が涼しげで気持ち良い


こんな感じでプレートを見たらポイントを見に行く 漏れがないように気が抜けない😅
場所によってはプレートから随分先に進む場合もあった


岩に登るとこのように絶景が拡がる



安達太良山方面 空気が澄んだ日だと絶景だろうなぁ


岩岩岩


こんなところにも岩が!どうしちゃったんだ君たちはそんなところで


岩はやっぱりこうじゃなくっちゃね


松も雰囲気づくりに一役買って出ている


とにかく岩岩岩


そして岩岩岩


超えていっちゃダメなやつ


高度感あり


合わせの二枚岩をくぐり・・・


護摩壇


最近あちこちの山で流行ってるやつ


エゾハルゼミの鳴き声が降り注ぐ日陰は涼しくて快適


「昔々、ここに国司様のお館があったそうじゃ」というやつだね


だそうです


霊山と書いてあるのだろうが、霊の字体が判別不能



ヤマツツジの綺麗な二ツ岩入口から少し下っていくと・・・


巨岩が二つあってその周りをぐるりと歩けた(大きすぎて写せない)


先ほどの道に戻り先に進むとヤマツツジでにわかに賑やかになる


東物見岩到着!一番標高が高いここが山頂だ


土地勘が無いのでどこなのかまったくわからないが、鹿狼山とかがある相馬方面のようだ


なになに、仙人水とな?


行ってみたらただの水たまりだった ヌタ場だねこりゃ😆


そして学問岩


む、この岩戸で瞑想しながら学び、悟りを開くのか?


涼しかったので学習には良いかも


岩の多い箇所で頻出する蟻の戸渡り


を辿っていくと・・・


望洋台へ出た


うーーん、海は見えないが🤔


次!


手前の岩から右下の岩に・・・


猿が跳んだのか?(勝手な自己解釈なので本気にしないでください)


あそこにもカッコいい岩が


こうぼうつんぬきいわ(とっかんいわではない)


岩に穴がいくつか開いているが、右下の穴だけ向こう側まで貫通している


弘法大師様が「エイ!」と棒で抜いたとか
ホントは溶岩に含まれたガスがたまたま抜けただけということでした
内視鏡の写真みたいと思ったのは自分だけ?


そろそろ終盤


モアイ像のような岩を松が飾る


と思ったら先に梯子があって登ってみると・・・


やはり絶景


こちら側も


そして最後、これが最後の岩ですよ😆


しずしずと梯子を登り


正面は先ほどの弁天岩かな


遠景


風力発電が見えたけど、どこなんだろうね


駐車場まで戻ってきた 霊山はこういう系で売り出しているようだ

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/40331203
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8220470.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

カテゴリー: 車中泊の旅, 福島県の山 パーマリンク

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