花見山公園へ


飯坂温泉 花ももの里へやってきた

 ここ二年ほど遠ざかっているが、毎年、春は石和温泉に投宿し、御坂桃源郷に咲き誇る花を見に行っていた。今年は趣向を変え、評判高き福島の花見山公園を訪れることにした。

 前日、飯坂温泉の「花ももの里」に立ち寄ったが、イベント期間は始まっているものの、開花はまだほんの一部であり残念。
 少し離れた場所にある「飯坂温泉花桃の公園」も同様。こちらは桜が咲き始めていて奇麗だったが、これで桃が一斉に開花すればさぞ素晴らしい景色だろうことは想像に難くない。

 あては外れたが、明日の本命、花見山を楽しみにしよう。チェックイン時間に合わせて早々にホテルへと入った。

 飯坂温泉というと、栃木の鬼怒川温泉を彷彿させるものがあり、経営難で廃業した施設も目立つ。今回宿泊したホテルは建物は古くとも、随所に細やかな配慮がされており、なかなか好感がもてる。楽しい旅の夜を過ごすことが出来た。


全般的にまだまだつぼみが多かったが、「オキナワ」という品種はそこそこ咲いていた



ちょっと早かったね


 翌朝、空模様が事前の天気予報に反して今一つ芳しくない。午後になれば好転しそうという事なのだが・・・

 ゆっくっりと朝食をいただき、最後にもう一度温泉を愉しんでから出発。福島市中心部に向かうも小粒の雨が落ちてくる恨めしさ。それでも、信夫山の坂道を車が駆け上がる頃、ようやく青空が見えだして一安心だ。

 信夫山は福島市街中心部にある山で、全体が公園化している。太古の時代は不詳だが、完全な独立峰(東の丘陵部とは阿武隈川で切り離されている)ゆえに存在感はかなりある。車道や登山道も整備されているので、福島市民の恰好の憩いの場となっているようだ。標高も270mあるこの山が市街地の中に孤立しているのだから大変珍しいともいえよう。


明けて翌日、信夫山の烏ヶ崎展望デッキ



福島市街地と吾妻山


眼下、新幹線の線路下を在来線が行く

 天気も充分回復してきた。臨時駐車場からシャトルバスに揺られ、更に花見山公園入口まで15分程度歩く。しかし、すでに周囲は桃源郷。60分コースという最長ルートで花見山公園を巡ったが、素晴らしい風景に足が止まることしばし。季節によりいろいろな花を楽しめるそうだが、おそらく春の一番良い時に訪れることができたのかもしれない。


今日のメイン、花見山公園へ








正面の小高い所が信夫山


吾妻山の凛々しい姿


💛



花見山公園頂上


下山ルート






撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR

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