霧雨けぶる馬蹄形


-『スーパー地形』+『カシミール3D』+『国土地理院地図閲覧サービスデータ』にて作成-

古賀志山馬蹄形の過去の記事
    2024年02月01日  赤岩山と古賀志山西尾根と狸
    2020年04月03日  古賀志山馬蹄形縦走時計回り
    2013年03月09日  古賀志山馬蹄形縦走

 ひと月以上のブランクで10月遠征を迎える予定だ。

 流石に山が歩けるか心配なので、プチトレーニングで近場の古賀志山へ。
 山に入る時は神経質なまでに天気予報が気になる。だが、今日の予報は曇りマークで塗りつぶされている。いつもならこんな日は絶対に登らない筈だが、 気温が低いからトレーニングと割り切って歩く事にした。

 歩き出し、快調に足が進む。昨日の雨にしっとり濡れた道。まといつく湿気が幾らかうっとおしいが、やはり涼しいのが一番。 稜線に登れば涼やかな風が吹き抜けて爽快な気分になった。

 濡れる岩、木の根も滑る滑る。赤岩山稜線は厳しい岩稜が続く。いつもは楽しい岩場も今日は巻けるところはすべて巻いて安全進行に徹する。

 取り付き付近で降りてきた犬連れの人と交差した後は静かな山歩き。稜線のアスレチックゾーンを慎重に通過し、御嶽山は混雑しているかなと思いきや、 時間が早いせいか、こんな天気のせいか、先客が去った山頂は独り占め。御嶽山で一人なのはいつぶりだろうか。

 流石に古賀志山の山頂は沢山のハイカーで賑わうも、富士見峠を過ぎれば斑根石山(559mP)へ向かうハイカーもまばらとなる。歩き慣れた鞍掛尾根に入ればまた静かな山歩きへと戻った

 自分の古賀志山はほとんど真冬から早春まで。葉が鬱蒼と茂るこの時期に見る登山道の様子は、どことなく目新しく感じる。馬蹄形ルートに入るとますます静寂。 そして久々にルートミス😅これもまた愉し。

 鳥屋山直前の岩を巻く急登にはいささか足も重くなったが、やはり山を歩くのは楽しいもの。さて、10月の首尾や如何に。 当面、天気予報の傘マークが気になってしょうがない今日この頃である。


この時期の取り付き区間は結構な藪


北ノ峰に向けて急登 ふと振り返ると風が涼しい


冬場は相応に眺望あるもこの時期は生い茂る葉に覆われている


ガスに覆われるの雰囲気あるものだ


東の果ては天気が良いのかな


 


御嶽山にて


見えているのは宇都宮市内なのにガスに覆われると深山の趣


こんな日だから雰囲気あるなぁ


かつて何も無かった馬蹄形入口 道標なんて…隔世の感あり


腰掛岩までくれば後は降りるだけ


スズメバチにご注意!

概略コースタイム

駐車地発(07:04)-北ノ峯(07:40)-赤岩山(08:06)-中岩(08:34)-御嶽山(08:59)-
古賀志山(09:17)-富士見峠(09:26)-斑根石山(09:51)-540mP(10:20)-馬蹄形入口(10:36)-
鳥屋山(11:34)-腰掛岩(11:41)-駐車地着(12:05)

カシミール3Dデータ

沿面距離:10.1Km
所要時間:5時間1分

撮影使用機材
・iPhone 13 Pro Max

カテゴリー: 宇都宮の山 パーマリンク

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