-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-
臥牛山の過去の記事
2023年04月27日 榛名山周辺
天気が良さそうなので群馬へプチ遠征。
今回は今まで気になっていた山をめぐる三日間となった。
11/2(土)
台風から変わった温帯低気圧がもたらす雨が、西日本から東日本へと拡がりつつあった。天気予報では翌3日には一転して晴れの天気になるということだ。この機を逃すまじと出発する。
当初予定していた泊地は榛名山エリアでの自分の定宿ともいえる「道の駅 くらぶち小栗の里」であったが、ハザードマップで調べると土砂災害警戒区域になっているではないか。裏手にある「高崎市役所 倉渕支所」建物の裏手は土砂災害特別警戒区域にもなっている。三階建てのこの建物を土砂が直撃すればその庭先ともいえる駐車位置もただでは済まなそうな気がするのだ。
リスク回避で別な場所を探した。こちらも定宿の「道の駅 中山盆地」であった。この道の駅は高台にあるため、周囲に土砂崩れや出水があっても安全面ではかなり優位にある。また、温泉併設ということもあり連休初日の今日は車中泊者が多数訪れ、ベストな駐車位置獲得が厳しいという点が唯一のデメリットか。
想像通り、夜が明けてみればトイレ周りのスペースは半分くらいが車中泊の車で占められていたが、自分もちゃっかりベストポジションをGetできて首尾上々。夜間はトラックが入ってこなかったが、物流の2024年問題でドライバーの処遇が改善したのか?連休は走っているトラックも少ないように感じている。
11/3(日)
道の駅から見える子持山と小野子三山の大きな山体に別れを告げ、榛名山へ向けて車を走らせる。数日前の予報では午後あたりから好天となっていたが、良い方向に傾き早朝から快晴だ。風は若干あるも薄着だと寒い程度の良い登山コンディションである。
ヤセオネ峠駐車場より出発 時々イニシャルDな走りの車が脇をすっ飛んでいく
今回登るのは榛名山の北東にある五万石が最終目的地だ。YAMAPでは臥牛山から周回するルートが紹介されており、これを歩く事にした。
榛名山周辺のメジャーな山も、マイナーな山もあらかた歩いているので、今回は残った山をさらう、ピークハント的な山行になる。それでもまだいくつか残っていがそれはお楽しみに取っておくのだ。榛名山周辺は、そこにいるだけで気持ちの良い山域。何度も訪れたい場所なのだ。
臥牛山は三年前の春にも同じルートで登っているので今回は二度目。その時は北側に見えた冠雪の山が奇麗だったが今回は霞で遠望に劣るも短時間で登れる割には眺望が良い。また、榛名山の主峰群を眺めるのには良い山なのだ。
前回はピストンで来た道を引き返したが、今回は北のほうへ降りる。
YAMAPではルートがあるのだが、いざ降り始めるとほぼ直滑降ではないか。標高差30m程度ですぐに終わったが、慣れない人はやめたほうが良いレベル。アプリでルートが広く公開されていて誰もが同じところを歩く可能性がある時代、ある意味危険性が潜んでいるかもしれないと思った。
このあとも道が良くなったり不明瞭になったりするが、いささか油断をしていた。兜の緒を締めてではないが、しっかり地図を見ながらの歩きとなった。だが、たまに歩くこんなルートもまた愉し。久々にルート探しの山歩きが出来たのが良かった。
山頂から真北に標高差約30m 木につかまりながら降下 道があると思っている人は無理かも
不明瞭な箇所があると思えば長閑な稜線もあり
伯耆山から標高を130m下げた先のどん詰まり、お次のピークは空に向けて開けていた
烏帽子ヶ岳の右手の山が良い感じだが、地形図を見ると至るのは難しそう
赤城山、榛名山、子持山と共に渋川エリアでは代表的な山、左から往復した時はアップダウンに搾り取られた想い出
山頂直下は道も不明になるが上を目指して直登すれば静かなる三角点あり
地形図では五万石 三等三角点の点名は「榛名」 五万石の由来は知るべしも無し
林道に戻りゲートまで進む(車はゲートの向こうを走っているのが写ってしまった)
ルートは庸として知れず 適当に左手の稜線に乗るとピンテが出てくる
時間が早かったので昼食は榛名湖畔で 風がいくらか冷たいが天気も良くて爽快
山レコ掲載
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7435405.html
YAMAP掲載
https://yamap.com/activities/35593468
撮影使用機材
・NIKON Z50
・NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR