昨晩の泊地は『道の駅 あいづ湯川・会津坂下』。
こじんまりした道の駅だが、トイレを含む清潔さや平坦性、トラックスペースとの間隔も良好。意外に人気が高く、営業終了時間前に既に駐車スペースの1/3程度の車中泊組と思しき車両が停まっていた。営業終了時間が19時と一般的な道の駅に比べると遅いほうだけに、トイレ目的に来る車だけの時間になってからスペースを借りるのが筋なのだが、自分を含めて若干フライング気味だったのは反省点だ。
シェードやカーテンの設置は閉店まで我慢して普通に運転席に座って本を読んでいたのだが、駐車場の回転率を下げたのは事実。
今回停めた場所はトイレ至近の平坦地であり、トラックスペースからも離れているので首尾上々と思っていたが思わぬ伏兵があった。近くにあったEVの充電設備である。
初めて知ったのだが、EVの急速充電中は充電設備から間断的にモーターの唸るような大きな音が聞こえてくるのだ。アイドリング中の車がエアコンをかけている時に、定期的にコンプレッサが廻ってその時にファンが廻る音によく似ている。
随分長い間音がしていたので、「肌寒いほど気温が下がっているのにエンジンかけっぱなし、エアコンつけっぱなしとはなんだ」と思って外をのぞいてもそういう車は停まっていない。よくよく見るとすぐそこにあったEV急速充電器から発せられていたことが判った。小一時間程唸っていた機械も充電が終わりようやく静けさが戻ってきた。
ネットで調べると、住宅地やその近辺に設置すると結構苦情が来るらしく、規制があるかと言えば現時点では何も無いらしい。将来、電気自動車が一般的になる頃には充電器の騒音規制も行われるのだろう。だが今はとにかくEV急速充電設備そばは避けた方が良いということを学んだ次第だ。
さて、五日間に及んだ福島の旅。想像通りあまり天気には恵まれなかったが、それでも家にじっとしているよりずっと良かったと思っている。4月5月はスポーツクラブも休会を届けてそれなりに気合を入れて臨んだつもりだったが、序盤出だしの静岡で車の後部クラッシュという憂き目もあり、その後根性の代車による群馬遠征三回。そしてし愛車復活後の仕上げの福島となった。
福島も群馬も予定していた箇所の半分も廻っていないし、第一頓挫した静岡県は入り口で終了した恰好になってしまった。もうすぐ正式に梅雨入り宣言があると連続した好天は望めないし、よほど標高の高い所で無いと車中泊も辛くなってくる。よって今後は、去年のように夏場に標高2000m程度の場所を泊地とする旅を少々、その後は秋から初冬にかけて力を入れていきたいと思っている。勿論コロナの状況とかも予断を許さないが、少なくとも留まる積りはない。健康寿命を考えると残された時間は砂時計のように刻々と落ちて行くものなのだ。
会津坂下までR49 R252で只見川に沿って南下、宇都宮を目指す まさに水鏡、滔々と流れる只見川
福満虚空蔵尊 円蔵寺 駐車場脇の裏山門より、しずしずと石段を登る
曇天に赤い橋が色彩を添えて美しい この後ぽつりぽつりと始まり、雨に洗われる南会津を走り抜けた
道の駅たじまに着くとなんとなく見慣れた雰囲気。まだまだ先は遠いのだが、山王峠のトンネルを通り過ぎて栃木県の標識を見た時、やはり、ホームに帰ってきたという気持ちが心に拡がった。
園藏寺のリンクで紅葉の写真がありましたが、歴史ある建造物とマッチして良い雰囲気ですね。
車中泊の悩みと言えば窓の結露がありますが、まっちゃんは何か対策してますか?
そうそう。あの紅葉の写真。一度は見て見たいですね。
車中泊の窓の結露ですが、諦めてます。
出発前に拭く以外に方策は無いようです。