日瓢鉱山側から横根山


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

横根山の過去の記事
    2023年05月18日  井戸湿原のツツジ
    2020年05月24日  井戸湿原のツツジ達
    2018年02月12日  横根山不発 怪我の功名、勝雲山周回でスノーフィールド徘徊
    2016年02月11日  方塞山から横根山散策
    2007年08月19日  久々の家族山行

横根山と象の鼻は、前日光ハイランドロッジを起点として何度も訪れていますが、今回は日瓢鉱山側から歩くことにしました。

象の鼻は好眺望の展望地です。とりわけ、積雪期に歩いた時は大感動しました。

無雪期は、前日光ハイランドロッジから牧場管理道を歩けば簡単に到達することが出来ます。
一方、積雪期は県道58号より前日光牧場への進入を雪の壁が阻みます。県道から前日光ハイランドロッジ、そして象の鼻までは歩く人も稀(というか殆どいない)である為、広大なエリアのスノーフィールドをどこまでもノートレースで進めるという贅沢さ。そして多少の起伏はあるものの、体力をさほど要しないのも高得点。

ところが、近年、県道58号は積雪期に閉鎖されるようになってしまいました。
除雪の予算が付かないんでしょうね。
こうなると一挙に遠い場所になってしまいます。

雪のある象の鼻に行く選択肢は、
1.古峰神社から三枚石、方塞山経由で行く
2.粕尾峠から車道を延々と歩く
3.日瓢鉱山方面からアプローチする
の三択です。

1と2は距離も長く所要時間も必要です。
まったく無理ではないですが、雪のある時期に殆ど入山者の居ないこのエリアの状況を考慮すると、自分の体力的にはちょっと厳しいかもしれません。3はアプローチ距離が短く、一番現実的です。
しかしながら、雪がある時に駐車地まで車が入れるかどうか、そして、登山口から井戸湿原までのルートの雰囲気が解らないと積雪期に突っ込んでいけない。

ということで、今回は来シーズンに向けての偵察としました。
結果的に不安要素は幾つかあるも、ルートは比較的明瞭であり所要時間も短く済みそうなので”行ける”という感触を得ました。

今日の予報は快晴の筈でしたが、曇り基調で時折太陽が顔を出す程度。
象の鼻からの遠景は今一つでしたが、井戸湿原のアカヤシオは遠目にも花付きが良く奇麗でした。
ツツジの当たり年らしく、ヤマツツジの花芽も沢山。
もう少しすると此処も華やかな場所に変わっていくのでしょうね。

前日光ハイランドロッジ方面から歩いてくる人は沢山いました。
特に五段の滝にはバズーカ砲レンズを下げたカメラマンがコマドリを狙って並んでいました。
他にもハイキング中の人を沢山見かけましたが、日瓢鉱山側ルートは自分以外は誰も居らず静かな山歩きを堪能することが出来ました。


アンテナ基地脇の空き地からスタート


道路を戻るとすぐ登山口


大きな岩が重積するルート


ルートは、時に不鮮明になるが序盤は基本的に谷詰めで行く
滑りやすいので足の置き場に神経を使う


ミツバツツジが谷に色合いを添える


古い木橋も苔で滑るので要注意


巨石の脇を抜けていく


ようやく岩ゾーンが終わるとジグザグに登る快適な登山道となった




更に高度を上げると笹の道へ


バイケイソウ群落はこのへんだけ


五段の滝までくればもう少し


井戸湿原の中に咲くアカヤシオ 近づけないが遠目にも奇麗だ



ガスが去来


眺望は何もないけど一応ピークへ


牧場管理道を進む


象の鼻が今日の目的地


展望台


白根山はまだがっつり冬山だね


皇海山は山頂左側が雲に隠れていて残念 中倉山の右奥に中禅寺湖南陵が続く


方塞山の電波塔と背後の半月山


新緑に輝く山並み


ヤマザクラかな




ちょっと早いけど昼飯 相変わらずのセブンプレミアム😅
パンの消費期限が写っちゃったね


最近赤城山をスッキリ見ることが出来ないのが残念


ここから2016年2月11日撮影画像








県道から前日光ハイランドロッジ、そして象の鼻まですべてノートレースの壮快山行だった


写真戻って、帰りの井戸湿原


太陽の光がもうちょっと欲しかったね




アカヤシオをバックにミツバツツジ


名前が解らないけど、気になったので撮影


五段の滝から下山ルートへ(途中でルートミスあり)


バイケイソウゾーン通過


サクサク下っていく


鹿沼方面かな?


下山も癒しのミツバツツジ




再び岩ゾーンへ 足の置き場に気を付けながら


巨石がゴロゴロ


ただいま準備中のヤマツツジ


終盤の沢水で顔を洗えばもう少しだ


車道が見え・・・


下山終了

コースタイム等データ詳細
 YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/39852766
 山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8138394.html

撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

カテゴリー: 前日光・足尾の山 パーマリンク

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