三ッ峠山(開運山)


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

遠征三日目。
今日登るのは三ツ峠山です。

富士五湖周辺の山はここ数年であらかた登っていますが、少し距離が離れた三ツ峠山は未踏でした。
山頂近辺にアンテナ施設が沢山ある点や、山頂小屋周辺で沢山の人が写り込んでいる写真を見るに、優先順位を下げてきました。
でも、登ってみなけりゃ山は解らない。

駐車場から山頂までのピストンとすれば短時間で登れる山ですが、あえて時計回りの大回りで歩いてきました。
これが正解。
なぜならば、駐車場から木無山経由のルートは荷揚げ用のジープ道でもあるため、ちょっと登山道の趣から外れます。
もっとも、自分がジープを運転してこの道を走ったとしても、途中でリタイヤ確実な難路ですけどね。
だって、歩いていても結構大変な箇所あったから😱

今回歩いたルートの前半も林道歩きでしたが、一旦登山道に入ればよく整備された気持ちの良い道が続きます。
途中で一ケ所だけ、ふいに富士山ドーンが見えた時の感動、三ツ峠山までは数人と交差するのみの静かな時間でした。

なお、途中にある御巣鷹山は、1985年8月12日に発生した日本航空123便墜落のあの山ではありません。
事故があったのは先頃の遠征で訪れた西上州の上野村のほうです。

三ッ峠山頂は流石に賑やかでした。何人もの登山者が上がってきますよ。
予報ではもう少し好天の筈でした。ガスが去ってはやってくる空模様。すっきりした眺望が得にくかったですが、粘っていると徐々に富士山の姿がクリアになってきました。でもそれもつかの間。そう簡単に見せてくれないのも魅力の一つかもしれませんね。


序盤は清八林道をひたすら進む 一般車は入れない


蜘蛛の巣の朝


針葉樹との混合林に散らばる新緑が清々しい


約一時間歩いた林道終点からいよいよ登山道


僅かの階段を登ると・・・


そこが峠 清八山経由で本社ヶ丸までピストンしようと思ったが、明日以降に向けて体力セーブの為割愛


周辺のミツバツツジはまだ蕾だった


マウンテンバイクなら登っていけそうな広々とした登山道 よく整備されている


途中で本日の富士山一号Get 雲が多い日は見えた時点で確保が富士見山行のポイントだ 「頭を雲の上に出~し」だね


こちらは都留市街地方面


通過点の大幡山 ミツバツツジが少々


でっかいサルの腰掛があった 普通のサイズのサルなら充分腰かけられるかも🐒


谷間の新緑が光り輝く


地味な茶臼山通過


朝霧をまとったミツバツツジが奇麗


軽くロープ場もあるが使わなくても問題なし


えっちらおっちら登って御巣鷹山へあと少し


巨大アンテナ施設にかけられた山名板 ちょっと寂しいね


見上げるとドーンとアンテナ


周辺はミネザクラ(合ってますかね?)が綺麗に咲いていた


美しい!



おやおや、向かい側の三ツ峠山にガスが😟


振り返って御巣鷹山のアンテナ群


三ツ峠山頂到着 大丈夫、ガスはすぐ抜けました でも富士山はちょっと残念かな


しばらく待っていたらお姿を現してくれました ありがたや🙇‍♂️


もう見飽きたと思いますが、一応アップで💦


富士山から右に目をやるとこちらも眺望が良い 左端が十二ヶ岳で右端が黒岳
ここ二年間で大部分を歩いた山域


左奥のピラミダルな鋭鋒は釈迦ヶ岳 昨春遠征の一発目に登った懐かしい山


黒岳の上に浮かぶ白い頂は南アルプスのどこか


釈迦ヶ岳の右上にもカッコいい山が見えているね


こちらは甲斐駒ヶ岳 遠目にも威風堂々の素晴らしさ


遠く中央アルプスも微かに確認できた


こちらは眼下の富士急ハイランド 絶叫マシン


山頂直下に大きな反射板あり


下山途中に本日のラスト富士山かな


山頂から少し降りたところに山小屋があるが・・・


なんとジープでここまで上がってこれる 後輪にチェーンを巻いてタイヤも泥まみれ ハードな行程が容易に想像出来る


山頂にいよいよ別れを告げ下山開始


屏風岩が凄い迫力


なるほどね、こうやってジープで上がってくるんだね


ここを登る時は運転席から空しか見えてないんじゃないかな
車幅ぎりぎりのこの左カーブ、かなりテクニックというか場数踏んでないと通過出来ないと思うよ


登山口のトイレまで戻ってきた


山荘所有の逞しき車が停まっていた
右側は雪上車みたいなやつ ほかにも小型のユンボなどもあった


町営駐車場到着 皆さんまだ山中の模様

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/39996649
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8162246.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

カテゴリー: 車中泊の旅, 山梨県の山 パーマリンク

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