-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
2025年、車中泊シーズンの開幕である。
今年は事前に細かな計画を立てていたので、若干気負いながらのスタートと相成った。
しかし、天気予報がすぐれない。三月の中旬はすこぶる好天が続き暑い程晴れていたのだが、季節替わりの時期だから周期的に天候が変動するのは常なのだ。毎年春になるとそのことを忘れて空回りしてしまう。いつまで経っても学習できずにいるということだな(汗)
一発目遠征は房総半島から始め、東京湾アクアラインを経て山梨に渡る。歩き残しの富士見山行を楽しむという予定を立てた。房総半島は5年前の新型コロナが流行りだした時期、本格的な車中泊を始めた記念すべき地。一日目に歩いた鋸山は観光地としての色彩が濃く、自分も観光ルートで回ってしまい山頂は踏んでいなかった。今回も初日の山として選び、通常の登山ルートで歩く事にした。そして、同日中に近くにある伊予ヶ岳にも登る。ご当地マッターホルンというのは全国にあまたあると思うが、房総のマッターホルンと呼ばれる伊予ヶ岳。小粒で手軽に周回出来る山として人気が高い。
翌日もう一ケ所を登り、当初より予定内の悪天候につき翌々日は停滞(観光)、更に次の日は移動で山梨へといった計画であったが、結果的に天気予報はどんどん悪い方向へ変わっていってしまった。まぁ、これも仕方ない一つの結果。お楽しみを先延ばししただけかと思えばそれもアリかな☺️
結論を先に書いてしまうと、天気が良かったこの日だけで今回の遠征は終了となった。翌日(3/31月)は別な山の登山口に立つも、強めの雨が降ってきて諦めがつき、宇都宮へ戻った。
車中泊の泊地は5年前の記念すべき一泊目と同じ「道の駅 保田小学校」だ。人気の道の駅で、土曜の夜ということもあり、夜間の駐車場は半分程度も埋まっていた。宿泊施設があり、そちらに来た人の車も多かったのかもしれない。翌、日曜日の夜は流石に台数も減ったが、奇麗なトイレと治安も極めて良好なこの道の駅は一人で車中泊する女性のからも支持を受けているらしい。
金谷海浜公園プール駐車場からスタート
突き当りが浜金谷駅なので電車でのアクセスも良好だ
昨晩の雨をたっぷり吸いこんでいて、登山靴のソールがグリップしてくれない厄介な岩質
対面の山肌が凄い! とにかく岩むき出しの山 よくぞ木が生えているものだ
自然の造形か?登山者の足、岩をも穿ったのか(笑)実に良いあんばい
きっと手で削ったのだろうね
観光名所の地獄のぞきだ あそこは日本寺拝顔料¥700払わないと行けない
以前行ったから今回はパス😏
濡れてスリッピーな急階段、登りも結構きつかったが下りも気が抜けない
車力道の終盤になると細かい石畳が見られるようになる
荷車が通っていた往時が偲ばれる
保田中央海岸でお湯を沸かして昼食 海風が寒かったが開放感がたまらない
対岸の富士山が見えなかったのが残念ではあったが、海風に吹かれて食べる食事は最高だ。予定より一時間以上早く鋸山が済んだので、ここでゆっくりと時間を過ごすことが出来た。好きな所で食事が出来てコーヒーが飲めるのはやはり車中泊の醍醐味だ。気の済むまで海を眺めたあと、次の伊予ヶ岳登山口へとハンドルを切った。
コースタイム等データ詳細
YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/38768869
山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7955740.html
撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR