-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
月居山の過去の記事
2021年01月06日 列車でGo!
2020年11月15日 外れちゃったかな
2017年11月25日 お見事!奥久慈の紅葉
10月から続いた二か月の車中泊県外遠征の間も、刻々と移り変わる栃木周辺の山の紅葉情報。山SNSでフォローしている皆さんの記事を見ながら常に気に留めていた。
遠征の山行はすべからく紅葉適期を外したものだったが、天候と全体的な予定がなかなか噛み合わずやむを得なかった。せめて遠征後に、どこか一ケ所だけでも旬な紅葉を・・・という思いは捨てきれなかったのだ。
栃木周辺の紅葉は那須岳に始まり、奥日光から徐々に標高を下げ、最終的には市街地に広がる。また、茨城県の八溝山地や奥久慈も比較的遅い時期に見頃になる。特に今年は10日程度遅れているということで注視していた。
奥久慈の紅葉と言えばやはり生瀬富士と、併せて登ることの出来る月居山が代表格だ。生瀬富士は途中に痩せた岩稜がある。「茨城のジャンダルム」と称され、人気急上昇中。登山者が急増している。
自分が訪れた2017年の秋時点ではまだその呼称は無かったような気がするが、やはり訪問者が増えてくると何らかの名前が付くものだ。
〇〇アルプスなどが顕著だろう。かつて、歩く人もまばらで地図片手に進んだ稜線も、今やアルプスに格上げされている。SNSの影響力はこんなところでも絶大であることを思い知るのだ。かくいう自分も沼津アルプスなど歩いて悦に入っているから人のことを言えたものではないが😅
月居山の紅葉は素晴らしく、二匹目のドジョウ狙いで2020年にもほぼ同じルートで再訪している。だがこの時は早すぎで外れ。ストライクゾーンが狭い花に比べ、期間が長い紅葉でも自分はこのありさまだ。ドストライクで旬の景色を楽しんでいる方々は”自然への相場観”と自分のスケジュール調整力にに長けているのではといつも思うのだ。幸いにして時間が自由になった今、スケジュール調整力”だけ”は大幅にアップしたといえるかもしれない(笑)
さて、今回は月居山の紅葉一択である。生瀬富士や周辺の他の山は一切考慮せず、紅葉を眺めてカップラーメンを食べてコーヒーを味わう。それだけの山行と割り切った。
結果的に・・・
月居山の紅葉はやはり裏切らなかった。
以前に比べて僅かに葉数が少ないと感じたのは、すでに落葉が始まっているせいか、あるいは我が心眼が曇っているせいか。
いずれにせよ、なんとか滑り込みセーフでようやく今年の紅葉と決別する気持ちになれたのであった。
以前はもう少し密だったような気もするがそれでもやはり月居山の紅葉は素晴らしい
コースタイム等データ詳細
YAMAP掲載 https://yamap.com/activities/36379574
山レコ掲載 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7560932.html
撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR